ドラッグストアで一旦夫をまいてわたしはトイレに走った思い出
石窯ドームのオーブンレンジを買ってパン作りをするようになってからはすっかりパンを外で買うことが無くなりましたが、先月はパン作りどころではなかったので久しぶりに市販のパンを買いました。
超熟のイングリッシュマフィンは夫が一人暮らし時代に家に遊びに行くとよく出してくれた思い出のパン!
あの頃も楽しかったなあ。トイレダッシュに夫がついてきたときは地獄でしたが……。
先週からようやくパン作りも復活!
朝うだうだする夫にとって朝ごはんは起きるためのモチベーションらしい。
前日にパンを焼いておくと、朝は「パン食べなきゃ……パン……」とゾンビのように起きあがり、新しいレシピを試したと言うと「それなら今回は蜂蜜でシンプルに食べるわ、パンそのものの味を確かめたいからね」となんか寝ぼけてるくせに偉そうに喋って食べている姿を見るのが面白い。
そしてごはんをゆっくり食べすぎて毎度遅刻寸前の夫
さて、食パンはスタンダードな「食パン1斤型」か「パウンド型」で焼いていますが、これらの型だとお店で売っている食パンよりちょっと小ぶりなサイズになります。
市販の食パンを食べて「やっぱりこの大きめサイズもいいなあ」と改めて思い、お店サイズの大きめ角食パンを焼くべくずっと欲しかった特別な食パン型を買いました。
浅井商店の理想の食パン型ゲット
それがこちらー。
合羽橋の浅井商店さんの「売ってる食パンに限りなく近い理想の食パン型」!
ばばーん
届いたばかりのほやほやですが、1回パンを焼いて空焼きも3回しているので新品感はないですね……ぴかぴかのときに写真撮ればよかった……。
昨年の秋に合羽橋へ買いに行ったときは品切れで、「来年の夏頃入荷です」と言われて夫婦でガックリ肩を落として帰ったのでした。
再販のお知らせが届いたので、浅草までは行かずに楽天で購入。
アルタイト型なので使う前に空焼きをしたり、ちょっと手間がいります。これが難しいけど面白い。ショートニングが無いので、太白ごま油で手入れしてます。
上の写真のように型が油膜に覆われた状態になると、焼き上がったパンの型離れと火の通りが良くなり、錆止め効果もあるのだそうな。
この空焼きがまだまだ甘かったのか、空焼きを2回してから初めてパンを焼いたときは側面がくっついちゃってスポンとは外れず、ベシベシ叩いて無理やり耳をひっぱって取り出しました。
その後また1回空焼きをしておいて、さっそく2回めのパン作り。レシピは浅井商店さんの「型にピッタリレシピ」よりミルクパンのレシピで挑戦。
やるぞー
いつもパンをこねるときは、発酵にも使える大きめのボウル(ポリカーボネートのボウル21cm)を使ってこねて、生地がまとまってきたら空中でひねるようにこねまくるスタイルです。名付けて「空中ひねりつまスペシャル」(体操風)。
手首を使い!
我が家はマンション住まいなので、台に打ち付けてバンバンこねるのがはばかられる。ということで空中ひねりでこねていますが、この空中ひねりでも問題なく普通に美味しいパンになるような。
眠かったり部屋が暑くて手が熱くなると思ったより発酵が進んじゃうので、そのへんは注意ですが。
できたー。
2回めの今回は、型からスポーンと気持ちよく抜けてくれました。型が育った!
はじめから空焼き3回すればよかったのかしら
おお〜、まさにお店で売っている角食のサイズ感だ。切ったらすぐに冷凍。
具だくさんサンドイッチ作りにも良さそう!
トーストにして、トルコで買ったレンズ豆のインスタントスープと一緒にさっそく朝ごはん。
穴が空いているのは型のせいではなく、生地を伸ばすとき打ち粉を打ちすぎて失敗したっぽい……
大変おいしゅうございました。
もっと上手に焼けるようになりたいわ。
▼合羽橋には以前ケーキ型を買いに行きました。こちらも活躍中!