すっごく怒っていた
近頃、0歳1ヶ月になったばかりのこっこの「アブゥ怒りのデスロード事件」を懐かしく思い出すことが多いです。
現在4歳・年中さんのこっこは反抗期に磨きがかかったというかなんというか、こちらが注意したりせかしたりすると、「今やろうと思ってたのにママに注意されたせいでやろうとしていたタイミングじゃなくなっちゃった、あーあ邪魔されなきゃすぐやったのにママがキーキー言ったことでお互いに時間を無駄に過ごしたせいで涙がでてくるからハンカチ持ってきてェ!」とか「こっちゃんはこっちゃんのペースで生きてるからほっておいて!」とか、本っ当に口が減らないというか、うるさいです。
うるさすぎて、こちらも「その憎まれ口はいったいどこで仕入れたの」と感心するしかないけども……。
夜は添い寝しないと「さびしい」と言って寝られないくせによお笑
ちょうど先日は幼稚園の先生との面談があって、事前アンケートに「最近の悩み事」という欄があったので夫と相談した結果、2人とも気になるのが”こっこの口ごたえ”だったのでそれについて書きました。
親に憎まれ口を叩くぶんにはいいけれど、お友達や先生にまで同じような態度だと問題というか、普通に嫌な奴ですからね……。
しかし先生からは
「信じられないです〜、こっちゃんはいつもお友達がけんかしていると”そんなこと言ったら相手は悲しくなっちゃうからやめな?”と仲裁してくれて、とっても優しいんですよ」
との話で、こっこの外ヅラに愕然としました。
確かにこっこはよく「お友達は大事だから蹴ったりしない、でもお友達じゃない人がこっちゃんの邪魔をするなら蹴飛ばして空にあげてラケットで叩いて地面に落としたところをまた叩いてやろう」とか言って、ヤンキー漫画で見たようなノリでお友達は大切にするタイプ。
うーむ、と唸るわたしに先生は
「パパとママには口ごたえしたりワガママを言って、家では素の自分を出してガス抜きしてるってことですよ。社会性が育ってる証拠です」
となぐさめてくれました。
短気なこっこが外ヅラよすぎて勝手にストレスためてるなら迷惑な話だ。
思えばこっこは新生児期から短気で、「怒り」や「苛立ち」については生後すぐに「アー!」「ア!」と警告音のような短い叫びを発してきて、偉そうだった。
こっこはあの頃なんであんなに寝るか怒るかばかりだったのかなあと思ったら、あとでこっこが3歳になったくらいのときに
「こっちゃんが赤ちゃんのとき、ぱいが丸すぎてママのこと嫌いだった」
と信ぴょう性のありそうなことを突然ボソッと言ってたので、それが本当ならわたしのおっぱいが飲みづらかったことにイライラしてたということなのか……。
▼実際に授乳のときの体勢には苦労していて、母子ともに「下手」と言われていた
そんな日々を懐かしく思いつつ。
今後もこっこの成長と共にレベルアップしていくだろう彼女からの口ごたえに、たぶんわたしも傷ついたり腹が立ったりすることもあるんだろうなあ。
でもそのたびにきっと、真っ暗な寝室で夫とふたり、夜泣きするこっこに辟易して息を潜めていた瞬間のこっこの超早口の「アブアブアブアブアブアブゥ!?」という0歳の小さな体が発した全力の怒りの叫びを思い出して、「大きくなったわね」と心のなかで笑うくらいの余裕は欲しいな。
そしてそういえば年少のときの個人面談の悩み事も「こっこの口ごたえ」と書いたことを思い出しました。
たぶん来年も書くだろう……。