ネクラも極まった感。夫がすごく怯えてました
前回の日記ではたくさんのお祝いコメントやメールありがとうございました!
夫とはおめでたがわかってからもずっと「まだあまり期待しないようにしなきゃね」と言い続けていたので、皆さんに「おめでとう!」と言っていただけて、「ああそっか、わたしもまずは喜ぼう!」と、なんだかここにきてようやく素直に喜べたような気がします。
いただいたコメントはこれからも大事にしたいと思います。
本当にありがとうございました!
その次の日記が虫ネタですみません。直接的な写真はないですが虫嫌いな方は避けてください……。
カタツムリ現る
夜行性の生き物がおよそ数十匹……
お正月も明けた1月のある日、室内のベンジャミンバロックの鉢植えの内側に何かカラのようなものを見つけました。よく見ると3mmほどの小さなカタツムリ。
部屋のなかに置いているものだし、カタツムリは人間の命にも関わる寄生虫がいる可能性もあるので、直接触れないように気をつけてあわてて取り除きました(子どもの頃は平気で触っていたけども)。
しかし次の日も鉢に1匹、そのまた次の日には2匹……。
何匹いるのー!? と使い捨てスプーンでざくざくカバーストーンをよけてみると、あちらこちらに思った以上の数の小さなカタツムリが……!!
ギャー!!
それからはカタツムリとの戦いが始まりました。
カタツムリは夜行性なので、夜になるとライトで照らして土をほじくり、朝も起きて一番にすることは鉢植えのチェック。カタツムリは光を照らすとカラが透けるので、土や石との区別がつきやすいです。
夫が「つまちゃん、狂気を感じるからもうやめて!」とわたしを引きずって鉢から引き離すまで毎晩カタツムリを狩り続ける日々。
その間、ベンジャミンへの水やりはストップして乾かし気味に。
1週間ほどカタツムリチェックを続けていくうちにカタツムリの姿はだいたい見られなくなりました。
薬を使いたくなかったので、手作業でなんとか駆除できてよかった。20匹以上は駆除したと思います。
カタツムリ発生の予防策としては、
・枯れた葉っぱなどはすぐに取り除くこと
・鉢を湿気させないこと
らしいです。
冬なのに水をやりすぎて鉢が湿気てたので、そのせいかもしれないなあ。
気になるのはカタツムリがどこから来たか、ということですが……。夫いわく「もともと買ったときの土についていたんじゃないかなあ。植え替えるとき、もとの土を全然落とさなかったでしょう?」とのこと。
なるほどねえ。確かに買ってから2年、カタツムリを2匹ほど見かけたことはありました。こんなに増えたのは初めてだけど……。
ビールトラップ
しかし最後にまだ隠れているやつをあぶり出さねば、平穏は訪れない!
そこで知ったのが「ビールトラップ」。
カタツムリやナメクジはビールの匂いが好きなんだそうで、ビールを仕掛けておくと夜のうちにビールを舐めようとして近づき、アルコールに酔って溺れてしまうそうです。
我が家は夫もわたしも平日に晩酌はしないのと、土日もどちらか1日は休肝日。そしてわたしがそこまでビールが好きじゃないのでもらいもののビールが冷蔵庫にけっこうたまっていて。
カタツムリのためにビールを開けて、普段はしない晩酌をすることにしました。
ということでいらないペットボトルの蓋にビールを入れ、植木鉢にセット。
夫が新年会で遅い日だったので、わたしはその残りのビールを植木鉢の隣に座ってちびりちびり。
カタツムリもたっぷり飲んでくれよ、と思いつつ。
しかしなんだろうこのやるせないような申し訳ないような気持ちは……。
ああ、そうだ。漫画では神妙な気分と書いたけれど、もっと的確なものを思いついた。
「戦国時代に、村に迷い込んだ落ち武者を介抱するふりして落ち武者狩りをする村人の気持ち」が一番近いわ。
それでたいてい現代に甦った「落ち武者伝説」になぞらえた事件が起こるんですよね……。成仏してくれカタツムリ。
翌朝見ると、ペットボトルの蓋のなかに1匹のカタツムリが沈んでいました。たぶん最後の1匹だったのか、カタツムリとの飲み会から半年経ちますが、その後はカタツムリの姿を見かけたことはありません。
そう、「半年経つがいなくなった! わたしはカタツムリに勝った!!」という事実を書きたいがために、このくだらない日記を寝かせていました笑。
そしてこのあとお酒を飲む機会を逸しておめでた生活に突入しちゃったので、カタツムリと飲んで以来お酒を飲んでいません。
こんなことならやっぱり新年会のお誘いを受けて楽しいお酒を飲んでおけばよかったか……。
▼ほかの虫との戦いも