夫だけでなくわたしも食べてますが、夫が離乳食をどうアレンジして食べるかをエンジョイしてる……
娘が5ヶ月半になったのを機に離乳食をはじめました。
本当はゆいの森あらかわに美味しそうな離乳食の本を探しに行って勉強したいな〜と思っていましたが、しばらく休館だったし暑くなってしまったしなかなか叶いそうにない……。
何を食べさせたらいいのかと離乳食のレシピや進め方について調べているうちに「イヌイットとかはどんな離乳食にしているんだろう? 生肉?」と気になりだして、面白そうな本を見つけてついつい購入しました。
べべーん。
『食生活と身体の退化』
歯科医師のウェストン・プライス博士が世界中を回っていろんな先住民の口を「イーッ」とやって歯や食生活を調査した本です。
イヌイットの離乳食は「アザラシの油」「トナカイの内臓」とかなんだそうです。ちなみにマサイ族は「雄牛の血を泡立てたもの」。 動物の骨髄のスープなんかもどこかの部族では大事なミルクの代わりになるそうです。
そう考えると、こっこもなんでもいける気がしてきたな!
ということで離乳食のレシピの参考にはなりませんでしたが、面白い本でした。
ほぼ本の内容を網羅した要約のpdfはこちら。
https://www.ueda-d.com/images/inventory.pdf
1930年代に書かれたものなのでいろいろ情報は古いですが、しかしこれから育児をする身には、「子どもの歯の健康を守ることは心身の健康につながる」という点でとても良い意識改革になりました。こっこはまだ歯は生えていませんが、しっかり歯や口周りをケアしてあげていきたいです。もう少し大きくなったら一緒に読んであげたいなー。
そして甘いものなどは、しばらくは娘に隠れて食べるか、子どもが甘いものを食べるとお尻から火を吹いて止まらなくなる、と教えていこうと夫と話し合いました。
そんなこんなで離乳食スタート。
こっこは日本人なので雄牛の血をあげるのはやめて、まずはお米からにしました。
初めてのごはんは、重湯小さじ1(いま離乳食ノートを見返したら「重油小さじ1」と書いてあった……びっくりした)。
おかゆのうわずみから
初日は少量で作りすぎておかゆを炊くのを失敗してしまい、あんまり美味しくない重湯だったせいか怪訝な顔をしていた娘。
翌日、おかゆは多めに作ってしっかりコトコト煮詰め、お米の甘みが感じられるようにしたところ、気に入ったのかニコニコと食べてくれました。そのへんの調理法にうるさいのはまるであなたのパパね。
離乳食生活1ヶ月半を過ぎたくらいからは「あーん」とスプーンを差し出すと、自分で「あー!」と言いながら口を開けて(一緒に「あーん」と言ってるつもりらしい)、なんでもパクパク食べています。
これからもうちょっと知恵がついたら味の好みにもうるさくなって、大変になるんだろうなー。 がんばろう。
エジソンの離乳食調理セットとフリージングトレイ。トレイはシリコン製なので押すとぽんと取れて便利です。別メーカーのプラスチックトレイは毎度ガンガン叩いている……
ここから離乳食(大人が楽しんだ)のメモです。
ジオおかゆ
さて、おかゆは今年買い足したジオプロダクトの両手鍋18cmで炊いています。
これにて我が家のジオプロダクトは片手鍋20cm、ポトフ鍋22cm、両手鍋18cmの3台となりました……!
