荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

(娘1歳6ヶ月)雨の日の父娘

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雨の日は地面がぬかるんで滑りやすくなっているから気をつけようby夫
 

梅雨入りが迫ってきた今日この頃。

去年の今頃はまだようやく腰が座ってきたくらいで自分で動けなかったこっこにとっては、外で活動を始めて以来初の本格的な雨季。

公園に行けず、体力を持て余し赤ちゃんになるのではないかと親はけっこう戦々恐々としていますが、ひとまずこっこは雨の日の散歩が好きみたいで長靴を自分から持ってきては出かけたがるので、雨の日もフラフラしています。

雨に濡れるあじさいや葉っぱを眺めたり、水たまりに葉っぱを浮かべたり、雨の日ならではのスペシャル散歩。

また雨の日の散歩は夫もはしゃぐので(こっこの”遊びの先輩theパパ”、またの名を”大きいお友達”)、夫とこっこの2人ですっ転んで泥だらけになることもしばしば。まあ2人が楽しそうでよかったよかった。

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諏訪神社のあじさいは産前から毎年見に来ている今の季節の楽しみです

 

しかしいま迷っているのが雨の日のこっこの服装ではなく自分の服装!!

夫はこっこと遊ぶときは完全防水の釣り用ジャケットを着て長靴を履いてますが(ただどこから見ても不審者)、わたしはそこまでの装備はない・・。

傘を持っていると手がふさがってこっこと手を繋げなくなってしまうし、なんかいつもずぶ濡れです。

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本格的な梅雨に備えてレインコートを買ったほうがいいのかー。

 

梅雨入り前に決めねば!!

 

さて話は変わりまして最近は根っこつきの美味しそうなパクチーがお安くお店に並ぶようになりました。

パクチーといえば実家に帰ると父がよく作ってくれる「パクチーごはん」を作ってみました。

元はグッチ裕三さんのレシピなのだとか。パクチー好きの夫は大喜び。

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夫はこの写真のさらに2倍パクチーをかけて追いパクチーしてました

 

豚ひき肉に細かく刻んだザーサイとパクチー、しょうがをごま油と紹興酒(我が家は料理酒)で炒めて、こしょうで味付け。

これを顆粒昆布茶少々をあらかじめ混ぜておいたごはんに和えて、最後に塩で味を整えるだけ。飾りに生のパクチーをわさっと乗せます。

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分量は適当……

 

夫が血圧高めの我が家はザーサイの塩分が気になるので昆布茶と最後の塩は省略。でも昆布茶はあったほうが味に深みが出ます……。

分量の目安は、米3合に対して豚ひき100g、ザーサイ50g、きざみしょうがと昆布茶は各大さじ1。

父バージョンはこれに目玉焼きも乗せてくれるので、よりエスニックな見た目。

なかなかにジャンクな味ですが、元気になるごはんです。

材料はちょっと面倒ですが細かく刻んだほうが食べやすいです。そこでミニチョッパーが便利!! 

パクチーはおいしいなあ。

 

我が家のプランターでもいつ植えたのかわからんパクチーがにょきにょき育っているのですが、 なんか他のハーブと交配してしまったのかパクチーの見た目なのにパセリの味がする。

 

▼ガパオも食べたーい

▼愛用のミニチョッパー。離乳食にはあまり活用できなかった。

(娘1歳4ヶ月)こっこパパ大好き(3)サプライズお迎え&鮭じゃが

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空を掴む夫の両手が哀愁に満ちてました

 

こっこパパ大好きシリーズ3弾目。

先日は夫が直帰で早く帰ってきたので、こっことサプライズで駅までお迎えに。

「パパが帰ってくるって〜」と言うと、こっこは自分の靴と上着をいそいそ持って玄関ドアをばんばん叩き、「ゴーゴー!(こっこ語で「行こう」の意)」とパパが待ちきれない様子。

二人でえっちらおっちら歩いていると、こっこがブンブン手を振る先に夫がいました。

夫はわたしたちに全然気がついていなくて、なんというか小難しいような何も考えていないような複雑な表情で歩いていました。

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ノソリ……ノソリ……

 

