新揚げもの鍋で地三鮮
久しぶりにお気に入りのキッチングッズの記録。
このたび、 揚げもの用にお鍋をひとつ買いました。ジオ・プロダクトの片手鍋(20cm)! ウォーッ!!
ステンレス大好き! 調理の際は、引っ掛けないように持ち手は反対側に向けています
今まで揚げものにはホーローの多機能鍋を使っていましたが、サイズと形状的に食材が鍋にくっつきやすくて、油を多く使わないといけないのが悩みでした。
手軽なフライパンで揚げものをするとテフロンの寿命が短くなっちゃうらしいし。
ということで揚げもの用の鍋のつもりで今回新しいお鍋を買いましたが、揚げもの以外でもとても使い勝手がよくて、買ってそろそろ1カ月を過ぎましたが毎日腰に手を当てて「ヌハハハハ良い買い物した」と高笑いしています。
(追記)その後、ジオのポトフ鍋も買ってます
(さらに追記)ジオの両手鍋も買ってます
さっそく「地三鮮(ディーサンシェン)」というピーマン、じゃがいも、茄子という冷蔵庫でダブつきがちな野菜をたっぷり食べられる中華料理を作りつつ、新たに買ったお鍋への愛を叫んでいきます。
レシピはこちらの動画を参考に。これがまたおいしそうでたまらん。
油を使うけど「ヘルシー料理」らしい
まず大きさを揃えて乱切りした野菜をそれぞれ種類ごとに素揚げします。水気はしっかり拭いて、茄子は薄黄色になるまで、じゃがいもは初め弱火で蓋をしてじっくり、仕上げは強火。ピーマンはさっと揚げすぎないように。
うぉー! 揚げものがしやすい〜。うぉー!!
だいぶ油少なめで素揚げしましたが、鍋底に食材がくっつきにくい! くっついてもすぐ剥がれる!
ホーロー鍋より油の温度が上がるまで時間がかかる気もしますが、その後の温度は食材を追加してもしっかりキープ。ジオ・プロダクトのお鍋は重たいぶん安定感もあるし、揚げもの専用鍋によくある油ハネガードはないけれど、この重たい蓋を盾のようにしたほうが自分の身は守れる気がする笑。
野菜を揚げ終わったら揚げ油を移し、次は刻みネギと生姜を炒めて、素揚げした野菜と合わせて1分炒め、塩をパラっと加えたら、水溶き片栗粉+オイスターソース+醤油(うちは減塩醤油)+砂糖少々+「味精」の代わりに昆布茶を合わせた調味料を強火でさっと炒めてからめます(このへんは動画に分量がなかったので適当です。オイスターソース1:醤油1:砂糖0.5:昆布茶0.5くらいで作りました)。
できましたー。
トロトロ熱々のタレに絡んだトロトロの茄子、ホクホクのおいも、シャキシャキなピーマンがうまい!!! ボリュームたっぷりで満足感のある一品でした。
パンチがいるかと思ってオイスターソースも入れましたが、あんかけのおかげか優しい味。ちなみにわたし一人のごはんのときは野菜は素揚げにせず、火の通りやすい細切りにしてフライパンで炒めてタレで和えるだけの「なんちゃって地三鮮」を作りましたが、これはこれでおいしかった。
油少なめで調理できたし、ステンレス製のお鍋なので後片付けも楽ちんでした。揚げものは後片付けまで楽じゃないと!
揚げ鍋選び
今回、揚げ鍋を買うにあたっては夫といろいろ悩みました。鍋の材質の金属によって熱伝導率と保温力が良くてカラッと揚がるとか、そういう鍋は揚げ油が劣化しやすいとかいろんな特徴があるみたい。
果たして鉄がいいのか、銅がいいのか、それともステンレス、ホーロー……または電気フライヤー……。
ズボラゆえあんまり調理道具と洗い物を増やしたくないので、アミやらガードやら温度計がついている揚げもの専用の鍋よりは、付属品もなくて他の用途にも使えるものがいいかなと思い、こちら↓の合羽橋の店主さんの記事を読んで「あ、こりゃ絶対ジオ・プロダクトだな」と結論。
ジオ・プロダクトはアルミを挟んだステンレス7層構造なので、高い熱伝導率と手入れのしやすさが魅力。 ステンレスの弱点である保温力もカバー!
