ということで前回の続きで、こっこのお絵かき道具の変遷です。
▼前回
こっこの成長記録というより、こっこにかこつけて買い物をしまくったわたしの趣味の記録です。
文房具沼……
1歳1ヶ月 ベビーコロールでクレヨンデビュー
こっこのクレヨンデビューは、1歳の誕生日プレゼントで贈った「ベビーコロール」という赤ちゃん用クレヨン!
小さな手でも握りやすいトンガリ帽子のような形に中が空洞のデザインなので、積み木のように重ねても遊べます。しかもなんと水洗いもOK。
ただこっこの場合は握力が足りないのか紙にうっすらと線を描くのが精一杯で、そのうえ描くよりもボリボリかじっていることのほうが多く、最終的に色とりどりのウ◯チ製造機となった思い出……。
こんなにクレヨン食べちゃって腸大丈夫かなーと当時は心配でしたが、今のところ元気です。
その後1〜2ヶ月くらいでベビーコロールをかじることはやめたものの、狂ったラッコのようにベビーコロールで机をガンガン叩いては折り続け、たぶんこれで絵を描いてもらった記憶はほとんどありません。
クレヨンを食らうこっこ……
そして1歳半を過ぎて自分の所業を忘れたこっこが「これ描けないねェ」とか言い出したので、1歳7ヶ月の頃に買い直しました。でも結局これであんまり描かなかったな……。
1歳7ヶ月 指絵の具デビュー
真夏の外遊びが長時間出来ないときには、クレヨラの「フィンガーペイント」という指絵の具を使ってよく遊びました。野菜屑を使ってスタンプもしたり。
「あおときいろは”あおくんときいろちゃん”? あかはトマトのあか〜」と言いながらペトペト遊ぶも、手が汚れるのが嫌だったみたいですぐ「ママも? パパも?」と親にやらせようとしがちでした。
当時はデンプンのりなんかも嫌いで、あとつかみ食べも嫌がっていたので、うちの子、繊細なのかしら……と思っていました。
その後、1歳11ヶ月
この頃になると、手が汚れるのはどうでもいい人になっていました。繊細じゃなかった。
2歳1ヶ月 本格クレヨンデビュー
ベビーコロールの発色がそろそろ物足りないかな、とサクラクレパスの「ハニーBeeクレヨン」をクリスマスプレゼントにしました。
こっこも喜んでいろいろ描き始めましたが、こっこの持ち方だとポキポキ折れて1週間くらいで全部悲しいことに……。
クレヨンとしては細い線も太い線も描けるし柔らかくて塗りやすいし、なかなかいいクレヨンだったのですが……こっことの相性はいまいちだったみたい。
こっこも「折れた……」と悲しそうだったので、結局すぐシュトックマーのクレヨンを買いました。
永遠の定番、シュトックマー
こちらのクレヨンは購入から1年経った現在も現役なので(発色も折れにくさも握りやすさも◎)、最初からこちらを買えばよかったかもしれないわ。
なんか自分が小学校中学年の頃にこちらのクレヨンを買ってもらって、「太すぎるし色数も少なくていまいちだな」と思った当時の印象が尾を引いていたのですよね。いいクレヨンだった。
現在のこっこには絵を描くにも字の練習にもちょうどいいみたいで、幼児におすすめのシュトックマー様様です。
夫にも描きやすい
もしかすると1歳7ヶ月の頃にベビーコロールを買い直すのではなくて、クレヨンをかじらなくなったタイミングでとっととこちらを買ってもよかったかもしれない、とこっこを見ていて思う今日この頃。
ちなみに子どものクレヨン遊びで気になるのは壁や家具に描かれちゃったりするいたずらですが。
ある日「パパ、ママ、来てーっ!」とこっこに見せられた、リビングの壁に両面テープと共に描かれた「古」の文字。
「いくらうちがボロボロだからってひどくない!? しかもボロボロにしてるのこっこだし!!」と、夫
この落書きは家じゅうの洗剤すべてをもってしても取れませんでした。
2歳6ヶ月 筆ペンと色鉛筆ブーム
こっこ用に買ったわけではなかったものの、カラー水彩筆ペンをたいそう気に入ったこっこ。筆ペン、なんで買ったんだっけ。
親の文房具入れを漁って新しい道具を宝探しのように試すのが子どもは楽しいようで。こちらとしても宝の持ち腐れになりかけたアイテムをこっこが活用してくれて何よりよ。
色鉛筆はこっこがゴリゴリやっても芯が折れにくい&発色もいいファーバーカステルの油性色鉛筆。3歳を過ぎた今もよくこの2つを組み合わせて絵を描いたり、塗り絵をしています。
色鉛筆といえば、これまたわたしが小学生のときに買ってもらった500色の色鉛筆が我が家にはあるのですが、こちらは色分け遊びをするだけで、こっこには発色や柔らかさの相性がいまいちなようで。幼児にもいろいろ好みがあるんだな。
かくいうわたしも30年も持っているのにいまいち使いこなせていない500色……一生かかっても使い切れない気がする
2歳7ヶ月 絵の具ブーム
たぶん筆ペンのおかげで筆に親しんだのか、絵の具ブームがきたこっこ。このブーム以来、週1回は絵の具でお絵描きを楽しんでいます。
しかしスモックを着ていても服に絵の具がべっちょり付いて、お気に入りの服も何枚かダメにしました笑。
これはアクリル絵の具
服を汚した張本人に「ママっ!! これこっちゃんのお気に入りの服なの、絵の具きれいにしてよー!」とキレられてはどうしたもんかと考えあぐねていたなか、最近知って「こりゃいい」と感動したのがサクラクレパスの「マット水彩マルチ」。
ペットボトルや牛乳パックにも塗れちゃう発色ガッツリ絵の具なのに、服についても従来の絵の具より落ちやすいという!!
