荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

(娘5歳0ヶ月)こっこ、5歳の誕生日!!その3〜シーパラダイスインで朝の見学からシーパラざんまい

5歳の誕生日おめでとう! イルカのように営業力高めて育っておくれ

 

▼前回

 

八景島の朝は早い。

オタリアの「ゴガアー!!!」という鳴き声(というより、ライオンのような吠え声)で起こされ、音だけ聞くとサバンナみたいだけど水族館で朝を迎えたんだなあ……となんとも非日常な気分に。

さすがのこっこの喋り声もオタリアよりはおとなしいんだなと思った

 

朝のふれあいラグーン見学!

前日からの雨が続いていましたが、こっこはご機嫌。

今回宿泊のホテル「シーパラダイスイン」は島のはじっこにある「ふれあいラグーン」という屋外の施設に面していて、客室や朝食会場の窓からは元気に泳ぎ回るイルカやアザラシたちのすべすべした背中が見えます。

 

海の動物は皮下脂肪が多いんだよね〜、とこっこに言ったら「皮下脂肪? ああ、ママみたいなものか」と言ってきたのでそれはノーコメントとする。

動物を見ながら朝ごはん。ビュッフェはキッズコーナーもありました。全体的にビジネスホテルっぽいメニュー

 

「ふれあいラグーン」には他にもペンギンやリクガメなどがいて、動物たちを間近で見られるペンギンパレード等のイベントや、動物たちと触れ合える有料プログラムも毎日開催されています。

有料プログラムは事前申し込み制なので、わたしたちも前日にイルカとのふれあいプログラム「イルカとあくしゅ&ごはん」、バックヤードツアーの「海のいきもの覗き見隊」をアプリから申し込んでおきました。

プログラムは参加する時間などをいろいろ考慮しておかないと広大な八景島を右往左往することになるので、とりあえず午前中はふれあいラグーン周辺で遊び、午後は水族館をがっつり見学するという作戦。

 

雨予報なのでそこまで混まないかなあとナメてかかっていましたが、有料プログラムは前日夜時点でほとんど埋まっていました。人気なのね。

 

朝食を終えたら、ホテル宿泊者限定の「ふれあいラグーン開園前入口」から見学へ〜。

トンネルで泳ぐアザラシやペンギンのお腹を見たり、

イルカとキャッチボールもさせてもらえました!

わたしたちの他にお客さんは1組しかその場にいなかったので、イルカも暇だったのかプロフェッショナルなのか、わりとしつこく遊んでくれました。

 

こっこは最初は「わたしそこまでイルカに興味ないから」と言ってましたが、ボール遊びがとても楽しかったみたいで「飼育員さんはいいなあ」とすっかりイルカに夢中に。

今度はイルカと同じプールに入って一緒に泳ぐプログラムをやってみたい!、とのこと(これは小学生以上のプログラムなので今回は申し込まず)。

頑固な5歳を魅了するとはイルカ、さすがの営業力。

 

イルカとのボール遊びはホテル宿泊者限定というわけではなく、開園時間中に通りがかりにもできることがあるみたいですが、この開園前の朝時間のほうがボール遊びができる確率が高いらしく。

そして朝のオフモードでリラックスしたかんじのイルカとゆっくり濃密な時間を過ごせたのはホテルに泊まれたおかげだな〜と思います。

素敵な思い出をさっそく作れてよかった!!

 

そうこう遊んでいたら開園時間@9時に。フロントに荷物を預け、チェックアウト。

ペンギンと写真を撮ったりイルカとあくしゅするプログラムをこなしつつ、ふれあいラグーン周辺を楽しみます。

奥に見えるピラミッドのような三角屋根の建物が水族館。遠い

 

晴れていたら磯遊びできるコーナーも楽しみたかったところですが、それはまた今度。

 

いよいよ楽しみにしていたバックヤードツアー「海のいきもの覗き見隊」へ!

靴底を消毒し、ペンギン・アザラシ・オタリアが暮らしているエリアのなか(!!!)に飼育員さんに案内していただきます。動物たちの生態についてのレクチャーもあり、すごく面白かった!!!

 

ペンギンエリアの撮影がOKだったので、こっこも「ずかんをつくれるかな」とたくさん写真を撮って楽しんでいました。

夫も「こんなところまで入れてもらえるなんて超たのしい」とはしゃいでいました。

 

夫と2人だった頃は、約8年の付き合いのあいだテーマパークや水族館、動物園などの類には1度も出かけたことがなかったので(居酒屋ばかり行っていた気がする)、こっこが生まれてからはこんな水族館のバックヤードに入ったりして、行動範囲の種類が広がって面白いなあとつくづく。あ、あらかわ遊園には夫とも2人で1回行ったか……。

 

こっこ撮影、頼もしい飼育員さんの背中。

「ペンギンに噛まれると一生残るくらいの傷になるので注意してください」とはペンギンパレードで飼育員さんがお話してくださったのだっけ。その言葉がやけに心に残りました。

ペンギンの次はアザラシエリアの見学へ。ぷにぷにのアザラシに触らせてもらいました。

わたしはちょうど植村直己さんの「極北に駆ける」を読み直していたところだったので、イヌイット村では貴重な食料として描かれていたアザラシに触れてみると本を読んだときのいろんな想像が実を結んで、なるほど〜と感慨深かったです。

触れる、近くで見るという体験は大事ですね。ただサービスしてくれているアザラシ本人には「食料」とか考えているのは気取られないようにしないと失礼よね。

こっこも「海の動物の分厚い皮下脂肪感」に触れられて、ママとの違いを感じてくれたんじゃないかな。

 

続いてオタリアエリアへ。こっこは巨大なオタリアの迫力に怯え気味でずっと固まっていましたが、海獣の見分けかたなどを教えていただき、本当に貴重な体験のできるツアーでございました!!

