こんにちは。我が家は今、おいもセレブです。
いもセレブ荒川家と呼ばれてもいい。
ふっふっふっふっ。笑いが止まりません
こちらはすべて、上士幌町の村上農場の野菜です。
今季のおいもの頒布会に申し込んで、にんじんやかぼちゃ、にんにくも一緒に注文してみました。
野菜がぎゅうぎゅうに詰まった箱が届いたときは思わず夫と小躍り……。
まるで宝箱を開けたかのような気持ち(ある意味パンドラの箱ではあった)
村上農場は約30種類ものじゃがいもを特別栽培、さらに熟成するなどして、それぞれの品種の個性を最大限に引き出した美味しいじゃがいもを精力的に作られている農場。
▲ものすごく美味しい。
今回の頒布では北海こがね、男爵、北あかり、インカのめざめ、ヨーデル、こがね丸という6種類のおいもが来ました。
写真ではこがね丸がもうないです。届いた瞬間に全部食べました。
こがね丸はむっちり系のおいもなので、「ヤンソンさんの誘惑(←料理名)」にしていただきました。じゃがいもと玉ねぎとアンチョビのシンプルなグラタン。
(メモ)こがね丸を4個(来たおいも全部)、玉ねぎ1個。玉ねぎを多めのバターでじっくり炒める。細切りにしたじゃがいも(半分量)を油を薄く塗った耐熱容器に敷き、その上に玉ねぎとちぎったアンチョビ、黒胡椒。またじゃがいも→玉ねぎ→アンチョビの順番に重ねて、豆乳100g、牛乳200g、アンチョビの汁少々を軽く煮立たせたものを注ぎ、粉チーズ、切ったバターをのせて焼く。バターは無塩バターを玉ねぎ炒め用含め40gくらい使ったかも。アンチョビ多めだったので塩なし。焼く前にパン粉をふるのを忘れたけど美味しかった。
おいもがむっちむちで美味しくて、ヤンソンさんとはどこの誰なのかとかそれどころではなかった。
立派なかぼちゃはどうやって食べようかな。こちらは家で追熟させて甘〜くします。オマケの坊ちゃんかぼちゃも嬉しい!
こっこはにんじんが気になるらしい。
ひとまずにんじんはキャロットラペにして、フライパンで即席マフィンを焼いて朝ごはんのサンドにしました。あま〜い。
さてさて我が家と村上農場の出会いは、GWの前あたりにNHKでコウケンテツさんの「コウケンテツの日本100年ゴハン紀行」の北海道編が再放送されていて、こちらのじゃがいもの紹介があったこと。
農場の奥さまがとても料理上手で、しかもじゃがいもをきちんとテイスティングしてから出荷するという徹底した姿勢&作物への愛がかっこよくて、夫がすぐに「これは食べたーい!」と取り寄せました。
その5月に頼んだおいものラインナップはこちら。
おいもの入ったケークサレが食べたかったので、ケークサレを焼きました。おいも主役のケーキになって美味しかった〜
5月は離乳食を始めたばかりだったこっこも、初めて食べたおいもが村上農場のおいも(サッシー)。茹でてすりつぶしたものを喜んでパクパク食べてくれました。
すばらしいイモ人生のスタートを切った
農場からは丁寧なレシピや保管方法、おすすめの食べ方のリーフレットが同封してあります。これを読むのも楽しい〜。
わたしたちは、「フライドポテトに最高!」という品種の北海こがねをフライドポテトにしたりー
煮るのにおすすめなおいもをごろごろ肉じゃがにしたり
夫が頑張ってコロッケも揚げてくれました。
また今回もコロッケ作ってもらいたいな。
以上が5月に楽しんだおいも。
今回のおいもは「ふかす」調理をおすすめされている品種が多いので、まずは男爵で基本のじゃがバター。
ほくほく!
そしてひとまずこっこには、今回来たおいもとにんじんで離乳食を作ってあげました。
じゃがいも、玉ねぎ、にんじんと真鯛のリゾット。味付けに少し鉄分入りキャンディチーズをちぎって入れています。
野菜のだしが美味しい
ごきげんで完食してくれました!!
もうほんと……にっこにこでした。
こっこはザラっとしたおいもや、「よく煮てもちょっと固いかな」というにんじんは絶対に食べてくれなくて(味というより食感が気になるのか)、おいもはメークイン系を使ったりもしましたが、そこまでおいもが好きじゃなさそうでした。
久しぶりに完食してもらえてすごく嬉しい。
村上農場のおいもとにんじんなら食べてくれるのね!!
最高に美味しい野菜を北海道から取り寄せたら食べてくれるのね……!!
でも離乳完了前から美食家を目指すのはやめてほしい。
0歳にしてパンドラの箱を開けてしまったこっこの明日はどっちだ。
▼パンドラの箱
▼(追記)その後。第3回頒布会の様子はこんなかんじです