無駄なものに無駄な奇跡が起きました
夫は塩顔のわりにすね毛やムダ毛が濃いので、初めてそれを知った人には「顔に似合わず毛が濃いんだね」と驚かれていますが、つくづく夫といると、いろんなことがあるなあと思います。
Tシャツの繊維を突き抜けるってどんだけ……
そういえば男性のちちくび問題は、ジャレド・ダイアモンドの『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』という面白い本でも言及されていて、だいぶ昔に読んだので内容を詳しくは覚えてないですが「要するに男性のちちくびは非常食と見ていいのかな」とわたしなりに結論を出したのだった。
↑ こちら〜
さて、しょうもない話のあとですが、デザインといえばほぼ1年前に「揚げ物用にジオ・プロダクトの片手鍋を買った」とはしゃいだ日記を書きました。
揚げ物だったり茹で鶏だったりカレーを作るときにいいかなと思って購入を決めましたが、こちらのお鍋を1年使ってみて大大大誤算が。
それは、ジオでごはんを炊くのがおいしすぎて炊飯は絶対にこちらのお鍋になってしまったため、ごはんを炊いているときに並行してカレーや煮物など他のおかずを作れないということ……!!
土鍋を買ったときの日記にも書きましたが、我が家はもうジオごはん無しではいられない。
ジオが足りない!
この1年、わりと必要に迫られた場面が多かったので2つめを買ってみることに。
2つめのジオはどの形にしようかしらと夫婦会議を重ね、両手鍋と迷いましたが「ポトフ鍋の22cm」を買いました。
ばばーん
届いてみると、思っていたよりは大きい印象。ごはんも5〜6合まで炊けるそうです。
amazonで買いました。なんでamazonだけジオがこんなに安いんだろう……
同じポトフ鍋の20cmとも迷いましたが、今持っている片手鍋がすでに20cmのものなので、わたしたちの胃袋を考えるともうひと回り大きくてもいいかなと夫が結論。
夫いわく「やっぱり大きいけど22cmで良かったと思う。鍋底が広いと食材を炒めるとき楽だし、パスタも茹でられそうだし」とのこと。
片手鍋と並べて悦に入りつつ眺めていると、夫が「この鍋はもうF1だわ……」とつぶやいているのでどういうことか聞いてみたら、「(F1の車のように)無駄のないデザイン」という意味らしい。夫のちちくびの毛とは全然違う存在だなあジオ・プロダクトは。
さっそく念願の、「ごはんを炊くのとカレー作りをどちらもジオの鍋でやる」ができました。
クミンシードと玉ねぎを炒めて〜
カレー!
炒めて煮る料理のときの使い勝手が最高。
そして大きめのお鍋なので、夫の言ったとおりパスタやアスパラなどの長いものを茹でたり、鍋底が広いほうが崩れにくい手羽先と大根と新ジャガの煮物を作ったり、いろいろ便利に作っています。コトコト煮たらお肉はほろほろ、大根はしみしみに。
ふんぱつしましたが、買ってよかったー!!
おまけにもひとつ、お気に入りのキッチングッズ。
キッチングッズというか台所につけている時計です。
Cirbicの壁に吸盤でつけるタイプのバスルームクロックで、1年前に買ってつけましたが今まで1回も落ちたことがないすぐれもの!
うちの台所は暑くなりやすいので、温度計つきでグレーのものを探していて、アメリカのamazonで10ドルくらいで見つけました。
キッチンに時計って、あるとないとでは全然便利さが違いますね!
わたしはたいてい夫の「電車乗ったよ」メールで夜ごはんを作り始めるので、アナログ時計は作業時間をざっと割り振るときの逆算もしやすい。
そしてジオでごはんを炊くときは「炊飯10分、蒸らし10分」なので、この時計があるとタイマーをかけなくてもだいたいで時間が読める。
ただこれ、買ってから気づいたのですが海外仕様で温度計が華氏なんですよね……。
去年の夏はそれをたまに忘れて時計を見るたび「ファああ!!? 室温80℃だって!!!!??」とか一人で慌てていました。
今はさすがにもう慣れました。
▼ほかのお気に入りのキッチングッズ話はこちら。