元気に育ってくれて何より……
荒川こっこ、昨年の11月で4歳になりました!!
(11月に下書きしておいた日記です)
〜荒川こっこの歩み〜
職業・幼稚園年少さんとなったこっこは、毎朝起きたらまずカレンダーをチェックして「ママ、こっちゃんの今日のご予定は?」と確認するという、予定を詰め込むのが好きなタイプ。「予定ないよ」と言うと「じゃあ幼稚園終わったら公園で遊んで、カフェにでも行こうか……」と無理やり予定入れてくる笑。
おかげで「幼稚園に通い始めたら生活は落ち着くかな〜」と思っていた母の期待は裏切られ、正直毎日こっこの送迎やらこっこに頼まれた調べ物やらで今まで以上にしんどいです。
身長はほぼ100cm、体重15kg。
1年前の誕生日は93cm、体重13.5kgだったので、2歳→3歳、3歳→4歳ともに1年で7cm伸びたかんじ。入園前に秋冬物の100cmをセールで多めに買ってしまっていたけど、110cm買っておけばよかった。
靴のサイズはこの1年で15.5cmから16.5cmとなり、買い換え続けたアシックス"スクスク"(※)代で我が家はそろそろ破産しそう。(※アシックス”スクスク”という乳幼児用スニーカーのシリーズ。4、5000えんくらいする……)
青いのは浮気したモンベル。0.5cm刻みで3〜4足ペースで買い換え続けています。写真にあるのが全てではない……
アシックス"スクスク"は0歳11ヶ月の頃に購入した11.5cmのファーストシューズに始まり、ずっとこっこの足を守ってくれています。
履き口の位置がしっかりくるぶしを包む「ミドルカット」のおかげで、やんちゃなこっこが急な斜面を駆け下りたりしても、慣れない遊具によじ登っても、変な転び方をして怪我をするようなことはありませんでした。
そんなアシックス"スクスク"も16.5cmからはミドルカットのシューズがなくなってしまって。ミドルカットのいかにもベビーシューズなコロンとしたフォルムを卒業して、すっかりお姉さんスニーカーに。
ちょいと寂しいです。
それにしても汚いなこっこの靴……笑。
幼稚園での成長っぷり
さて、3歳での大イベントはやはり
幼稚園入園でした!!
野獣こっこなので園でも暴れてしまうかもしれないと心配していましたが、普通に集団生活をエンジョイしているみたいです。親が見ているかんじだと、もっとマイペースでトリッキーなタイプだと思っていたのですがね。
先日親戚に「こっちゃんの幼稚園で一番かっこいい子はだあれ?」と冗談で聞かれたときにも、こっこは
「Aくんが一番かな。なぜかというと、Aくんは自分の遊びをしているときも、先生に”みんな集まって、お遊びするよ〜”と呼ばれたら自分の遊びをやめて、先生との遊びを始めることができる子なの。そこがかっこいい」
と話していて、かけっこが速いとかにかっこよさを感じるんじゃなくてオンオフの切り替えの早さにかっこよさを感じるとは、
野獣のくせに規律を重んじるというか、
こっこはやっぱ体育会系なんだな……。
と思いました。
こっこの園生活については、今度じっくり振り返ってみたいと思います。
夫は↑のこっこの話を、「パパよりかっこいい男がこの世にいるってのかい……?」と震えながら聞いていましたが、「世界で一番かっこいいのはパパよ」とこっこに言われて素でデレデレしていました。ちょろすぎる……。
プライベート?な成長っぷり
0歳からのやけに陽気で好奇心旺盛な性格はパワーアップを続け、なんというか物怖じしない人に育ったなあ〜というかんじです。
あとは健康と長生きを気にしていて、そこから菌やら科学に興味もあるようで顕微鏡やリトマス紙で遊んだレポートのような絵日記を書いたり、実験のプレゼンをしてくれるようになりました。
展覧会ごっこや紙芝居ごっこも好きで、とにかく発表するのが楽しいらしい。やりすぎて就学前に燃え尽きないでくれよな……笑。
おやすみ前の1冊の本以外は「自分で読むから」と、紙芝居も本もほとんど一人で読むようになりました。「ママ読んでっ」と請われて喉をつぶした日々がすでに懐かしいな。あと紙芝居台、逆になってるわ
そしてむかしから「言葉や文字」で遊ぶのが好きな子でしたが、やはり好きな遊びはしりとりや「あたまおしりゲーム」。
あたまおしりゲームとは「バナナサンド」という番組のゲームで、最初の文字と終わりの文字を設定して、文字数の長い単語を考えるゲーム。
あと「ン」で終わる国名ゲームとか、50音で一つずつ「ん」とか「り」で終わる単語を考えるとか、こっこは楽しそうだけど夫とわたしはただただ普段使わない脳の部分が痛くなってくるゲームをふっかけてきます。
そんなこんなで漢字も簡単なものならけっこう読めるようになり、歌詞を追うことができるのでカラオケが得意。これは読み聞かせと早期音楽教育(リトミック)の賜物ですねフハハ。
十八番は『ワインレッドの心』『帰ろう』『闇が広がる』『Mela!』。
温泉旅館で玉置浩二を気持ちよく熱唱するこっこ
文字を書くほうも練習中。