蓋がないけれど注ぎ口がある行平鍋も良さそうでしたが、夫の「蓋があれば無水調理や保温調理も出来るよ」という声により20cmの片手鍋に決定。
これがうちには大正解で、ごはんを炊いても早いしおいしいし(炊飯器がいらなくなってしまう!)、ブロッコリーなど野菜の無水調理や肉じゃが作り、カレー作りなどなど、とても便利に使えています。
ちなみになぜ揚げもの鍋で一般的かつ安全な両手鍋ではないのかというと、わたしがなんでも片手で持ち上げたい派だからです。でもお鍋が重たいので、汁物を入れたときなどはちょっと運ぶときに腕がプルプルします。そういうときは、長い持ち手の反対側にあるちっちゃい取っ手がすごく助かります。考えられたお鍋だなあ。
ひとつだけ、こちらのお鍋は持ち手や蓋の取っ手もステンレスのため、調理中はかなり熱くなります。ぼーっと握ったり、もう冷めた頃かと不用意に触ると「アッチャァ!!」みたいなことがあるので、これだけは気をつけないといけないポイントですね……(「アッチャァ」を何回かやりました……)。
とにかくよかったよかった。
お鍋いくつ持っている?
うちの他のお鍋軍についても。
まず大きいものから、夫が一人暮らしを始めたときに買ったIKEAの大きなスープ鍋(ボルシチ作りのときに重宝)、おととしくらいに買った富士ホーローのBMS多機能鍋、同じく富士ホーローのソースパン。ソースパンはお味噌汁用なので、基本的に毎日使っています。白いホーローと木の持ち手がかわいい。
↑のホーローのBMS多機能鍋(24cm)は蒸す、煮る、揚げるの3WAYが可能なお鍋。シチューはおいしく仕上がるし、付属のステンレスすのこに中華せいろを乗せたり、野菜を直接乗せてたくさん蒸したり、しゃぶしゃぶや鍋のときも使っていてお気に入りのお鍋です。
夫がゆで豚を作っているところ。500gの豚バラブロックもすっぽり入る大きさ
少し焦げついてきたら、ふきんやプレイスマットを煮洗いするついでに粉せっけん、酵素系漂白剤を入れてぐつぐつ煮ると焦げもスルリと落ちて手入れも楽ちん。
ただこちら、すり鉢状に段のついた形なので、揚げものをすると食材が段々の部分にくっついちゃって。揚げ機能にはちょっと限界を感じていました。あとやはりくっつきやすさから炒め物がNGなので、カレーなどのときはフライパンで食材を別に炒めないといけなくて、ちとコンロが余計にふさがって面倒くさいときがあった。この弱点を、新たに買ったジオ・プロダクトの鍋がカバーしてくれたようなかんじです。
続いては無くても不便はないけれど、あると嬉しいお鍋軍。
夫がカードのポイントで交換した圧力鍋、ホーローのちっちゃなミルクパン(憧れのメーカーもあったけれどニトリのものを試しに買ったら少なめの揚げものとかキャンプとかですごく使い勝手がよくて、ニトリで大満足。なんだか悔しい笑)、あとタジン鍋などなど。
タジン鍋と5〜6人分サイズの大きな土鍋は夫が独身時代から持っているもので、1合炊きの小さなごはん土鍋はわたしが使っていたもの。 夫が「ごはん土鍋は思い出深いから取っておいて」というので、休日にお焦げごはんを炊いています。
↑ 思い出深いというか夫のトラウマなのではないか
結婚後に買ったのは4th-market(萬古焼)のRotiグリルキャセロール。野菜を詰めてオーブンに入れて焼いたり、グラタンやすき焼きや湯豆腐、一人用たらちりにもいいサイズです。
わたしが独身時代に駅ビルのアウトレットなどで買ったお鍋とフライパンは3年くらいで加工が剥げたりガタがきちゃって(揚げものしたせいかな)、こんなことなら初めからちょっと良いやつを選ぶべきだったかもと後悔……。その点IKEAとニトリは安くて頑丈ですごいな。
以上、お鍋はこんなかんじです。書いてて楽しかった。
全部でいくつ持っているかなと数えてみたところ、フライパン(24cmと28cm)・グリルフライパンを含めて13個。けっこうありますね。
今回のジオ・プロダクト片手鍋の加入により、うちのお鍋ラインナップはもう完璧じゃないかと思うくらいに満足していますが、土鍋だけは夫が「近所の西友で急いで買った安いやつ」で、もうヒビだらけ。
ちゃんとしたものに買い替えたいなあと気に入るものをのんびり探し始め、のんびりしすぎて数年経ちます。そろそろ割れるかも……。
今年こそ運命の土鍋に出会えるといいな。
▼その後、土鍋を買いました。フフフ
▼1年後にジオのポトフ鍋も購入!