荒川区の1歳6か月児健診(健康診査)
お久しぶりの集団健診
先日、娘・こっこと荒川区の1歳6か月児健診に行ってきました。
赤ちゃんの小粋なジョークなのか、最近「3歳」と無駄に逆サバを読むこっこ
健診は現在は新型コロナの感染拡大防止の影響でずれ込み、1ヶ月遅れのスケジュールで行っているとのこと。ということで1歳6か月健診だけれど実際は1歳7か月健診。
昨年3月に受けた4か月児健診の頃はまだ新型コロナも流行り始めで、しかもこっこの場合は健診が生後初めての人が集まる場所への外出だったので、だいぶ恐る恐る行った記憶が鮮明に残っています。
そして帰り道にグーグルストリートビューに刻まれたことも。
(いまも刻まれています)
今回の健診は感染対策で受付も整理番号順に時間が指定されており、付き添い人数にも制限がありました。
ロビーやエレベーターでも他の親子と一緒になることはなく、エレベーターのボタンなども押していただけるという徹底に徹底を重ねた徹底ぶり。
入口も非接触式体温計での検温と消毒がありましたし、出口も分けられていたので密や消毒などにあたふた気を回すことなく、安心して健診を受けることができました。
まだ1歳半だとマスクが出来ないし、変異株やRSウイルスも流行中の今日この頃。
コロナに対しては昨年ほどの不気味さはないものの、やっぱり不特定多数の人が集まる場所では(保健所では他のがん健診なども行っているので)できるだけ密を避けたかったので助かりました。
さすがだわ荒川区保健所!!!
ということで前置きが長くなりましたが健診の思い出です〜。
健診当日の持ち物
まずは区から事前に受付時間の案内とともに送付されていた問診票とアンケートを記入。
問診票では前回もあった「赤ちゃんのふだんの表情」を選んでチェックする項目や、予防接種の進み具合、相談したいことなどなどを書きました。
寝る前の授乳があるかどうかの、卒乳していないわたしたちには耳の痛い質問も……。
あと「赤ちゃんの発語がある場合、話す言葉を5つ程度」記入する欄があり、こっこの場合はいつも何言ってるかな? と考えたときにパッと思い浮かぶのがコレだったのですが↓
さすがに区から変態赤ちゃんとしてマークされても可哀想なので、無難な言葉にしてしまいました。
アンケートのほうも前回とほぼ同じ内容で、家庭での喫煙率や「父親はよく育児をやってるか」的な質問、育児や家事を手伝ってくれる人はいるか、などの環境についての質問が主でした。
ほか当日必要な持ち物は4か月健診のときとほぼ同じですが、NEWアイテムは「いつも仕上げ磨きに使っている歯ブラシ」と体温計。そんなかんじで準備万端。
飽きたとき用に絵本やおもちゃも用意しました(←しかし健診はわりとサクサク進んだ&こっこは慣れない場所で興奮状態だったのでいらなかった笑)。
前回は抱っこ紐で行きましたが、今回はおもちゃやストローマグ、予備のお茶などで荷物も多いのでベビーカーで。いってきまーす。
歯科検診へ
まずは受付で母子手帳などの必要書類を提出。受付を済ませると「本日の流れ」のプリントをいただき、エレベーターで地下の歯科検診のブースへ。
待ち時間のあいだ、こっこには「今日はお医者さんにこっこがちゃんと元気かなーって診てもらうんだよ」と説明。
するとこっこも何やらわかったような顔でウニャウニャ返事してくれて、最初から最後まで泣きっぱなしだった昨年の4か月健診の頃よりもだいぶ成長したなあ、と我が子ながらその成長に感慨深くなりました。
保健師さんから声がかかり、「まずは歯医者さんに、虫歯がないか診てもらおう〜!」と勇んで診察ブースへ。
全然だめでした。
持参のバスタオルはここで歯医者さんのお膝へ。泣き暴れるこっこを寝かせてお口のチェックです。歯医者さんはフェイスシールドと防護服で完全防備。
こっこの歯で一番気になることといえば、まだ卒乳していないことによる虫歯。
わたし自身も卒乳は1歳9か月でしたが、むかし母が健診の際に「卒乳していないと虫歯になりやすい、今すぐおっぱいをやめなさい」と歯医者さんに歯を針で突きながら怒られたそうで。
わたしたちも怒られるのかな〜とヒヤヒヤしていましたが、虫歯もなく「しっかり磨けていますね」とのことでホッ。
持参の歯ブラシは特に何も使われていなかったような……?