家族の存在を意識していない素の顔の夫を見ることが出来て大変面白かったです(夫いわく「二人が迎えに来てるなんて思いもしなかったから、考え事しながら歩いてたんだよ。何考えてたかは忘れたけど」とのこと)。

 

それにしてもこっこがまだお腹にいるときは、生まれてくる赤ちゃんにはいずれパパっ子になってほしいなあと思っていましたが、なるものですねパパっ子。

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切迫早産のときに必死で抱卵活動してくれたり、産後もずっとお風呂係をしてくれていた夫の努力の結果なのかしら。

ちなみにこっこがチューしたりギューしたりする夫の写真はもちろん誕生日に額装したコレ↓です。

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あの、無駄オブthe無駄みたいな写真はすっかりこっこの大事なアイテムになりました……よかったね。

 

そういえば、こっこが最初に言った挨拶言葉は「こんにちは」でも「ありがとう」でもなく、帰宅した夫に言った「おかえり」でした。

しかし「おかえり」の言い方が「思春期の娘が面倒そうに父親に挨拶するようなニュアンス」で、あまり感動的な場面にはなりませんでしたが……。

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そのあと覚えた挨拶言葉がこれまた夫に向けた「乾杯!」なので、こっこは本当にパパ大好きっ子です。

 

そしてパパといえばカレー。

カレー好き夫に好評の「ジャーマン鮭じゃが」を、今月に入ってすでに2回も作りました。

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レシピはこちら。

 

冷蔵庫によくある野菜ですぐ出来て、かつボリュームのあるおかずなので数年前からちょくちょく作っています。

レシピでは塩鮭ですが、今回は生鮭を使用。

あとこだわりとしてはカレー風味のオクラが大好きなので、オクラが出回る季節はオクラ入りにしています。

我が家はレシピより野菜多めに作りますが、カレー粉の分量はMDHのキッチンキングとチキンカレーマサラを大さじ1ずつ(いつものインド食材店で調達)でいいかんじ。

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キッチンキングはじゃがいもやナスなど野菜との相性が抜群のマサラです〜。しかしなかなか使い切れない

 

塩鮭で作ってももちろん美味しいです。おすすめ!

でもビール飲みたくなってつらい。

 

夫の遺伝なのか、こっこもカレー好きです。

我々がジャーマン鮭じゃがの日は赤ちゃん用カレーで鮭オクラカレーを作ると、「カレェ〜!」と叫びながら嬉しそうにパクパク食べます。写真を撮り忘れたのでこれはまた別の日のズッキーニ鮭カレーです。白菜とおろしれんこん、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ入りで正直美味しいのかはわからない。

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以前の日記でこっこのカレーは「キャニオン」というメーカーのカレールウ(ミニ)を使っていると書きましたが、こっことカレーをさまよった結果が以下のようなかんじになりました。

バーモント→顆粒タイプ。甘いものが苦手なこっこに不評(わたしはおいしかった)

星の王子さま→顆粒タイプ。味はこっこに好評でしたが、あまり量を使わないので顆粒タイプだとだいぶ余らせて処分することになりもったいない……。(ルウタイプもあるみたいですが売っているのを見たことがないのでいまだ試せず)

ということでルウを小さく切って冷凍保存しておけるキャニオンがやはり重宝しています。

 

そういえば初めてこっこの胎動を感じた日もカレーを作っていたんだったなあ。

パパと一緒にカレーを食べているこっこはとても楽しそうです。

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カレー好きの血が騒ぐね。

 

▼カレーでぽこぽこ。こっこの胎動は激しかったですが、生まれてからもずっと足癖が悪くてキック力はギロチンのようです

▼夫の抱卵

 

(娘1歳4ヶ月)裏切りの赤ちゃん

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欺く赤子
 

乾杯を覚えたこっこ。

しかししつこく「かぱい! かんぱいっ! 乾杯。」と何度も乾杯を求めてきて(最後のほうはなんかきれいな発音になってる)、付き合う大人は「早く飲ませてくれ……」となるか「もう飲ませるのをやめてくれ……」となって大変です笑。

