味見係も責任重大
荒川風エキメキのレシピ
「エキメキ」とはトルコ語で「パン」のこと。
昨年イスタンブール旅行に行った際、夫がカフェで食べたパンをものすごく気に入って、「日本でも食べたい!」と言うので現地の製パンショップに行ってレシピを聞いたり、本やイーストを買ってみたりして、家に帰ってからも夫婦でああでもないこうでもないと我が家なりにトルコで食べた味を目指して作り始めました。
強力粉と準強力粉をミックスしたり、いろいろ試行錯誤したものの最終的には「楽ちん&味が安定」なお手軽レシピに落ち着いています。
まだいろいろ実験中なので、ひとまず現段階でのベストレシピをば。
おすすめ材料
作り方に入る前に、おすすめの材料について。
まず油をオリーブオイルにするとちょっと本場っぽい味になりますが、パンとして食べやすいのは太白ごま油で作るバージョンな気がします。
そしてそしてイーストは、4月に復活祭のパンを作った際に買った「パネトーネマザー」を今回のエキメキや食パン作りにも使っています。
こちらがグルテンを作る力が強いだかで、確かに20分こねなきゃいけないところが娘が泣いて15分しかこねてない、とかでも生地がなんとなくしっかりしてくれるような笑!
エキメキ風パンも生イーストを使ったほうがより本場っぽい味になりますが、ドライイーストのように楽に管理できるパネトーネマザーが産後は重宝しています。
食パンもふんわり美味しく仕上がります。
大変おすすめ!!!!!
↑開封後は冷凍庫で保存しています〜。4月に購入して使い始め、今週(8月)使い切りました。買わねば。
荒川風エキメキの作り方 (手ごね)
<材料>
強力粉 350g(春よ恋を使用)
パネトーネマザー13gまたはドライイースト3g
塩 5g
砂糖 15g(てんさい糖を使用)
ぬるま湯 200g
太白胡麻油orオリーブオイル 30ml
1)ぬるま湯を50gと150gに分け、50gのほうに砂糖とイースト、150gのほうに塩を入れて溶かし、5分置く。
2)粉を入れたボウルに、(1)、太白胡麻油30mlを加えて20分こねる。
水に溶いた塩やイーストを粉に加えるときは、マイクロスパチュラを使うと容器の底に残っちゃう部分もすくえて便利です。
こねましたー。
3)35℃で1時間、1次発酵。
4)生地がだいたい2倍になったらフィンガーテスト。
発酵完了していれば生地を2個に分けて(だいたい1個300gくらい)生地を伸ばしてくるくる巻いて、棒というかツチノコというかアラジンが盗んでそうなパンの形にする。綴じ目はしっかりとじる。
15)5分室温で2次発酵。この間にオーブンをスチーム220℃で予熱。
オーブンに入れる直前にクープを入れます。
6)予熱したオーブンをスチーム200℃に下げ、25〜28分焼く。我が家は28分がベスト。
スチーム機能がない場合はオーブンの扉に霧吹きで水を吹くという技があったはず……。
7)こんがり焼けたらできあがり〜。
肝心の焼き上がりの写真が、こっこが起きちゃって撮り忘れました……。
我が家の食べ方
エキメキには、ハムやきゅうりやゆで卵、あと明治の「北海道十勝スマートチーズ」のチェダー味が合います。
スマートチーズほろうま!!
あっさり食べやすいパンなので、塩分を減らしてこっこの離乳食にも使っています。
レシピでは塩は5gですが、こっこにあげるときには3gに分量を変更。
こっこもけっこう食べてくれます。
あと、フムスにも合います。限られた時間でも手軽に焼けるパンなので、ぜひぜひ試してみてください!
▼こちらでも書いたとおりボウルのなかや空中で手ごねにすると、夜でもパン作りの音は控えめです
▼フムスは夫作