いや、「かわいい歯ブラシですね!」と褒めていただきましたワーイ笑。
磨き残しとかがあると磨き方の指導を受けたりするのかな? こっこが暴れてて気がつかなかっただけで何かやってたのかな。
とりあえずこの健診レポートは、基本的には暴れるこっこを抑えつけるのに集中していて健診の内容についての記憶はおぼろげです。
そんなこんなでひとまず歯科健診は終了。
「歯磨きがんばっていますね、これからもしっかり歯を磨いてあげてください」とのことでした。
こっこは歯が生えてから歯医者さんに通ってフッ素を塗ってもらっていますが、フッ素は大事らしい。
ちなみに「がんばっていますね」と言われてわたしも「どうもどうも」と自分の手柄のような顔をしていましたが、健診前にこっこの歯を磨いたのは在宅勤務だった夫でした。
「ちゃんと磨けてるって褒められた」と伝えたところ、喜んでました。
よかったね夫。
身体測定
続いて身体測定ルームへ。ここではおむつだけのすっぽんぽんになります。
前回の健診の頃はまだ首が座ったくらいだったのでベビーベッドで着替えたけれど、今回はマットに立って着替え。
こっこもばんざいしながら服を脱いでくれて、やっぱり前回より楽になったなあ……と思っていたら、身長計に近づいただけで何がそんなに嫌なのかまたも号泣。
痛くないのに「痛い」と叫ぶし。
ほんとに「心が痛い」くらいで大げさに叫ぶのやめていただきたい。
でも、大きくなった〜ね〜。ママは嬉しいよ。
その後も体重、頭囲、胸囲を保健師さんたちが驚異のスピードで計測し、着替えながらなんとか泣き止んで、保健師さんたちに「頑張ったねー!」と温かい拍手で見送られながら退場。
1階へ戻る際は、泣くこっこを抱っこしていたのでエレベーター前までベビーカーを運んでいただけて助かりました。
前回もバタバタで保健師さんに荷物を運んでいただいたりしましたが、今回もたくさん助けていただきました。
こっこの場合、健診中は抱っこ紐やベビーカーにおとなしく入っている瞬間が全くないので、結局ベビーカーで行っても、抱っこ紐で行ってもバタバタさはそんなに変わらないような気がするな……。
そして1階に着いてからもしきりにこっこが「痛い」と言っていて、「ま〜だ痛い痛い言ってるよこの赤ちゃんは」と笑っていたら、こっこのズボンの片足にこっこの両足を突っ込んでいたことがわかりました。そりゃパンパンで痛いよ、ごめんねこっこ。
わたしも焦りすぎだわ。
育児相談&発達検査?