しかもこっこはよく見たら途中から自分だけマグをうまく傾けて飲んだふりをしているという、裏切りの赤ちゃん。

夫は「お酒弱いサラリーマンが飲み会でごまかしてるみたいな飲み方よ」と言ってました。

でもこの「乾杯」ブームのおかげでお茶を飲んでくれる量が増えたので、よかったよかった。

 

さてさて乾杯といえば、もうひとつ。

また村上農場さんのじゃがいも頒布会のおいもが来て、いも尽くし料理に乾杯する日々を送っております。頒布会最終回の今回は、なんと雪の下で熟成させたおいも。

数種類来たなかの、特にこちらの「雪下熟成インカのめざめ」が「ここ数年で最高の出来」だとか! うおー!!

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食べてみるとねっとり甘くて、確かにインパクトのあるおいもでした。

さっそくこっこの離乳食にも。ふだんはじゃがいもをあまり食べたがらず、しかし村上農場のおいもはきちんと食べるこっこなのですが……。

こちらのおいもはこっこの予想外に甘かったみたいで、最初の一口めは怪訝そうにべっと口から出して、出したおいもを手に取って観察し始めました。

「こっこ、おいもだよ。おいしいよ」と言ったら納得したみたいですが、それでもしばらく食べるたびに「えっ?」みたいな驚いた顔をして箸ならぬスプーンが止まっていました笑。

赤ちゃんでも「なんだこのおいもは、これはおいもなのか」となるのね、さすがだわ村上農場。

全4回の頒布会、とても楽しかったのでまた来季もお願いしようと思います。他のおいもも家族みんなでムシャムシャ完食中です。

 

じゃがいも料理は多々あれど、一番好きな調理法はやっぱりシンプルにオーブンでロースト。

今の季節は春キャベツと共にいただくのが美味しい〜!!!

夫いわく「ねっとり甘〜いおいもに、いろんな野菜の旨味を吸ってジューシーな春キャベツとお肉で美味しさ三つ巴で大変なことになっているよ、ビールに合うわぁあ」とのこと。

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作り方は、オーブンの天板にクッキングペーパーを広げてお肉や野菜を敷き詰め、塩こしょう、オリーブオイルをたっぷりかけて160℃で40分、温度を予熱なし180℃に上げて5分でじわじわ焼きます(焼成時間は様子を見て変えたりしてます)。にんにくは皮つきのまま焼くのが我が家のブーム。

↑は豚バラブロックに塩こしょうで下味をつけ、オーブンに入れる前にローズマリーを散らして焼きました。

以前はお肉もハーブやにんにくで丁寧に下味をつけてましたが、最近は時間がなくて塩こしょうで揉むだけ……でも充分おいしい。

ステーキ用のマグロの切り身&ディルに少しバターを乗せて焼いても、おいもやキャベツとベストマッチだったなあ。

 

春キャベツはフライパンで蒸し焼きローストにするのもお手軽ですが、じわじわオーブンで焼いて香ばしく柔らか〜くなったのも好きです。

 

いっぱいごはんを食べて、尾久の原公園を駆け回る夫とこっこ。

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2人とも、メタボには気をつけて大きくな〜れよ〜。

 

▼尾久の原公園でフラフラ酔っ払ってた「ゴルフやりなしゃい爺さん」とか元気なのかなー。さすがに見なかったな。

▼いもセレブ記

 

夫、偉人と並ぶ&お気に入りのキッチングッズ(沖縄編)

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怒ったベートーベンに呪われるよ、と思いましたが呪われたほうがピアノが上手になりそうだから積極的に呪ってもらったほうがいいのか

 

このブログを読んでくださっている方には重々承知の話ですが、わたしは字がだいぶ汚いほうで、汚いうえに「やる気のない字」とよく評されます。

自分でもまあ、「がんばります」と書いても全然がんばろうという気持ちが伝わらない字だなあという気がします。

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そんなわたしですら、夫の字はミミズがのたうってるみたいだよなあ、汚いよなあ……といつも思っています。

しかし夫のほうは「ぼくとあなたって字も似てるよね!」と言ってくるので、たぶん傍から見れば目くそ鼻くそ夫婦なんでしょう。でも、どちらかというとわたしが目くそで夫が鼻くそではないでしょうか?

