こっこは元気でした
夏休みを終えて夫とこっこを送り出し、ようやく一息つきながらパソコンに向かっております。
限界まで遊びたがる人たち。今日は台風で自主登園ですがこっこは出かけていった
今年は、年少さんになったこっことの初めての夏休み。
毎日いろいろ遊んだり、習い事に励んだり、旅行に行ったりして楽しく過ごしていたのですけども……公園のじゃぶじゃぶ池でこっこに水鉄砲で執拗に顔や目を撃たれてわたしだけプール熱になったことでこっこを恨んでいます笑。
それにしてもけっこうハードな夏だったなあ。
夏休み中のこっこはだいたい
朝7時半すぎに起床→家遊び→10時くらいからじゃぶじゃぶ池で泳ぐ→帰宅しお昼ごはん→習い事へ→おやつ、図書館で2、3時間読書→帰宅、お風呂、夜ごはん、カラオケの練習→夜9時就寝
とかそういう生活リズムでした。
体力をつけてほしいのが我が家の教育方針だけれど、お昼寝しなくていいとは言ってない。お昼寝してほしかった。
夏休み中に1回だけお昼寝してくれた奇跡の日があって、それがこのブログを書いた日でした笑。
そんなかけがえのない夏を経て、ふとショーウィンドウに映ったこっこと自分を見たら、
やだ! 山姥(やまうば)と金太郎じゃん!!!!!!
もともとこっこのあだ名は「荒川の金太郎」ですが、こっこはよりガッシリツヤツヤした金太郎に、わたしはヨレヨレのボサボサに……。
お子様ランチでも最初に「わーいブロッコリー」とブロッコリーから食べ始めるくらいブロッコリー大好きなこっこ
「山姥と金太郎」は江戸時代に好まれた画題でして、上の画像は長沢芦雪(ながさわろせつ)という画家の作品です(出典がわからない画像なので1枚目は贋作かもしれないけれど〜)。
長沢芦雪は円山応挙の弟子なのですが、なかなか独特な絵を描き自身もまた曲者な人であったようで、その死も謎に包まれています。2枚目の「山姥と金太郎」は厳島神社に奉納するため描かれた作品ですが、なんでこんなシワシワヨレヨレの山姥を描いたのかは謎……。
それは置いておいて、芦雪の山姥と金太郎はタイムスリップしてこっことわたしが歩いている姿でも見たんかい、と思えるほどにそっくりでもう……元気が出ました。
ちなみに喜多川歌麿は山姥をいかにも妖怪人食いヤマンバ〜ではなく、”異形と通じたことで山に隠れざるを得なかった京都の元遊女”という伝説を思わせる、憂いと母性愛に満ちた美人として描いて、あどけない金太郎とそれを慈しむ母という構図の母子画を表しました。
喜多川歌麿 『山姥と金太郎 頰ずり』
芦雪のほうのボサボサの山姥と小憎らしい表情の金太郎コンビとは同じ画題なのにだいぶ違いますね。
そういえば最近ますますこまっしゃくれてきたこっこは大人のちょっとした失敗をほんと鬼の首とったかのように責めてくるし、もう鬼の首とか言って完全に金太郎じゃん、坂田金時じゃん、と夫と話しています。どう育っていくのか。
そんなこっこの成長記録や、寝込んでいた7月にあった思い出などを(毎年恒例の冷蔵庫記録もできなかったのでした)、久しぶりの一人時間の隙にぼちぼち更新していきたいなあと思っております。(はやり目もなおった)