おまたおっぴろげて……
わが家のおむつ換えのテーマソング。
それは
「♪おむつ換えますかー 人間やめますかー」
をひたすら繰り返す歌。
♪おむつ換えますかーっ 人間やめますか〜
↓ちょっと低く転調
♪おむつ換えますかー 人間やめますかー
(最初に戻って永遠に繰り返し)
です。
繰り返し歌っていると、なんだか楽しい気分になってきます。
特に元ネタはなく、突然湧いてきたものです。
そういえば、たいていの家庭は赤ちゃんが生まれるといつのまにか赤ちゃんのためのオリジナルソングが出来ますよね。
わたしには母が作ってくれた「ふっといあんよ」、夫も「おっとくんはいいおとこ」という夫母によるオリジナルソングがあります。
もしかすると赤ちゃんは生まれてくるときに自分だけの特別な歌を携えているのかもしれない、それを親はいつのまにか受け取るのかなあ……、なんて微笑ましく思っていましたが、こっこはコレか。
ということでこっこが生まれて退院した頃から歌っているので、こっこも最近はおむつ換えのときにお尻丸出しのおまたおっぴろげな姿で「ニンゲン……人間ヤァ」と歌うようになってしまいました。
なんかどうしよう。
さて、3月3日は人間ヤァのひな祭りをしました。
暴れこっこが触りたがるので飾りは最小限にして、彼女の手の届かない本棚の上へ。つるし雛は引きちぎられそうだし、緋毛氈なんか敷いた日にはテーブルクロス引きをされるのだろう。
来年は普通に飾れるのだろうか……
昨年の日記を見返したら
(来年に向けて)のんびりとこっこなりのおひなさまのお祝いを作っていこうかと思います。
と書いていて、「いや、作るどころか減らしてるよ」な今の状況が笑えます。
でも去年の今頃は、今年のこっこがこんな我が物顔で家や外を闊歩するようになっているなんて、全然想像もつきませんでした。
1年の成長に感謝です。
桃の節句のプレゼントにマラカスをもらいました
ひなまつりのごはんはこっこに薄味のちらし寿司を作って、クマの型で抜いて隣にこっこの名前を薄焼き卵で作って可愛くしてみました。
すると完全に事件現場のダイイングメッセージみたいになりました。
こっこのひなまつりごはんはちらし寿司と鮭のソテー、れんこん、菜の花のおひたしとコーンポタージュでした
夫には「余計なことしなくていいんじゃないかい」と言われました。もうしない。
今までごはんに混ぜていないと食べてくれなかった鮭のソテーは、野菜あんかけをかけたら食べてくれました〜(写真はあんかけ前)。
最終的にはこっこによって全部混ぜごはんになっちゃいましたが……。魚あんかけ案をコメントでくださったrunさん、ありがとうございました!
大人はちらし寿司とハマグリの潮汁を楽しみました。いや〜美味しかったな。
もひとつおまけに、夫の大好物の山菜「こごみ」が手に入ったので春の味ごはん。
こごみは胡麻和えにしました。少しぬめりがあって食感が楽しい。そして山菜なのにアク抜きがいらなくて、ただ茹でるだけでいいから楽ちんだ。
花粉の季節は腸が詰まっていると症状がひどくなる気がするので、整腸作用豊富なこごみは大事!
冷奴には菜の花としらすの出汁びたしをかけて。菜の花は茹で汁がいい味になるので、茹で汁にちょっと出汁を足すだけでごちそうですなあ。
左のお皿にある黄色いお花のついた菜っ葉は、中国野菜の「紅菜苔(コウサイタイ)」、またの名を紅菜花(べになばな)。
菜の花と同じ頃が旬の野菜で、初めて買いました。ごま油で炒めてきんぴら風に。
シャキシャキで美味しかった〜。
赤い茎が特徴なのですが、炒めると緑色に。ということで調理前の姿を写真に撮っておけばよかったな。
独特な見た目に反して癖も苦味もなく、菜の花のような辛味は少しありつつも食べやすかったので旬のうちにまた買おうと思います。次はにんにくと炒めたい!
ちなみにメインは豚とキャベツ炒めでございました。フライパンごと食卓へ……。
ということで春の味というか、荒川家はアブラナの天敵かというくらいアブラナ科摂り過ぎな食卓でした。
こっこのごはんには最近菜の花をよく使います。昨年こっこの離乳食が始まった頃は菜の花は旬じゃなかったので、今シーズンが初・菜の花。
栄養価も高いしこっこも食べやすいみたいなので、春のパワーをつけてにょきにょき育てよ。
来年のひな祭りにはどれだけ大きくなっているのかな、楽しみだねこっこ。
人間はやめないでおくれね。
▼昨年のひなまつり