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上のまんがの2コマ目は、夫が「ぼく、別に字は汚くないんだけどね?」と書いてくれた夫の直筆です。

うちのマンションは駐輪場に関してのアンケートは取っていないのでアンケート内容はフィクションですが、夫が「ディテールにこだわる」と無駄にリアルな返答をしてくれました。

でもアンケートを提出したのは本当の話なので、理事会の方々は夫の字が読めたのですかね。読めなくても、伝わったんですかねえ色あせない不変の旋律は……。

 

さてそんな夫ですが、相変わらず出張が続く日々。よく行くのが沖縄です。

ということで沖縄でナイスなお土産をいろいろ買ってきてくれるのですが、このたびわたしのなかのベスト・オブ沖縄土産が決まったので発表します。

それがこちら、謝花きっぱん店の「冬瓜漬」! 

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冬瓜の砂糖漬けです

 

琉球王朝の時代から300年受け継がれてきた伝統的なお菓子とのこと。

外側が砂糖でシャリシャリしていて、噛むとサクシャキッとして独特の食感。そして口のなかで濃厚な蜜のような甘い味が広がったかと思うと、冬瓜がすっと消えている不思議……。こ、これは美味しいです。

作るのに大変な手間がかかることから、むかしは琉球の王族しか食べられなかったお菓子なんだそうな。そんなお菓子を庶民も味わえて、いい世の中になったもんだ。

同じお店の橘餅(きっぱん)も買ってきてくれましたが、わたしは冬瓜漬にハマりました。でっかい冬瓜1個ぶん食べたい。お取寄せも出来るけど、送料高いんだよなあ〜。銀座の沖縄物産館にあるかしら。

おすすめです!

 

沖縄の仕事相手の方からは「美味しいよ!」と「アーサ(あおさ)」とかつおぶし粉をいただきました。沖縄はなにげにかつおぶしの消費量が全国1位なんですよね。

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かつおぶしはビタミンDや亜鉛も豊富だし、こっこにも積極的に摂らせて骨太な赤ちゃんに育てねば。

 

そしてもうひとつ、前回の日記に引き続きお気に入りのキッチングッズ。

沖縄の家庭料理「にんじんしりしり」を作るための「しりしり器」

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「しりしり」とは千切り、おろす、という意味の方言らしいです。

 

我が家は夫がにんじんしりしり好きで、2週に1回くらいは作ります。

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もともと100均で買った千切り器を6年くらい使っていましたが、さすがにあまり切れなくなってしまって。それでも無理やり使っていたら手が滑ってザクー!!! とやってしまい、とてもとても痛かった。

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そこでしりしり器を新調することを決意。

以前から沖縄料理好きの友人に「スターライオン印のしりしり器が沖縄でも人気で、使いやすいよ」と聞いていたので、ず〜っと憧れていたスターライオンのしりしり器をついに!!

 

しかし夫に出張のついでに買ってきてくれるように頼んだら、那覇市内のスーパーを4件くらい回ってもスターライオンのしりしり器が見つからなかったそうで。

よく調べたら新潟のメーカーが作っているとかで、沖縄で探さなくても普通にかっぱ橋のキッチンワールドにありました笑。

 

さすが沖縄で長年愛されているというしりしり器。今までの苦労はなんだったの、というくらい素早く大量のしりしりが出来ます。

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最初はにんじんしりしり用の6mmタイプだけ買いましたが、じゃがいものガレットが好きなのでパパイヤやじゃがいも用に太いしりしりが作れる8mmタイプも買いました。

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にんじんしりしりの作り方は、しりしりは蒸して作るのが好きでこちら↓とこちら↓のレシピを合わせて参考にしています。

蒸すことでにんじんの甘みや旨みがしっかり出て、味付けは塩だけで充分なくらい。

ということでうちは味付けに白だしは使わず(下のレシピでは白だしを使っていらっしゃいます)、まずにんじんをしりしりして、少量の油をひいたフライパンにバサッと広げて軽く油をなじませたら蓋をしてじっくり蒸します。

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にんじんに火が通ったら塩を加えて軽く混ぜ、塩少々を加えた溶き卵とツナ(ツナはなくても充分おいしい)を加えてできあがりー。かつおぶしをかけても。

