生きるとは、目の前にあるレンジ焼きそばを食べることである──荒川おっと
刻一刻と迫る予定日。
数ヶ月後の生活の想像はまだ全然つきません。
でもそうこうしているうちにベビーベッドだのベビーカーだの出産準備品もどんどん到着して、ほぼ揃いました。
まあ、まだ無事に産めるかわからないので増えていくその品々が嬉しくもありプレッシャーでもある……。
夫は今の気持ちを「期待と不安しかないなあ」と言っていますが、夫は責任感が強いので、もしかするとわたし以上にプレッシャーを感じているのかもしれません。最近ちょっと疲れ気味のように見えます。
夫の父はわたしたちが結婚して間も無く、くも膜下出血で急死してしまったので、本当は夫は「第1子の誕生」という人生の転機に際して同性の親にいろいろ相談したり、経験や感想を聞いたりしたいんじゃないかなあと思います。
やたら哲学書を読みたがるのも、夫は「関係ないよ〜ぼくが読みたいだけだよ」と言いそうだし無意識なのでしょうが、なんだか夫父が好きそうな本のような。
夫父と話したいんだろうなあ。
夫が本を読んでいるのを見るとちょっと胸が痛みます。うーん。
読まずに寝てたが
わたしも出産を前にして不安はありますが、なんかもうそっちはなるようにしかならないなというかんじなので、やはり夫のケアを第一にしたい今日この頃です。夫父のぶんまで!
といいつつ、産前産後は体力も精神面もすぐ限界に達しそうですし、たぶん「それどころではない」のでしょうが……。
それでも夫を支えることは忘れずにいたいなあ。
そのためにもひとまず今はせっせと体力作り。
あとはやはり、目の前の焼きそばを食べることが大事なのか。
▼焼きそばより夫父に食べさせてもらった牡蠣が食べたい
▼夫的にはやはり哲学より食べ物系の本のほうが進むようだ
▼そんな夫の愛読書