荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

荒川区の3〜4ヵ月健診へ行ってきました

荒川区の3〜4ヵ月健診(3~4ヵ月児健康診査)

※2020年3月の、まだコロナも流行りはじめで得体が知れなかった頃の健診の日記です。現在の保健所の対応や感染対策はより強化されています!

コロナ禍のなか万全の準備?

先月、こっこの3〜4ヵ月健診(3~4ヵ月児健康診査)へ行ってきました。会場は荒川区保健所(がん予防・健康づくりセンター)。

すでに新型コロナの感染者が東京都でも増えていたので、集団健診は延期か中止かなあと思っていましたが、特に変更の連絡もなく「通常どおりか……」と少しドキドキ。

正直、保健所に相談して自主的に延期にさせてもらうか、予防接種を受けているかかりつけの小児科で自費でも個別健診をお願いするかギリギリまで迷いましたが、「感染対策をしている」とのことだったので健診に行くことにしました。

4月からは受付時間が個別にずらされる配慮が始まったみたいです。

※※4月8日の緊急事態宣言を受けて、荒川区の乳幼児健康診査もすべて延期になったみたいです。

実際健診に行ってみて、保健所の感染対策がどうだったかというと「そりゃ集団健診は絶対延期にしたほうがいいわ」と、対策の限界を感じました。

(注:3月の健診の感想です。その後、感染対策はだいぶ強化されたみたいです!)

もちろん保健所側の対策だけではなく、わたしやこっこや他の母子も無症状感染者かもしれないとすると、もうどうにもならないですよねこれは……。

そもそも生後3〜4ヵ月の母子なんて体力と免疫力が弱い人たちの集まりみたいなものでは。

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自分がコロナかどうかも正直わからん

 

ということで、もし健診が中止になったお母さんが検索などでこの記事にたどり着いたとしたら、「今は中止で越したことはないですよ!」と言いたいです。

しかし治療が必要な異常を見過ごしてしまうのも心配。集団健診が延期や中止になっても、できれば個別健診でお医者さんに診ていただくことは必要なんじゃないかなとは思います。どうせ予防接種で月1回は小児科に行く時期だし……。自治体が今後そのあたりを支援してくれたりするのかしら。

ひとまず健診でどのような項目がチェックされるのか、こちらの「乳幼児健康診査身体診察マニュアル」を見ておくとよいかもしれません。

https://www.ncchd.go.jp/center/activity/kokoro_jigyo/manual.pdf

 

2020.6 追記:荒川区の乳幼児健診は、6月から段階的に再開するみたいです。さすがに対策に手探り感のあった3月よりも、安心して受けられるように区もばっちり準備してくださっているのではないでしょうか。

健診当日の持ち物

そんなこんなで迎えた健診当日の思い出をば。

朝は家族全員で検温して熱、咳などの症状がないことを確認。

持ち物は、

・健診中に使うバスタオル

・着替え(肌着、カバーオール)

・ガーゼ3枚

・おむつ4枚

・おむつ用ゴミ袋

・おしりふき

・母子手帳、問診票、アンケート

・除菌アイテム

などを大きめのカバンに用意していざ出発。

産後は体力が

コロナも怖いが花粉もつらい時期だった

 

てくてくと健診会場の保健所へ。人がたくさん集まる建物にこっこと行くのは、産院での1ヵ月健診ぶり!

ヒブワクチンが出荷停止でスケジュールどおりに打てなかったりコロナも流行りだしたりで、人ごみはずっと避けていたのでした。インドア派赤子。

 

心配だったので、赤ちゃんにマスクは嫌がって意味ないかな〜と思いつつ娘用のガーゼマスクも作って持参しました。

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とりあえず鼻と口が隠れればいいかなと……

 

10分で作った急ごしらえですが、トッポンチーノを作ったときの余りのガーゼを12cm×28cmに切って折って、いらないカラータイツを切ったものをゴム代わりにして縫って出来上がり。不織布も挟めます。6cm×8cmくらいの、4ヵ月の娘にぴったりのマスクが出来ました。

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保健所に入る前につけてみました。

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一瞬でヨダレでべっとりになって、窒息しそうなので外しました……。

意味ないかな〜と思ったけど、意味なかった笑。

(※追記:2歳以下はマスクは窒息の危険があるのでしないほうがよいらしいです)

 