サンドイッチにしてもおいしいので翌朝用にとタッパにいっぱい作りますが、たいてい一瞬で食べてしまいサンドイッチにできません。

 

ということで、今日もしりしりー。明日もしりしりー。

響きがいいですね、しりしりー、しりしりー。(ベートーベンの『運命』のリズムで)

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(雑な日記の結び方だ)

 

▼しりしりの献立日記があった〜。なつかしい

▼ミモザサラダ作りにも便利です。そういえば今年は我が家のミモザは咲かなかった……

(娘1歳3ヶ月)人間……とひな祭り

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おまたおっぴろげて……

 

わが家のおむつ換えのテーマソング。

それは

「♪おむつ換えますかー 人間やめますかー」

をひたすら繰り返す歌。

 

♪おむつ換えますかーっ 人間やめますか〜

↓ちょっと低く転調

♪おむつ換えますかー 人間やめますかー

(最初に戻って永遠に繰り返し)

 

です。

繰り返し歌っていると、なんだか楽しい気分になってきます。

特に元ネタはなく、突然湧いてきたものです。

そういえば、たいていの家庭は赤ちゃんが生まれるといつのまにか赤ちゃんのためのオリジナルソングが出来ますよね。

わたしには母が作ってくれた「ふっといあんよ」、夫も「おっとくんはいいおとこ」という夫母によるオリジナルソングがあります。

もしかすると赤ちゃんは生まれてくるときに自分だけの特別な歌を携えているのかもしれない、それを親はいつのまにか受け取るのかなあ……、なんて微笑ましく思っていましたが、こっこはコレか。

 

ということでこっこが生まれて退院した頃から歌っているので、こっこも最近はおむつ換えのときにお尻丸出しのおまたおっぴろげな姿で「ニンゲン……人間ヤァ」と歌うようになってしまいました。

なんかどうしよう。

 

さて、3月3日は人間ヤァのひな祭りをしました。

暴れこっこが触りたがるので飾りは最小限にして、彼女の手の届かない本棚の上へ。つるし雛は引きちぎられそうだし、緋毛氈なんか敷いた日にはテーブルクロス引きをされるのだろう。

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来年は普通に飾れるのだろうか……

 

昨年の日記を見返したら

(来年に向けて)のんびりとこっこなりのおひなさまのお祝いを作っていこうかと思います。

と書いていて、「いや、作るどころか減らしてるよ」な今の状況が笑えます。

でも去年の今頃は、今年のこっこがこんな我が物顔で家や外を闊歩するようになっているなんて、全然想像もつきませんでした。

1年の成長に感謝です。

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桃の節句のプレゼントにマラカスをもらいました

 

ひなまつりのごはんはこっこに薄味のちらし寿司を作って、クマの型で抜いて隣にこっこの名前を薄焼き卵で作って可愛くしてみました。

すると完全に事件現場のダイイングメッセージみたいになりました。

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こっこのひなまつりごはんはちらし寿司と鮭のソテー、れんこん、菜の花のおひたしとコーンポタージュでした

 

夫には「余計なことしなくていいんじゃないかい」と言われました。もうしない。

今までごはんに混ぜていないと食べてくれなかった鮭のソテーは、野菜あんかけをかけたら食べてくれました〜(写真はあんかけ前)。

最終的にはこっこによって全部混ぜごはんになっちゃいましたが……。魚あんかけ案をコメントでくださったrunさん、ありがとうございました!

大人はちらし寿司とハマグリの潮汁を楽しみました。いや〜美味しかったな。

 

もひとつおまけに、夫の大好物の山菜「こごみ」が手に入ったので春の味ごはん。

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こごみは胡麻和えにしました。少しぬめりがあって食感が楽しい。そして山菜なのにアク抜きがいらなくて、ただ茹でるだけでいいから楽ちんだ。

花粉の季節は腸が詰まっていると症状がひどくなる気がするので、整腸作用豊富なこごみは大事!

