「夫なにやってんだろ」と見ていたら「夫婦で何やってんだろ……」という状況に巻き込まれることがしばしば
以前の日記にも書きましたが、夫がたまにやる謎の遊び「抜け殻作り」。
こちらとしては「洗濯物は脱いだらとっとと洗面所のかごに入れてくれ」と思うのですが、夫が楽しそうにしているので何も言えません。
今回はふと思い立って、隣に妻の抜け殻を作ってみました。
パジャマからも伝わるバカ夫婦のバカっぽい抜け殻。
紫色のタイツは「寝ながらメディキュット」のフルレッグタイプ。夫にださいと言われるけど手放せない……
ダブル抜け殻を見た夫が予想以上に喜んでくれてよかったです。わたしのパジャマはもちろん洗濯したやつですけども。
さて、抜け殻作りに続く夫の一人遊びはお菓子作り。
最近りんごをたくさんもらって冷蔵庫がりんごだらけになったところ、夫が「りんごマフィンを作ってみたい」と言うので、作ってもらいました。
夜中なのにバターと卵のいい匂いが魔物だわ〜
マフィンのレシピは夫の愛読書『きのう何食べた?』12巻より(レシピの詳細はネットにもありますがぜひぜひ本で!)。
漫画ではりんごを2個使って8個のマフィンを作るレシピでしたが、「8個は食べきれないかもね」ということでりんご1個、卵小さめM玉1個、無塩バター35g(粉のほうに塩少々)、てんさい糖は42gにして粉類などはきっかり半量に。レシピにあったバニラオイルはなしで、粉砂糖をかけてオーブンへ。カップケーキ型6個分のマフィンが焼き上がりました。
ほかほかなうちに食べる!
夫いわく、生のりんごを使うのでりんごを煮る手間がないのと、卵とバターの分離を気にせずガシガシ混ぜて生地を作れるので簡単にできたそうです。
味はもちっとしっかりめの生地にごろんとりんごが入っていておいしい!!
生地が少なめでりんごの分量が多いので、見た目よりあっさり。もともとおいしいりんごをいただきましたが、焼いたことでジューシーさが増しています。
りんごのジュワッとした存在感と食感がたまらないわ〜
焼いたそばからパクパク止まらなくなってしまい、夫と「レシピどおりに8個作ればよかった……」と後悔しました。翌朝はレンジで20秒チンして熱々を食べました。
夫は「仕上げにバニラオイルかバニラシュガーをかけたかった」と言っていましたが、蜜入りの甘いりんごを使ったのでわたしはバニラ風味はないほうがりんごの甘酢っぱさを味わえて好み。砂糖の量も今回の分量で充分甘かったかなあ。
マフィンは最初から最後まで夫が作ってくれました。作っているあいだは「指示をよろしく」と言われたので、わたしは「次は牛乳を入れるよ」とか「次は粉だよ」とか夫の向かいに座って漫画を読みながら偉そうに手順を言うだけで何もしませんでしたが、このシチュエーション、どこかで見たぞ……? と既視感が。
そうか、NHKの『グレーテルのかまど』*1の「かまど」の気分か!!
せっせと作る夫
やいのやいの言うポジション、いいですね。りんごはまだたくさんあるので、また作ってもらおう!
▼すっかりその後は夫の得意料理に
*1:若いおにいちゃん(ヘンゼル)がおばちゃん声の「魔法のかまど」にやいのやいの指示を受けながら姉・グレーテルに食べさせるためにひたすらせっせとお菓子を作るという設定の番組