昨秋に適当に種を蒔いたジャーマンカモミールがたくさん花を咲かせているので、この連休中は毎朝夫がかごを持ってせっせと花を摘んでくれていました。
完全に乾燥させたらポプリにするらしいです。それは楽しみだけど虫わきそう。
無精髭と寝癖頭にサンダル姿で花を摘む夫の姿は、大草原の小さな家に住んでる浮浪者みたいでした。
カモミールは甘くていいにおい!
お花の黄色い部分がぷくっとしたタイミングで収穫。洗って、乾燥させます。たまたま何かのオマケでカモミールの種をもらって、他のハーブが生えている鉢植えにいきなりバラバラと種をまいてその後は冬場もバルコニーに出しっぱというひどい育て方をしていましたが、春になった途端にニョキニョキと茎が伸び、かわいいお花がわっさわさ生えてくれて、こんなに楽しませてくれるなんて……もっと可愛がってあげればよかった。
あとこちらもほっておいてボーボーに生えたイタリアンパセリで、夫がなかなか美味しいものを作ってくれました。
私はイタリアンパセリはスープやサラダの飾りしか思いつかなくて、パセリをぞんざいに扱っていたので、目からウロコでした。
イタリアンパセリをたくさん刻んで、生のにんにくを細かく刻んで、赤唐辛子も刻んで、白ワインビネガーとオリーブオイルで和えてソースのできあがり。これを家にあった適当な豆とイモとツナにかけて、和えて完成!!
にんにくとビネガーが効いていて、パセリもシャキシャキ。こりゃワインが進む味です。
バルコニー菜園ながらも収穫する喜びを味わえるというか、家で育てたパセリならではの贅沢な使い方ができるレシピでした。
NHKの『世界入りにくい居酒屋』のサイトで見たレシピとのこと。
http://www.nhk.or.jp/nikui/cooking/recipe_01.html
すばらしい。