 

冷奴には菜の花としらすの出汁びたしをかけて。菜の花は茹で汁がいい味になるので、茹で汁にちょっと出汁を足すだけでごちそうですなあ。

左のお皿にある黄色いお花のついた菜っ葉は、中国野菜の「紅菜苔(コウサイタイ)」、またの名を紅菜花(べになばな)。

菜の花と同じ頃が旬の野菜で、初めて買いました。ごま油で炒めてきんぴら風に。

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シャキシャキで美味しかった〜。

赤い茎が特徴なのですが、炒めると緑色に。ということで調理前の姿を写真に撮っておけばよかったな。

独特な見た目に反して癖も苦味もなく、菜の花のような辛味は少しありつつも食べやすかったので旬のうちにまた買おうと思います。次はにんにくと炒めたい!

 

ちなみにメインは豚とキャベツ炒めでございました。フライパンごと食卓へ……。

ということで春の味というか、荒川家はアブラナの天敵かというくらいアブラナ科摂り過ぎな食卓でした。

 

こっこのごはんには最近菜の花をよく使います。昨年こっこの離乳食が始まった頃は菜の花は旬じゃなかったので、今シーズンが初・菜の花。

栄養価も高いしこっこも食べやすいみたいなので、春のパワーをつけてにょきにょき育てよ。

来年のひな祭りにはどれだけ大きくなっているのかな、楽しみだねこっこ。

人間はやめないでおくれね。

 

▼昨年のひなまつり

  

バレンタインのケーキ&村上農場のおいもパーティー

先日、日頃の夫への感謝祭ということでバレンタインのパーティーをしました。

ということで今日は写真日記です。

 

バレンタインのケーキは夫リクエストで、チョコレートシフォンケーキ!

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バレンタインらしくチョコチップも入れました。

夫いわく「単調になりがちなシフォンケーキだけど、チョコチップが入ることで温かいうちはフォンダンショコラのようにチョコがとろけて美味しいし、冷めたらカリッとした歯ごたえが加わってとてもいいね。甘さ控えめの生クリームも必須だねピーチクパーチク」とのこと。喜んでくれてよかったよ。

 

レシピはTOMIZのチョコチップシフォンを参考にしました。砂糖はシフォンも生クリームもてんさい糖で。

そういえば昨年もバレンタインにシフォンケーキを焼いたんだったなあ。こっこが寝ている隙にバタバタ準備して、メレンゲを立てるところでこっこが泣いたりして。

あの頃のこっこはようやく首が座りだした頃だったか。

今年はなんと材料を混ぜるのを手伝ってくれました。途中でボウルを持って逃走したので、強制着席で手伝ってもらっています笑。

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こっこは「しろくまちゃんのほっとけーき」の絵本が好きで、日頃のおもちゃもボウルと泡立て器。かき混ぜ係は自分だと思っているみたいです。

 

愛娘の手作りケーキ、夫はさぞ嬉しかったのではないでしょうか。

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実はケーキはオーブンから出すのが遅くなって、ちょっとしぼんじゃったのですが……。まあ、夫は美味しい美味しいと食べてくれたからよしとしよう。

ケーキを出すのが遅れた理由はこっこの世話とかじゃなくて、わたしが今更「教場」を読んでいたせいでオーブンの終了音に気づかなかっただけだという。面白いですね教場。

 

そしてそして、夜はおいも祭り。

教場ではなく村上農場のじゃがいも頒布会のおいもが今月も届きました。

ということで前からやってみたかったラクレットに挑戦。

野菜とミートボールをあらかじめ焼いておいて(時短でグリルフライパンで。おいもはレンジで蒸しておいて)、ラクレットチーズを溶かしているあいだは野菜は温めたオーブンで保温。

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写真の一番左下の黄色い中身のおいもが「インカの瞳」、その隣の赤いおいもが新品種の「あかね風」、茶っぽいのが「はるか」、そしてまだらの紫色っぽいのが「デストロイヤー」(まだら模様がマスクマンっぽいから、この名前)

 

この色とりどりの個性豊かなおいもに、トロトロのラクレットチーズをブヒョーとかける!!

