乳毛男……
卒乳してから1ヶ月、まったくおっぱいを欲しがらなくなったこっこ。
だけどその代わりに「ぎゅーっ」と言って自分からくっついてくることが増えました。
今までこっこはそこまでベタベタ抱きついたり甘えたりしてこない人だったので、「クールな性格なんだな」と思っていましたが、たぶんおっぱいでスキンシップが足りていただけだったんですねえ。
ただ、「ぱいくん」依存は高まっていて、「ぱいくんにあいさつしたいから、出してっ(乳を)! 両方出してっ(右乳と左乳を)!!」と乞われては乳をさらけ出させられる日々は続いております。
▼ぱいくんとは
ぱいくんってどういう設定の生き物なんだろう……と疑問はありますが、こっこの精神安定剤になっているならよかったです。
そして夫のことは「毛の生えたぱいくん」呼ばわり。
やっぱりこっこにとっても父親=「乳首から毛の生えた男」って認識なんですね。
そういえば0歳の頃、夫の乳が大嫌いだったこともあったなこっこ。
でも「乳首から毛の生えた男」って、なんか聞こえによってはネイティブアメリカンとかゲール語とかの古語に由来する名前の直訳っぽくないですかね。
「勇敢なる戦士」とか「天駆ける鷹」とかに並んで、「乳首から毛の生えた男」。
うーん、弱そうだしなんか嫌……。
ちなみにわたしも何度か夫の乳毛を切ろうとしましたが、「ハサミが怖い」と逃げられる
話は乳から少し離れまして、「卒乳したらキャンプに行こうね」とこっこと約束していたので、このたび荒川家、ファミリーキャンプデビューしてきました。
こっこはテントのペグ(テントなどを張るときにロープを固定するための杭)が好きだったようで、ずっとハンマーでペグを打ってました。「キャンプで何が楽しかった?」と聞いても「ペグ打ち」と言ってました
わたしもこの機に乗じて3年半ぶりにアルコールを解禁!
好きなワインとか好きなレストランとか、いろいろ理想の乾杯シチュエーションを思い描いていたのですが……なしくずし的にコンビニで買った缶ウメッシュに……。
しかも二口くらいしか飲んでいないのにこっこが「寝る」とか言ってバタバタしてしまって缶をテーブルに放置していたら、こぶし大のバッタが3匹くらいたかって缶をなめていて。
こっこを寝かせたあと、星空を見ながらゆっくり飲もうと思っていたのに、飲めませんでした……。
酔っ払ったバッタがどうなったかは知らん……。
そしてキャンプのハイライトは、客がうちの他はソロキャンパー1人しかいない某県山中のオートキャンプ場で夫が車のキーをトランクに入れっぱなしにしてトランクを閉めてしまい、トランクが開かなくなって夫婦で「あああああどうしよううわーん」と叫びながら満天の星空の下でガチャガチャやってた絶望の数分間ですかね……。
心臓が止まるかと思いました。(運転席のドアが普通に開いた)
気をつけよう。
▼乳首から毛の生えた男
▼夫は家族キャンプに憧れがあったみたいで、ひとつ夢を叶えて満足そうでした