さすがにもう打ち止めよ
片手鍋20cmはお米3合+もち麦1合を炊くのにちょうどいいサイズ。両手鍋18cmは具だくさんお味噌汁をたっぷり作るのにちょうどいいサイズです。
離乳食用に買い足したのではなく、夫がお味噌汁用のホーロー片手鍋を空焚きしてしまい、「しょうがないなつまちゃん、ジオ買っていいよ」と言ってきたので買いました。
両手鍋は米100g、水1000mlで作る10分粥にもぴったりでした。
ジオと記念写真を撮る父娘
さすがジオ、なかなか美味しいおかゆができる気がします。夫も「おかゆってちゃんと炊くとおいしいんだねえ」と満足げ。
ちなみに夫はおかゆを食べる機会が増えたせいか、はたまたコロナで飲み会がなくなったせいかこの半年でマイナス4キロを達成してました。離乳食ダイエット……。
手作り豆腐と豆乳スープ
ここ最近夫とハマっているのが、台湾で朝に食べるという豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン) 」。
豆乳が酢のちからでおぼろ豆腐のように
なかしましほさんのレシピを、夫が「食べた〜い」と見つけてきました。
リクエストいただいたので。毎朝食べてる豆漿(トウジャン)レシピです。
— なかしましほ (@nakashimarecipe) 2020年4月17日
ザーサイ
桜えび
黒酢(または酢)
全てカレースプーン1杯ずつ
塩 1~2つまみ
ごま油 少々
以上すべて器に入れ、マグカップ1杯分の豆乳を煮立て、注ぐ。
好みで香菜やごま、万能ねぎなどトッピングしてもおいしいです。 pic.twitter.com/HSqE7tnDe9
と、このように作り方は簡単で、お椀に刻んだザーサイ、桜えび、きざみねぎ各大さじ1、塩ひとつまみ、黒酢大さじ1(臨醐山!)、ごま油(九鬼のこいくち)大さじ1を入れておいて、無調整豆乳200mlをレンジで沸騰直前までチンして注ぐだけ。
我が家では健康のため塩とごま油を分量より減らして、食べる直前にえごま油を小さじ1加えています。
毎日食べても全然飽きない味! きざみねぎは冷凍のものを使っているので準備も楽ちん。
大豆固形分が濃厚であればあるほど美味しい説がありますが、一番手に入りやすいキッコーマンの無調整豆乳でも大変美味しい。
これのおかげで濃いめの無調整豆乳やザーサイを箱買いしている我が家。
しかも徳用
娘も離乳食を始めて1ヶ月を過ぎた頃からお豆腐を食べさせ始めましたが、娘のぶんのお豆腐は15gくらいしか使わないし保存もできないので、毎度お豆腐やさんに買いに行くのも大変。ということで、にがりも買ってレンジで手作り豆腐を作っています。
娘のお豆腐を作るときは、まずは200mlの豆乳ににがりを混ぜて豆腐を作り(豆腐が作りやすい分量)、取り分けて余ったぶんは↑の具を入れたり、オイルと塩をかけてわたしが食べちゃっています。ヘルシーおやつです。
かぼちゃグラタン
赤ちゃんの好きな食べ物ベスト5に入るというかぼちゃ。
娘もかぼちゃが好きなようで、裏ごししたかぼちゃペーストをパクパク食べます。娘のおこぼれをグラタンにするのが夫のお気に入り。
かぼちゃがあま〜い
切った鶏肉と玉ねぎ、かぼちゃをバターと塩こしょうで炒めて、娘用に多めに作ったかぼちゃペーストと牛乳とあわせて耐熱容器に入れ、チーズをかけてオーブンで焼いてできあがり。
夫いわく「かぼちゃペーストを入れると小麦粉を加えなくてもトロトロになるのよ」とのこと。なるほどー。かぼちゃグラタン、すごく美味しいです。これはヒット。
湯剥きトマトであさりのおひたし
本来は最後に木の芽をのせるらしい
これは青山えさきのレシピだったような。
中玉トマトを湯剥きして半分に。あさりはかぶるくらいの水で茹でて、茹で汁を濾します。これに淡口しょうゆ(うちは普通に減塩しょうゆ)、ごま油、あらびき黒こしょう、メープルシロップ(うちはてんさい糖少々)を加えて味を整えて、トマトを浸けてできあがり。
美味しいあさりを使うと、もうごちそうです。
娘には湯剥きして種をとったトマトをつぶしてあげました。早くあさりやあさりだしも食べられるようになると人生楽しくなるだろうな。
キャベツ海苔スープ
実家の給料日前メニューだった
こっこ用にキャベツを煮たら、そのキャベツを煮ただけのスープにガラスープを加え、溶き卵と海苔と白ごま、ごま油を入れて塩コショウで味を整えれば「キャベツ海苔スープ」。海苔がいいダシでおいしいです。
そんなかんじで離乳食のおこぼれをスタッフが美味しくいただいております。
今週からは1日2回の離乳食になりました。
夫がごはんを食べている隣に座らせて娘にごはんをあげたら、娘がすっごく嬉しそうにしていたので、早くみんなで食卓について同じごはんを食べられたらいいなと思います。
最近のこっこ、ごはんに興味があるのは嬉しいけどお椀に襲いかかってくるので床にぶちまけることもしばしば……
▼娘の成長記録
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