ウヒョォ〜。

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夫、狂喜乱舞。

家族でお腹いっぱい、楽しいバレンタインとなりました。

しかし大量のチーズに加えてチョコシフォンケーキも1日で全部食べてしまって、カロリーが……怖い……。夫は吹き出物でました。

 

その他のおいも料理の記録。

まずは定番のオーブンでローズマリー焼きもしました。

今回の頒布会ではデストロイヤーがローストにおすすめされているだけあって、ほくほくで本当に美味しかった〜。

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こっこにも早く食べられるようになってもらいたいものだ。楽だから

 

続いて夫からのリクエストで、「タサン志麻さんのフランス風グラタン」。

牛肉のトマト煮の上にじゃがいものピュレをかけて、チーズをかけて焼き上げます。これもまた美味しかった〜。簡単なのに手のこんだ料理に見えて、さすがです志麻さん。

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続いて試したのは、おいもの炊き込みごはんとポテトサラダ。

炊き込みごはんはアンデスレッド、ポテトサラダは北あかりという種類を使いました。炊き込みごはんはおいもごと炊いて、炊きあがったところにバターを混ぜ込みます。

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我が家はごはんはジオで炊くので、しっかり浸水させて水を切ったお米2合に対して水の代わりに昆布だしを2カップ。塩を小さじ1弱加え、おいもを乗せて、あとは普通に炊くだけです

 

お箸が止まらない味でした〜。

たらこも用意していましたが、おいもの味が濃くてもう充分!

たらこの出番がなかったです。

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他にもカレーを作ったり、いろいろ楽しみました。

もちろんこっこも美味しいおいもを全種類堪能。イモ・テイスティング・アカチャン。

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こっこカレーはキャニオンの「こどものためのカレールウ」を、1cm角くらいに割って使って、野菜でとったブイヨンとかぼちゃペーストでのばしてます

 

こっこは「インカの瞳」への食いつきが特によかったような。

ムチムチもっちりな食感の「サッシー」は角切りにしてシチューであげましたが、ちょっと赤ちゃんにはむっちりしすぎて飲み込みづらかったみたい。

でも「無理しなくていいよ」と言ったのに美味しかったみたいで、えづきながらも完食してました……。

ちょっとでも食感が気に食わない食べ物は吐き出して食べない人なのですが、村上農場のおいもは頑張ってでも食べたいようです。

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次回の頒布会は来月末。どんなおいもが来るか、ワクワクです。

 

そして地味な話をすれば、美味しいじゃがいもが家にあると献立が作りやすくて重宝するな〜としみじみ思います。

こっこの離乳食も「あ、今日どうしよう何も考えてないや……」みたいなことがあっても、とりあえず玉ねぎとにんじんとおいもとタンパク源のお肉or魚さえあれば和でも洋でもなんとかなる! そこに冷凍のきざみほうれん草か、かぼちゃがあればもう言うことなしよ!

そして夫のごはんも「あ、今日どうしよう何も」というときは(以下、上と同じ)。

 

また、こっこが寝ている隙に野菜を切っておいて、あとは夕食の時間にオーブンに突っ込んで天板ごとテーブルにドンと出しても夫は「わぁい今日のごはん豪華〜、おいもが美味しいからごちそうだねえ」となんだか騙されてくれるし、簡単な調理法で主役になりうる美味しい野菜って本当にいいことづくめです。

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 乱暴な調理……

 

▼前回のおいも祭り

 

▼昨年のバレンタイン。体力つらかった頃だったなー

▼村上農場さんのオンラインショップです

(娘1歳2ヶ月)こっこパパ大好き(1/2)&せり鍋

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「ヴォォォォォぱぱぁあああああ」と、物凄い泣き方だった笑。でも夫はもう「こっこちゅゎん、ぱぱを待っててくれたのね」とデレデレでした

 

パパ大好きなこっこ。

散歩のときも夫が少しでも離れると「パパいなーい!」と探しまわったり、わたしと二人のときは道路を歩きたがるくせに、夫が一緒のときはすぐ夫に抱っこをせがみます。

夜寝るときも「パパ〜」とベッドを抜け出してお風呂場の夫を呼びに行ったり。そしてパパを見つけると「パパいたね!」と満面の笑みでパパの手を引いて寝室に戻ってきます。

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甘えん坊!

