確かに、新郎の晴れ舞台でもあるのに洋装でも和装でもオプションが少なくてかわいそうかも
前回はこちら。
母の助言もあり、白無垢には文金高島田で臨むことにしました。
「ブンキンタカシマダ」という響きは、「ナンキンタマスダレ」の響きとよく似ている。
かつらの調整
文金高島田のレンタルかつらを顔型に合わせて調整していただくべく、台東区・三ノ輪のかつらメーカーさんへ。オフィスに入ると結髪師さんたちが黙々とかつらの調整を行っていて、独特の雰囲気でした。
かつらの髪色は黒髪色と明るい茶髪色がありました。茶髪色はかなり明るかったので、黒髪色をチョイス。顔型に合わせてボリュームなどを調整していただきました。
注意されたのは、現状でサイズを合わせてしまうので、あとは式まで毛量が変わるほど髪を切ったりしないでね、とのこと。
かんざしもそこでたくさんの種類のなかから選べました。挙式のあいだは綿帽子を被っているので、かんざしが見える時間って殆ど無いのですが、楽しかった♡
夫が作ってくれた婚約指輪にちょっと似たデザインのかんざしがあったので、そちらを選びました。婚約指輪は挙式に持っていけないのが残念だったので、かんざしでそれっぽいモチーフを添えることが出来て満足!
こんなかんじになりました。
ドキドキの文金高島田は似合うかどうか内心不安でしたが、世間が許すなら普段からこの髪型でもいいや、と思ったくらい気に入ってしまいました。
たぶんかつらが馴染んだ理由としては、わたしの顔が和風だからといった自身の高島田ポテンシャルよりも、こちらのメーカーさんのかつらの生え際の処理と調整の良さが大きかったのではないかと思います。
そしてなにより軽い!!
かつらを被っていても余裕でジョギングに行けそうなくらいでした。
母も、「わたしが結婚式のとき被ったかつらは首が痛くなるくらい重かったのに、進化してるのねえ!」と驚いていました。
文金高島田が似合わない人はいない説
これはわたしのかつらの調整をしてくれた結髪師さんの櫛の動きや友人の話、モデルさんの写真を見て立てた仮説なので、与太話くらいに流してくださいね。
文金高島田のかつらをよく見ると、両サイドの膨らみ(「ビン」と呼ばれる部分)の下部分が丸みを帯びつつもシュッとしたシャープな形のかつらと、下部分は丸ーく下がったような形で、ビンの長さは短めのかつらの種類があります。これはかつらのメーカーや値段によるのかな、と思っていたのですが、もしかすると男顔の人はシュッとさせて、女顔の人は丸くさせているような。
こんなかんじです。
わたしは父親似の男顔なので、ビンが丸めタイプも試しましたが、最終的に横顔のバランスを見てビンがシャープめタイプに落ち着きました(上の写真をみてね)
このビンの違いで、男顔はより華やかに、女顔はよりたおやかに見えます。
では男顔と女顔のかつらを交換すると、どうなるか。
どちらの顔も女性らしさや魅力がちょっと失われたかんじになってしまいます。
男顔は老けて見えて、女顔は色気がなくなって小僧感が
絵といえど「かつら被ってる感」も強まるような。いかがでしょう。
つまり、このビンのボリュームの調整と選択さえ間違われなければ、文金高島田はそれなりに誰でも似合うのではないか!!
文金高島田が似合わなかった、という人は、もしかしたら逆を被らされたり、調整が足りなかったのではないか!!
そして更なる仮説。
男顔、女顔という印象の前に「カピバラに似てるね」とか「インド人っぽいね」と何かに例えて言われる顔タイプ。このタイプの方は、美人は美人でも顔自体にインパクトがあるので、文金高島田というインパクトのあるものを乗っけることにより、インパクト×インパクトでいわゆる「コントっぽくなりがち」なのではないか、と思います。
この場合は顔周りのインパクトを抑えるために、前髪などの地毛も結い上げる半かつらとか、地毛結いとか新日本髪とか、ビンの長さが短いタイプですっきりさせると、美人度が増すんじゃないかなあ、なんて。 カツラがどうも合わないなあ、という方は、半かつらや地毛結いを試してみると意外としっくりくるかもしれません。
ということで、人の顔は千差万別なので一概に「これだ!」とは言えませんが、文金高島田は調整次第で誰でも似合うのではないか、という与太話でした。
思いついたけれど、他に発表する場がなかったので書けてすっきりした…。
和装メイクリハーサル
このとき、ヘアメイクの業者さんでお試しメイクもありました。ベースの水化粧はしっかり白くなって落としづらいので、お試しでは軽めにしてもらいました。
全然伝わらない!!
このリハーサルのメイクを気に入っていたのですが、当日は急遽違うメイクの方が来たのであんまり意味はなかったかもな〜。
これにて結婚式の準備はだいたい終わり。
あとは、神社で挙式1週間前のリハーサルと式本番を待つだけ!
そのほかに用意したもの
あと用意したものは、ゲストへのお礼の引き菓子(お菓子、日本茶、メッセージカード)。挙式する神社の由緒と関係が深い場所に以前夫と旅行に行ったことがあったので(偶然!)そこで食べておいしかったお菓子を取り寄せました。「みんなにも食べてもらいたいな」と思っていたのでちょうどよかった。
花嫁チェックリスト
挙式までの花嫁チェックリストはこんなかんじ。
挙式まで
こまごまと買うもの系
準備で自然と痩せるよ、なんて言われていたのですが、あんまり大変じゃなかったので全く痩せませんでした。
いよいよ次回、式1週間前のリハーサルへつづく。