荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

乱暴レモンカードと夫レモン鍋のレシピ

先日徳用レモンを間違えて2袋買ってしまい、我が家は大量のレモンを消費すべく「荒川レモン祭り」開催中。

ということで、レモンを使った夫婦の「得意料理」(今週のお題)をご紹介。 

※レモンは皮ごと使うので、無農薬のものがおすすめです。

 

レモンカード

まず作ったのはレモンカード

バターと卵とレモンと砂糖で作る、ミルキーな甘酸っぱさと滑らかさがたまらないスプレッドです。カードとは「凝固」という意味で、乳成分に酸を加えると凝固する作用を使うので、作りたてはトロトロ、少し冷やすとジャムのようにポッテリです。

口に含んだ瞬間はカスタードのような濃厚なコクと甘みでモッタリと「甘ぁ」な味ですが、途端にレモンの酸っぱさがしゅわーっと出てきて甘さを巻き込んで消えてゆき、後味がさっぱり爽やか。この甘さがふと消えるのが切ない。もう止まらない。

でも高カロリー。 

 

夫が好物だというので、初めてのバレンタインデーのときにマフィンとレモンカードを作ってプレゼントした思い出の一品でもあります。

そうそう、よしながふみさんのマンガ『西洋骨董洋菓子店』で「せつなくなるほど酸っぱいレモンクリーム」というケーキの説明があって、ケーキ屋さんに似つかわしくないヒゲの店長さん(色男)のセリフというのも相まって「どんな味かな」とすごく印象に残っていたのですが、自分で作ったレモンカードを味見したときに「これか!」と思いました。

西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス)

1巻のエピソードでした

 

正しいレシピは湯煎でゆっくり作りますが、最近は食べきり量を乱暴に作ります。

レモン1個で、ちょうどレモン1個ぶんの容器いっぱいに出来ます。

レモン大!

 

作り方 

▼スタートからコンロの火を止めるところまで約10分。

▼130gほど出来ます。

▼ホーロー鍋で作る場合はステンレスの泡立て器だと鍋が傷ついちゃうので、シリコン泡立て器などがおすすめ。

 

1)小鍋を弱火にかけ、バター50gと砂糖(てんさい糖)40gを放り込む(甘いのが好きなら50g)。バターと砂糖を転がしながら溶かす。

2)だいたいバターが柔らかくなったら、あとは余熱で充分溶けるかな、というところでいったん鍋をコンロから下ろす。

3)ここで卵1個をボウルに割り入れ、泡立て器でよーーーーーくかき混ぜておく。コシを切るように。

4)レモン1個を鍋に絞り入れ、すぐにかき混ぜる。レモンの皮(黄色い部分のみ)をおろし器で手早く削り入れる。

5)よく溶いた卵をかき混ぜながら小鍋に入れる。

6)休まずグルングルンかき混ぜ続けながら、小鍋をごく弱火にかける。ポイントはコンロの火を調整してから鍋を置くこと。たまに鍋を火から離してガーッとかき混ぜたりしつつ、ぐるぐる混ぜているうちに手が重くなってきて(途中でヘラなどに持ち替えても)、まわりがフツフツポコポコとしてきたときの温度が大体75〜80℃。これくらいの温度になってトロミがついたら出来上がり。

7)容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫へ(わたしはあったかいユルユルなうちに食べるのも好きです)。白身を固まらせすぎちゃった場合は容器に移すときに漉して挽回。 

湯煎で丁寧に作らないぶん、温度が急激に上がって卵の白身が固まりやすいです。ポイントは手を休めないこと!

 

レモンカードはジャムほど保存がきかないので、この食べきりサイズを2日くらいで食べるようにしています。 食べ切れなさそうだったら、すぐマフィンに混ぜたりスコーンに折り込んで焼いちゃいます。

たっぷり作って瓶で保存する場合はしっかり湯煎して殺菌して作ることをおすすめします。

 

プチタルト型や森永ムーンライトクッキーに乗っけて片手でつまめるレモンタルトにすると、お客さんが来たときのデザートに良いし、もちろんジャムのようにスコーンと合わせて食べてもたまらん!

もとは8個でした〜

 

このゴロゴロした岩のようなスコーンは、以前日記にも書いた小林かなえさんの手早く出来るブルーベリースコーンのレシピをプレーンで作っています。 

てんさい糖だけふるいにかけず作るのがすごくおすすめ。ザクザクとしたてんさい糖の粒が表面に浮くので、外ザクザク中ふわふわ、しっかり甘さを感じるスコーンになります。

レシピだと砂糖は50gですが、てんさい糖30〜40gで充分甘いです。

 

このスコーンと乱暴レモンカードなら、土曜の朝にのんびり起きてグダグダしている30〜40分くらいのあいだに出来ちゃいます。できたてホカホカなスコーンとレモンカードで幸せな時間。

ああ、これで低カロリーだったらよかったのに。

 

レモン鍋

続いて夫の得意料理、レモン鍋。

もとは「賛否両論」の笠原将弘さんのレシピを参考にしているそう。 

うちでの材料はレモン2個、豚バラ300g、生牡蠣150g、大根おろし1/2個ぶん、白菜、春菊、椎茸、長ネギ、豆腐、あと油揚げを食べたいぶんだけ。

 

1)まず昆布で鍋にだしをはり、白だし、料理酒少々。薄口醤油かめんつゆ極少々。このへんは目分量らしい。

以前はこれにみりんも入っていましたが、料理酒を「こんにちは料理酒」にしてからは味が濃いので(うまみ成分が普通の料理酒の4倍!)みりんいらずです。

1000円くらいなので料理酒にしてはちょっと高いかな、と思ったのですが、720mlも入ってるしみりんいらずになるし(みりんを使う料理のときはみりんを使うけれど)、少量で旨味がガツーン!!なので意外とコスパも良いかんじです。料理のレベルが上がる!

 

2)野菜を入れて煮立て、次に豚バラ、そして片栗粉を軽くまぶした牡蠣を入れて蓋をして、すべての具材に火が通ったら、水気を切った大根おろしとレモン1個ぶんのレモン汁、薄くスライスしたレモンを最後に入れてできあがり。

3)黒胡椒をかけながらいただきます。牡蠣が熱い。 

写真は黒胡椒をかけ忘れてしまった

 

レモンは煮えると苦味が出てきちゃうので、食べている途中で引き上げます。あと、種が入らないように注意してください(悶絶するほど苦い)。

レモン風味でサッパリと食べられるので、お肉はたくさん用意したほうがいいです。 

わたしは本当は200gを一人で食べたいので、今回も夫に黙って400gの豚バラを買ったのですが、夫にバレてパックをラップでぐるぐる巻きにして冷蔵庫に仕舞われました。寂しい。

 

この鍋の〆がまた絶品。リゾット風にしたり、麺を入れて酸辣湯麺風に食べるのがお気に入りです。

スーパーで牡蠣が出回ってくると、レモン鍋が食べたくなってそわそわします。

 

▼追記:あさりとキャベツで作ってもおいしかったです。

 あとレモンと言えば、以前日記にも書いたお気に入りのサラダ、「ねぎとごぼうとツナのホットサラダ」もレモンを使う一品。 レモン1個ぶんを絞っています。

そんなこんなで、たくさんあったレモンがいつのまにか無くなっていました。

またレモン買わなきゃ〜。