夫が寝室に来たらもう用はないのか、夫は放置なんですが。

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さてそんな甘えん坊こっこですが、なぜかは知らねどやたら夫やわたしにおやつを食べさせてきたり、お風呂のときも手に泡をつけて「ママ!(そこになおれ)」と人の顔にべチーンと泡をつけて洗ってくれようとしたり、謎の面倒見の良さがある一面も。

先日は夫におやつのビスケットを食べさせようとしたら、そのタイミングで電話が来て夫が書斎にこもってしまって。こっこは書斎の前でビスケットを持ったまま立ち尽くし、猛獣のような叫びを上げて大泣き。

その後はパパにあげたかったビスケットを握りしめ、他のビスケットを食べ尽くして最後の1個になってもパパのぶんは食べずに「パパァ……」と言いながら我慢している様子が、我が子ながらいじらしくて可愛かったです。

握りしめていたせいでビスケットはすっかりネチョネチョしていましたが笑、夫も電話が終わると書斎から飛び出してきて、「こっこちゃん、ありがとう〜」と大変嬉しそうに食べてました。これからも父子仲良くしてちょうだい!

 

話は変わりまして、夜ごはん。

八百屋さんに美味しそうなせりがあったので夫がせり鍋を作ってくれました。

写真を撮る前に取り分けてしまって……今度写真撮り直しておこう笑。

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お出汁は濃いめに取った昆布だしと酒、白だしで味付け。

鶏もも肉、椎茸、豆腐、長ネギを煮て、そしてせりをしゃぶしゃぶするくらいでいただきます。せりは根っこ付きの新鮮そうなせりをたっぷり用意するのがポイント!!

シンプルな鍋ですが、せりのシャキシャキした歯ごたえと香りが楽しめて、そしてせりの旨味と鶏ももの旨味が相乗効果を生み出して大変滋味深いというか。ものすご〜〜く美味しかったです!

せりはビタミンも豊富で、鎮静作用や血栓を予防する効果もあって栄養豊富な野菜なんですよね。

まさに鍋を食べた日はちょっと頭が痛くて夫に夕食当番をお願いしたのですが、食べているうちになんだかじわじわ元気が出て完全復活しました。

夫にレシピの詳細を聞きましたが「昆布はっただしに白だしだけだよ〜」とのことで目分量らしい。

いやあ、せり最高。もっと食卓に登場させたいなあ。

あまりにも美味しくて、その日の夜はまた八百屋さんに行ってせりをダンボールいっぱい買おうとして、八百屋さんに「足が早いけど食べ切れる?」と心配されるというリアルな夢を見るくらいでした。

 

これは夫が仕事で仙台出張が多かったときに、仙台の方によく連れて行っていただいていたせり鍋のお店の味を、わたしにもぜひ食べさせたいと作ってくれたもの。

仙台も家族で絶対行きたいよね〜、上野から新幹線ですぐ行けるし今度行ってみようか、と鍋を食べつつ話していたら、その翌日にまさかの大きな地震。

夫の仕事関係の方はご無事だったみたいですが、まだ油断できない状況なので被害が広がらないことを祈るばかりです。

その方は、石巻の「白謙のかまぼこ」とか宮城の美味しいものをたくさん夫に教えてくださって。夫が出張先から「◯◯食べたよ〜」という連絡をくれるたびに、わたしは悶ていました。

なんというかその方一人でもう仙台のイメージは最高なので、いつか会えたら握手していただきたいな。

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いや、握手どころか表彰させていただきたい

 

そうそう白謙のかまぼこと言えば、なんと「白謙のかまぼこと萩の月のセット」なんて罪なものが「仙台プレミアム」という名前で売り出されています。

プリプリの笹かまと萩の月が同時に家にあるなんて、しょっぱいものと甘いものの永久機関になってしまうではないか。

工場などはご無事だったみたいなので、仙台応援を兼ねて今月誕生日の友人に仙台プレミアムを送ることにしよう(ああ、自分のぶんも欲しい……)!

 

それにしても地震、もう大きなものは起こってほしくないな。

 

▼こっこの成長記録

▼香り鍋、最近作ってもらってないな