健診の受付 

そういえば荒川区保健所を訪れるのは去年の4月に母子手帳をいただいたとき以来です。あれから1年近く経つのか〜。 

1階の受付に受付開始20分前に到着したところ、10番以内の整理券をいただくことができました。

待合いロビーには他のお母さん&赤ちゃん方。

健診はベビーカーで行くか抱っこ紐で行くか迷ったので周りはどうなんだろうと気になっていましたが、半々というかんじ。

付き添いは、ママが1人で来ている方、パパとママで来ている方、おばあちゃんと来ている方、きょうだい達と来ている方と、様々でした。

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夫は仕事でお留守番でした

 

整理券の番号順に呼ばれて受付。事前に記入した問診票とアンケート、母子手帳を提出します。 

この問診票の「普段のお子さんの表情を選べ」が難しかった。 

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1日を通すとごきげんの時間が長いので一番左を選びましたが、真ん中の「うんち出ない」「眠い」的な顔の時間もそれなりに多いような……

 

引き換えに、次の6〜7ヵ月健診、9〜10ヶ月健診の補助券と、子育て講座が休講になっているのでその資料をいただけました。離乳食のテキストが欲しかったのでラッキー。

書類はA4の封筒でいただくので、出し入れしやすい大きめのカバンで行ってよかったです。

 

身体測定 

受付のあとは整理番号順に呼ばれて地下の会場へエレベーターで降りて移動。会場の部屋の前のソファーで少し待ちました。

番号を呼ばれ、まずは身体測定。身長、体重、頭囲、胸囲を測っていただきます。ここで測った数値は発育曲線と合わせてお医者さんが診てくれるそうな。

着替え用ベッドに持参のバスタオルを敷いて、おむつ一丁にします。このとき、持参したきれいなおむつを一つ、体重測定のために係の方にお渡しします。

こっこはおしっこをしていたのでおむつ換え。汚れたおむつは持ち帰ります。 

最初は母(という名のこっこの御輿)に抱っこされていたのでニコニコ余裕だったこっこでしたが、ベッドに下ろして身長を測るべく保健師さんに頭に触れられた途端、烈火のごとく怒りギャン泣き。

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御輿から降ろされたら爆発した

 

保健師さんは手慣れたもので、ばばっ! と頭囲と胸囲も計測終了。

暴れるこっこをベッドに戻し、バスタオルで包み直して診察ブースの前の椅子へ。

しかしなおも機嫌が悪いこっこが、わたしのマスクを泣きながらつかんでふっ飛ばしてくれてテンヤワンヤ……。

ちなみに健診中のベッドに行ったり診察ブースに行ったりなどの移動の際は、荷物を係の方に持って手伝っていただけて、こっこが暴れていたので大変助かりました!

待っているときに保健師さんらしき方が、問診票に書いておいた心配事について「このくらいの月齢の子はよくありますから〜」と一言お話しにきてくれました。

世間話的なやつかな、と思っていたのですが、もしかするとコロナ対策時短バージョンの「保健師さん相談タイム」だったのかもしれない。

 

お医者さんの診察 

お医者さんの診察はカーテンで仕切ったブースがいくつかあって、わりとすぐ案内していただけました。

こっこはお医者さんと保健師さんを見て、少し落ち着いていたのが再びギャン泣き。

大騒ぎのなか聴診器で心臓の音を聞いたり(聞こえるんだろうか……)、ペンライトで目や視覚に問題がないかチェックしたり、

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お医者さんにメンチを切っては泣く、を繰り返すこっこ

 

股関節の開き具合や筋肉のチェック、そして仰向けにさせて首すわり具合のチェック。

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差し出されたおもちゃも無視してました。発達チェック、これでいいのだろうか

 

などなどを診ていただけました。

おむつを取って全身もくまなくチェック。

貧血はないか、お腹やおへそが膨らんだり凹んだりしていないか、お尻や外性器に異常はないか、そして不審な怪我などがないかも診ているみたいです。

その間も暴れるこっこ。あまりにも暴れるのでおむつを戻せなくて、最終的に半ケツで返却されました。

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哀しい蒙古斑

 

あとは質問タイム。

こっこは新生児〜1ヵ月の頃のような吐き戻しはなくなったものの、代わりにむせることが増えました。これを母子手帳や問診票に心配事として書いていたので、胸の聴診や母乳だけでの栄養状態も丁寧に診ていただけました。心配事については今回は「特に問題なし」との診断。