確かに服にべっとりついた赤絵の具も落ちた!!
蓋が一体型なのもほんといいです。
テーブルや床に絵の具のついた蓋がコロコロ転がってあちこちに絵の具がついたり、お片づけのときに蓋が行方不明にならないっていうのが素晴らしいわ……。
お絵かき遊びのまとめ
こっこについては1歳からクレヨンでの「お絵かき遊び」を覚えてもそれほどお絵かきをしたがる、というかんじではなかったし、同じ年齢のお友達たちと遊んでいるときもみんながお絵かきタイムなのに「あ、こっちゃんは絵本を読みたい」と言ってすぐお絵かきをやめちゃったり。「お絵かき遊びにはそんなに興味がない子なのかな?」と長らく思っていました。
でもそれはたまたまお絵かき以外の遊びに興味が向いている時期だったり、画材にそそられなかったり、いろいろ彼女のタイミングがあったようです。
つまり子どもは自分のタイミングで生きているのでほっておいていいんだなあ。
とりあえずこっこは軽く書くだけで発色がいいものを求めていたのやもしれません。
レストランのおまけでもらった100均っぽいうっすいクーピーは見向きもしなかったし……。
なんか幼児のお絵かき遊びに関しては「弘法筆を選ばず」ではなく
能書は好筆を用う
派なのか、どうなのか。
毎月のカレンダー作りにいそしむこっこ。↑のカラーペンはスタビロのキャッピというシリーズ。蓋をリングで繋げられてかわいいし発色もいいのですがなんと廃盤で悲しすぎる!!
ということでここまでのこっこのお絵かき歴を踏まえて出した考えは
・幼児が使うクレヨンは太くて丈夫なものがいい
・色鉛筆も発色がいいものが描きやすそう
・子どもの作業場(机と椅子)では、椅子に背もたれがあったほうがいい
というかんじです。
明日はどんな作品を壁に貼ってくれるかな?
今後の恐怖の館の充実も楽しみです。
そしてこっこ展覧会にまぎれて、夫もドアに絵を貼っていた。
やめてくれよ……。
以下、今回の日記に登場するお絵かき道具です。
▼ベビーコロール
あまり絵を描いてもらった記憶はないけれど、積み木のように積んで遊ぶのが楽しそうだったのでまあよかった
▼指絵の具
服についても落ちてくれるのがありがたかった
▼シュトックマー!
四角いブロック型もありますが、たぶん丈夫なのはスティック型かと思われる
▼水彩筆ペン
やたらこっこが気に入っている筆ペン。こっこがキャップをなくして1日放置しても乾かなかったえらいやつ
▼油性色鉛筆
発色がいいので握力がないこっこでもグラデーションを作れて楽しいみたいです
▼絵の具遊び
最近のお気に入り絵の具。すぐなくなるのでもっと安いと嬉しい……。
▼スタビロのカラーペン
こっこ用ではなくわたしが学生時代から愛用しているカラーペン。ペンの太さも発色も滑らかさもちょうどいいのに廃盤なので大事に使っていたところ、そんな感傷には構わずこっこがガシガシ使いまくるのでそろそろなくなりそうで寂しい
▼そしてこっこのお気に入りの塗り絵シリーズ
いなげやのサッカー台にあるやつです。ラブいなげや
▼いなげや〜