5月に幼稚園のお友達にお手紙をもらって(折り紙で作ったコップに”こっこ”と書いてプレゼントしてくれた)、さっそくお礼状をしたためようとしたこっこ。
しかし「たくさん言いたいことがあるんだけどこっちゃんは上手に文字が書けないの!!! 子どもの手だとへたくそなの!」と言って、ペンを握ったまま床でのたうちまわってヒステリックにビャービャー大泣き。こっこがこんな激しく悔しがったのはこれが初めて(そして今のところそれ以降は無い)じゃなかろうか。
そこでフリクションペンでわたしが下書きして、こっこが普通のペンでなぞり→ドライヤーを当てて下書きを消す、という「魔法のペン」作戦で文字練習を始めました。
レシピノートをオーブンの上に置いておいたら、フリクションで書いたレシピが熱で全部消えたというつらい思い出がここで役に立つとは。
あの悲しみはこのための必然だったんだわ……
夏休み後くらいには「ひとりで書くわ」と魔法のペン作戦を卒業し、ワークショップの先生にお礼状を送ったり、お手紙を書いてお友達とせっせと交換したりしています。
相変わらず英語や外国語も好きですが、特にこの1年は手話や点字に興味を持って手話ニュースやEテレの手話番組を観たり、点字の絵本を図書館で読んだりしていました。
「もっと勉強をしたい」と言うのでワークショップを見つけて参加したりしていますが、小学生にまじって一人でがんばっている姿を見るとああ本当に興味があるんだなあ……と正直不思議だったりします(わたし自身は申し訳ないですがあまり興味を持ったことがないジャンルで)。
「こっちゃんがいろんな言葉がわかれば、いろんなお友達と遊べるからね」とのことで、何かこっこの中で目標があるみたいです。
こうやって書くとなんだかお勉強好きな子どもみたいですが、実際は常に酔っ払ったゴリラみたいなテンションなので、「座学の得意な野獣」と我が家では呼んでいます。
好奇心旺盛なこっこ。
得意な部分を伸ばしてあげて……とか考えたこともありましたが、こっこが勝手に「ママ、◯◯について知りたいからワークショップ申し込んでよ」とか「ママ、◯◯を調べたいから本を借りておいて」とか言ってくるので、親は秘書のようにこっこの興味に寄り添い、あとはわたしの仕事はラブとお料理ということにしました。夫は車の運転と遊び。
こっこ自身もわたしと何かするより「早く小学校に入って、みんなでエレベーターとか作りたいなあ」とお友達や先生といろいろやってみたいそうで、親の手を離れて自分の世界や夢がどんどん広がっているもよう。小学生はエレベーター作れないと思うけども……。
それでも「ママっ」と甘えてくる姿はまだまだ「大きい赤ちゃんお姉ちゃん」。
このままありのまま、彼女らしく育ってくれればいいなと思います。
でも、なんでもこっこの好きにしていいけれど、こっこがたまにSaucy Dogの『シンデレラボーイ』を大声で歌っているのを聴くと、将来は色恋沙汰で変な苦労だけはしてほしくないな……と願ってしまう親心……。
「こっちゃんはタバコきらいだよ、くさいし肺にわるいから脳に酸素がいかなくなる」とのこと。うん、それでいい。
バースデーパーティ!!!!
さてお誕生日のささやかなパーティ。お部屋の飾り付けは、いつものKNOPさんの風船で。
お誕生日パーティメニューはこっこのリクエストで、
「ごま手羽」
「うずらの卵のめんつゆ炒り」
「ブロッコリーの含め煮」
「野菜スープ」
「さけるチーズ」「わかめおにぎり」となりました。
映えない居酒屋メニューだわ……。
でも、1年前の今頃はスープとお魚のつみれやつくね系しか食べられなくて、「このままクタクタ煮えたものとミンチしたものばかり食べて生きていくのだろうか」と心配していたので、進化していろいろ食べられるようになるものだなあ〜(3歳2ヶ月のときに初めて鍋の鶏のもも肉をかじって食べられるようになったかんじです)。
ごま手羽は片栗粉をまぶした手羽中を焼き目がつくまで焼いたら弱火にして蓋をして、火が通ったら醤油と酒とお砂糖のたれを絡めてたれを煮詰め、コープの「食べるごま」をかけて作ります。
我が家は調味料も減塩で味付けが少し薄いのですが、食べるごまによりジャンク味がアップ。
ケーキはこっこが「自分で作ってみたい」と言うのでベイクドチーズケーキを一緒に作りました。しかし「甘すぎる」と言って予想通り一口しか食べず反応も薄かったこっこ。5歳の誕生日はまたシフォンケーキか、それかシュークリームにしよう……。
家族からのバースデープレゼントは、これもこっこのリクエストで「100かいだてのいえ 数字かるた」と「さかなクンのあいうえおさかなクイズかん」と恐竜柄の靴下、お名前印鑑。
こっこは海とか魚とかも大好きなので、さかなクンはこっこのアイドル。科博の「海展」は音声ガイドを聞きながら3時間かけて回りました。抱っこで……。
ということで森でさかなクンの扮装をしている、コンセプトが迷子のこっこで4歳の誕生日の記録を終えたいと思います。
「ぎょぎょ〜」と踊るこっこ(3歳11ヶ月)
いつも笑いをありがとう、素敵な4歳の1年を過ごしてね、こっこ!!
▼ハピバこっこ