「他に聞いておきたいことはありますか?」と質問を促してくれて、相談しやすいお医者さんでした。

 

わたしは不育症からの出産なので、自分の不育症リスクがこっこの健康にもなにかしら影響していたら申し訳ないなあと心配していたので(といってもわたし自身も妊娠出産に影響があるというだけで、健康上は何も問題はないのですが)、ひとまずまだ何もなさそうでホッとしました。 

とはいえきっと今後もこっこの発達や成長は育児書どおりには行かないでしょうから、病気とか命に関わること以外は「○ヶ月なら××が出来るはず」とかそんなふうには当てはめず、こっこの唯一無二の個性と向き合って行ければなーと改めて思いました。

というかせっかく買った育児書が、リビングの本棚を書斎に移動させたときに家のなかの腐海でどっかいっちゃったままなので、こっこの成長は適当に野生のままに任せることにしました。がんばって育ってくれ!

 

健診終了! 

診察のあとは、奥の着替えブースのベッドで着替えさせて終わりです。

しかしこっこは相変わらず大泣きしているので、さらにその奥の授乳スペースへ行ってマットで着替え→落ち着かせるためおっぱいとなりました。

母子手帳は着替え中に返却していただいて「いたって健康です」とお医者さんからの言伝を改めていただきました。

本来はこのスペースで保健師さんを交えて他のお母さんと世間話や悩み相談ができたみたいなので、コロナ対策でそれがなかったのが少し残念でした。 

あと、さすがに授乳スペースは父親は入れないので、もし夫も一緒に来てもらっていたらだいぶ一人で待たせてしまっていたかな。

 

兎にも角にもこれにて3〜4ヵ月健診、無事終了。

保護者としての義務を果たした! 

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おつかれさまよ!

 

もしかするとコロナが流行する前の健診ではもっと保健師さんに相談できる時間が長かったり、会場も混雑していたりしたのかもしれません。

今回は「コロナ対策で他の母子とあまり近くにならないよう配慮」とのことでしたが、1階の待合ロビーは混雑していたし、エレベーターでも広いわけでない空間に他の母子やその家族と一緒になり、そのへんは脇が甘かったような。授乳スペースは広々としててありがたかったけど……。

あとベッドで着替えさせたりエレベーターを使ったあとは手をすぐ除菌したかったのですが、保護者が使える除菌用アルコールなど除菌アイテムの用意はなかったように見えました。

持参したものを使いましたが、できればベッドサイドとかサッと使えるところに置いておいていただけたらありがたかったなあ。

でも係の方がソファーなどの消毒は徹底されてました。

 

と、コロナが心配ではありましたが、健診で日頃の気がかりを解消できてよかったです。

予防注射のときとかもですが、こっこがお医者さんに診てもらっていると、なんだか「この人もいっちょまえの社会の一員なんだなあ、つい最近までお腹に入ってたのに権利を行使しててすごいなあ」としみじみ思います。

 

ただこっこは3ヵ月からずっと人見知りなので、泣くだろうなーと覚悟していましたが健診のほぼ最初から最後までフルで泣きっぱなしになるとは……。こっこは声が大きいので疲れた笑。

こっこ自身もだいぶお疲れだったようで、抱っこ紐に入れたらこんこんと寝て、家に帰っても甘えてずっとべったりでした。おつかれさまよ、こっこ!

健診に居合わせていた数人の赤ちゃんのなかで終始泣いていた赤ちゃんはこっこだけだったので、こっこは「図太い」に手足とスネ毛が生えて歩いているような夫の子のわりにちょっと繊細なのかもしれないなあと思いました。わたしに似たのかな。

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夫は神経が太い。たわらやうどんより太い

 

保健所を出ると、荒川区役所前の桜がきれいに咲いていることに気づきました。 

疲れきった母子で汗びっしょりでフラフラ帰途についていたら、目の前に派手な青い車が。

なんだろうと思ったら、やだー、カメラついてるー!!! 

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初めて見ましたストリートビューカー!

 

ということでグーグルストリートビューデビューしました。

ボロボロの状態の母子で、荒川区の道に刻まれてしまった。 

もっとスタイリッシュな母子のときにしてほしかった……。

 

▼その後、1歳半健診の思い出はこちら〜