1階での診察ブース前の待合スペースにて保健師さんとの育児相談。
前回より健診はサクサク進みますが、やはり飽きるのか勝手にトコトコ歩き回るこっこ。ここで持参したおもちゃを出そうとしましたが、そちらははたき落として冒険の旅へ。
ちなみに健診中はいたるところに「いないいないばぁ!」や「アンパンマン」などのキャラクターが楽しげに貼ってありました。それらのトラップ(?)にいちいち「わんわ〜ん」と反応しては機嫌を直す浅はかな赤ちゃん。
さて1歳半健診といえば発達についての検査があると母や友人から聞いていましたが、今回の健診では絵本で指差しをするとか積み木を積むとか、そういうチェックは一切ありませんでした。
一応母子手帳には「指差しするか」などの項目があったので、そちらを見て「はい」にしてあれば特につっこまないのかな。
あとは育児相談中に、保健師さんがこっこの様子をチェックしていたのかもしれません。保健師さんが優しく話しかけてくれるので、こっこも人見知りせず何やら喋ってました。
ちなみにわたしの相談は「こっこが言うことをきかず危険行為をしがちなので、効果的な叱り方は」という切実な悩みでした。
地道に注意していくしかないとのこと。そうだよな……。
そんなかんじでふだんプロの方に育児相談をする機会がないので、お話できただけでだいぶスッキリしました。
診察
健診のラストは体の診察。
こっこの場合は便秘の薬をいただきに2〜3か月に1回はかかりつけの小児科に行って診てもらっているので、そうそう滅多なことはないだろうと思いつつも緊張。
ブースに入る前にお医者さんから、「歩く様子を見たいので1人で歩かせて入って来させてください」とのこと。
何故かニヤニヤして焦らすこっこ。
そうしてこっこがニタニタ入ってこないので、「あ、もう抱っこしちゃってください」とのことで捕獲し、強制入室。
診察中はまたも「痛い」と号泣するこっこ。痛くないってば。
しまいには「痛い〜ごめんねぇ〜ごめんねぇ〜」とお医者さんに謝り出して、 お医者さんも笑ってました。
しかし親としては「いやもう虐待を疑われるからそういうこと言うのやめてよ!!」と焦りました……。
ふだんはこちらが「こっこ、謝ってよー」と言っても「ご〜めんねェーィ」と裏声でニヤニヤ言うだけで全く誠意をもって謝ることなどしないくせに……。
「ごめん」の意味をよくわかってるんじゃないかこっこめ……。
こうしてこっこはさんざん暴れ泣き、診察は終了。
最終的にはお医者さんたちに偉そうにバイバイしながらスタスタ立ち去ってました。
こっこの健康についてはおっぱい星人ゆえの栄養不足や貧血などが心配でしたが、とりあえず成長曲線的には問題なく育っていて、「おっぱいも飲みまくるがごはんも毎回完食する」ので、「ごはんを食べるなら卒乳できてなくても大丈夫」とのこと。
よし、今後も栄養バランスを意識したごはん作りをがんばろう。
あとは健診の直前に、家のソファーからダイブしてきたこっこ(危険行為赤ちゃん)の後頭部とわたしの鼻がぶつかって「パキョン!」と音がして。
こっこは全然平気そうだったのですが、夫も「なんかすごい音した」と震えていて、こっこの頭がどうかなってないか心配していたので、頭蓋骨なども特に問題がなかったみたいでよかった。
つまりやっぱりパキョンと言ったのはわたしの鼻骨だということで、夫にも「なんかあなた鼻の付け根が太くなった……?」と言われてるし、今度病院に行ってきます。
確かに鼻痛い。
こうして終了した1歳6か月児健診。あー疲れた。
でも人数制限などがあったおかげで所要時間は1時間もかからなかったです。
次回は3歳児健診ということで、まだまだ先だなあと思っていたらあっという間なんだろうなあ〜。
おつかれこっこにはごほうびのビスケットをあげて、帰路につきました。
なにはともあれ、すくすく健康に育ってくれて本当にありがとうこっこ。
ちょっときかんぼうの暴れはっちゃく赤ちゃんだけど、これからもマイペースに大きくなってね。
パパも、そして次はママも君にゃ病院送りにされてるが笑、大事な宝物だよ。
▲一足先に病院送りにされたパパ
そしてほんのり期待していたのですが、今回の帰り道はグーグルストリートビューカーには会えませんでした。
おしまい。
▼アンケートでは「今後も荒川区で子育てしたいですか?」的な質問がありました。答えはもちろんイエスよ!
▼こっこ1歳の成長記録
Unchain My Heartはいい曲ですよね。