新婚旅行での最大の収穫は、夫がダサいジーンズをあきらめたことかもしれない
前回
実は夫と付き合う前から「下半身がでっかく見えるボロいジーンズ履いてるなあ」と印象的だった夫のジーンズ姿。
物を大事にするのは良いことですが、夫の体型に合ってないし生地が擦り切れて夫の白い太腿とすね毛とトランクスがチラチラ見えてるし、さらに穴の開いたポケットからお財布が落ちそうになっていたので、そろそろあきらめてくれないかと指摘したら「まだ履けるよ!」と全然言うことを聞かない。
でも旅行に行く前に別のジーンズが1本裂けてダメになったので、面倒がる夫を引きずって新しいジーンズを買ったところ、夫も「新しいジーンズはなんだか足が長く見えて嬉しいな、でもぼくは古いジーンズもまだ履くよ」と、今回の旅行はその新しいジーンズとボロいジーンズの2本を用意したみたいです。
しかし漫画のとおり、ボロいジーンズは「北欧で履いていられないィィィ!!」と叫んでホテルで脱いでからその後2度と履くことはありませんでした。
かたくなだった夫の心をも一瞬で溶かす北欧のおしゃれパワーすごい。
新婚旅行に出発
1日目:コペンハーゲンへ
いよいよ新婚旅行に出発!
成田からスカンジナビア航空でコペンハーゲンへ向かいました。海外に行くときは本当に荒川区に住んでてよかったといつも思います。成田が近い近い。
フライト時間は約11時間半。途中でごはんを食べて歯を磨いた以外はずっと寝ていたので、飛行機での思い出は特になし……。
のどぬ〜るマスクはイイ!
到着は現地時間で夕方の16時すぎ。日本との時差はマイナス8時間なので、日本は深夜0時です。地下鉄に乗ってホテルの最寄り駅へ。
地下鉄は無人運転。一番前の席を陣取って嬉しそうな夫
アドミラールホテルに到着
宿泊はニューハウンも近い「アドミラールホテル」にしました。
公式サイトより写真お借りしました
こちらは1787年に建てられた穀物や塩の倉庫を改修した四つ星ホテル。
空港からは地下鉄で約15分のKongens Nytrov(コンゲンスニュートー駅)が最寄りです。駅からは徒歩10分ほどで、ホテルまでは石畳の道をトランクを引っ張っていかなきゃいけないのですが、ニューハウンや宮殿、かの有名な人魚姫の像も近くて部屋からはオペラハウスを臨める運河ビューというナイスな立地。
窓の向こうに運河。部屋は重厚感のある樹齢200年の松の木の梁がめぐらされていて船室のような雰囲気。
家具は大大大好きなデンマークのブランドSkagerak(スケアラック)がホテルのためにデザインしたもので、帆船の床板で使われるグレーチングなど造船のデザインを取り入れているとか。欲しい。
くつろぐ夫の無駄なグラビア
ロビーや廊下は倉庫時代そのままのレンガのアーチで造られていたり、船室のような窖のような、とっても個性的な雰囲気のホテルでした。
公式サイトより 写真撮り忘れてしまった
荷物を下ろしてジーンズを履き替えた夫が「デンマークといえばブラックダイアモンド(王立図書館)に行きたい!」と言うので、夜ごはんを兼ねて少し散歩へ出かけることにしました。
アイスランド旅行記なのにアイスランドに到着しないままつづく。