夫も「磨くと光るもんだね」とか言ってますが、ガーゼでの執拗な乾布摩擦により角質が落ちたんでしょうね……布団に……
こっこの謎のブーム、それが夫のすね毛だらけのすねをガーゼでひたすら磨く
「パパ磨き」
という遊び。もちろんわたしも強制的に付き合わされています。
朝の貴重な10分間を使ってぴかぴかに磨き上げる夫のすね。
その10分で他にやりたいこともあったよ。いや、そういうことを考えるのは野暮だな……。
話は変わりまして、こっこと西洋美術館の「自然と人のダイアローグ展」を観てきました。
西美とドイツの美術館のコレクションをコラボ大放出ということで、まさに2つの美術館の常設展を回った気分。貴重な時間を夫磨きではないことに有益に使えました。
んが、土曜の午後に行ったので大変混んでた〜……。
せっかくのホドラーを見損ねたので今度平日にゆっくり再訪したい……
展覧会のメインビジュアルのひとつになっているカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの《夕日の前に立つ女性》を観たくて行った展示でしたが(↑の写真では一番左端にあります。素敵な作品でした!)、こっこが今展で観た絵のなかで一番気に入ったのはミロとのこと。
しまった、それならこないだBunkamuraで開催されてた企画展に連れていってあげればよかった。
夫もわたしも「ミロは今までけっこういろいろ観てるから、こっこ連れて渋谷までがんばって行かなくてもいいよね〜」と話して。
だけどこっこにとっては全てが新鮮な出会いなんだよなあと思うと……反省しました。
取り急ぎ美術館でポストカードと、古書店でミロの画集を購入しました。ごめんよこっこ!
そういえばこっこですが、2歳7ヶ月の終わりよりアクリル絵の具デビューしました。
何かモチーフを描く、というよりは筆と筆で追いかけっこしたり、お話を作りながら絵の具を画用紙に乗せていったり。
絵の具が服につくと落ちにくいのでスモッグ必須です。しかしこの日のこっこは「暑い」と言って脱いでしまい、案の定肌着に絵の具をべっとりとつけた
もちろんアクリル絵の具は手につくと肌荒れしたり、目や口に入るとよくない画材なので親はいろいろ気をつけねばですが、こっこは発色の良さが楽しいよう……。
これは筆を逆さにして軸でぐるぐるやっているところ。ちなみにフライングタイガーのアクリル絵の具です
そうしてぐちゃぐちゃと書いていって、あとで乾いたものを切ったりすると思いがけずかわいいものや不思議なものが出来たりして何度も楽しい。
こっこも「これエリックカールさんの絵本みたい!」とご満悦
夫もこっこと絵を描くのが好きなのですが、夫の場合は監督者という立場を忘れて絵に夢中になりすぎて、なんだったらこっこより汚れている笑。
夫用のスモッグもいるかな……
今回も夫とこっこを2人にしていたら、2人して手が絵の具だらけになっていました。夫め。
そんな絵の具のついた手を洗うときは紙石鹸がおすすめです(ボロボロと手についた絵の具が取れる!)。
美しいものを観たり、楽しい遊びをしたり。
それが子ども時代だけの限定的な思い出ではなく、こっこが大人になっても能天気に何かに感動できるような、未来がもっと気楽で夫のすねのようにペカペカな世の中であればいいな、なんて思いました。
▼こっことお絵かき遊び。
ちょうど約1年前、1歳8ヶ月の頃から使っているフィンガーペイント用の絵の具もまだまだ楽しいみたいです。
手形でカニ
昨年のこっこ↓と比べると、絵の具や糊で手が汚れることを以前より気にしなくなったかも。
そしてホワイトボードお絵かきも。
アクティビティボードの歯車のおもちゃをこっこが「床に置いてやりたい」と取ってしまったので、「どうすりゃいいんだこの壁に打ち付けたデカブツは」としょうがないのでこっこの新たな気づきを生み出せるかなと、ホワイトボードシートを貼りました。これはこれで書いたり消したりハマるようです。
でも楽しいのはいいけどペンのふたすぐなくす!!!
▼がんばってつくったアクティビティボード。「ホワイトボードで遊ばせたいけど、まだ先かな」と2年前の自分が言っているな。ホワイトボード(シート)デビューは2歳6ヶ月でした。