 

お昼はフードコートで腹ごしらえ。

こっこが夫のうどんを全部食べたので、夫にはネギだけ残されました。

ネギ

 

お腹もいっぱいになったらいよいよ三角屋根の水族館本館へ。

「いきものずかんスタンプラリー」をしながらひたすらしつこく館内を回ります。別館のイルカ館もイルカがビュンビュン泳いでいて面白かったです。

こっことは2歳半のときに行ったサンシャイン水族館を皮切りに、都内の主要水族館をすべて回りましたが、こっこが毎回水槽の隅から隅まで解説を読みながらしつこく回るので(海の生き物オタク)、そしてスタンプラリーがあれば全部やるので時間も体力も足りなくなって最後は家族全員ヘトヘトで水族館を後にするのが常でした。

前泊だと体力温存できるのでありがたいですね。

 

といいつつ、スタンプラリーほんとしんどい。なんでこっこはこんなにスタンプラリー好きなのか。

 

さてシーパラといえばアクアスタジアムで開催されるダイナミックなイルカショー。

しかし「ショーはいいから!! わたしたちはスタンプラリーしないと!」と使命感に燃えた厳しい顔でショーをスルーしようとするこっこに、ショーのスタンバイ中の白イルカたちがなにやら「いいから見ていけよ」と誘うかのように何か言ってるので、白イルカの出番だけ見ました。

音楽に合わせてトレーナーさんとくるくるダンスをする白イルカのショー。背中がかわいい。

夫が「トレーナーさんとの絆を感じる」とか言いながら感動して泣いていましたが、とても可愛くて素敵なショーでした! 見てよかった〜。

夫は音楽系のイベントでよく泣いてる

 

そうしてスタンプラリーを完成させ、シーパラを楽しみ尽くした荒川こっこ新5歳。

今回は天気も大雨&水族館が目的なので、遊園地エリアには行かず。

朝の8時すぎから夕方の4時すぎまで、海の生きものざんまいでたくさん遊びました。

さあ家へ帰ろう。

ホテルへ戻りがてらお土産売り場館へ。

雑貨や食品のお土産がいろいろありましたが、こっこは特に欲しいものがなかったようでガシャポンの「海のいきものスーパーボール」をしていました。

誕生日なんだし何か記念に買ったら? と言っても「いや、ここでお誕生日ポイントは使わない。もっと何かすごく欲しいけれどこれは買ってもらえないよな〜ってものが欲しいときにお誕生日ポイントを使う」とのことで、手堅い女。

 

お土産売り場館には占いコーナーなどもあり、なつかしのアダ名キーホルダー等のファンシー雑貨と相まってなんだか自分が小学生だった頃にタイムスリップしたような平成初期的な世界観でしたが、お土産売り場の片隅で売っている今川焼きの「イルタン焼き」がおいしかったのでおすすめです。

ソフトクリームにペンギンの今川焼きがぶっ刺さったダイナミックな見た目ですが、これほんとおいしかったのでまた食べたい。

 

イルタン焼きを食べたらホテルへ。フロントに預かっていただいていた荷物を引き取り、送迎サービスで駐車場まで送っていただきました。いやぁこれ最高に楽だった……! 

 

家に帰ると、こっこがフォトカードにシーパラの動物たちへお礼状をしたためていました。

しーぱらだいすのいきものへ

たのしかったよ いるかにぼーるお なげたり いるかにあくしゅとか いるかにごはんとか たんけんとか ぺんぎんのこうしんとか すたんぷらりーや さかなのえさおあげたり たのしかったよ またくるね うみちゃん(←ボール遊びをしたイルカ)またあそぼうね きくくん(←一緒に写真を撮ったペンギン)またしゃしんとろうね♡

こっこ

 

また行こうねこっこ!

 

そして親は翌日のホームパーティーの準備にかかったのである。

バースデーケーキにはプリンケーキをこっこと焼きました。

サッカーボール型のキャンドル(こっこが買った。エディブルフラワーも……)をカラメルソース部分に落としてしまって(ソースかけすぎた)、雨上がりにサッカーしてたら花壇のそばの水たまりにボール落としたみたいなビジュアルのケーキになった……。

まあそれもよく泥だらけになっているこっこらしさを表現したビジュアルと思えば……。

 

5歳おめでとうこっこ!!

ありがとう八景島!!!!!!

 

 

今回のホテルの反省:

予約時にベッドをくっつけておいていただくようお願いするのと、チェックイン時に子ども用のアメニティ(浴衣、歯ブラシ等)をお願いするのを次回があるならばやっておきたい。ホテルの売店の品揃えがあまりないので、八景島に入る前にコンビニに行っておやつを買っておけばよかったかも〜。

 

▼おもしろい

極北に駆ける (文春文庫)

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