荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

(娘3歳6ヶ月)集団生活の洗礼

結局効かなかった(寝なかった)

 

入園準備の頃によく聞いた、「集団生活が始まると洗礼が待ってるよ〜!」という話。

「洗礼」と聞くとわたしは楳図かずお先生の漫画が最初に浮かんできてしまう派なのですが、これは幼稚園や保育園などに入園したばかりの子どもがいろいろ病気をもらってくるという「集団生活の洗礼」

これは「洗礼」ではなく、1歳の頃から妙に流暢に喋ったせいでたまに街の人たちに「うわっ、しゃ、喋った!?」と「赤んぼ少女タマミちゃん」みたいな反応をされていた頃のこっこ

こっこは「2歳までにほぼ100%かかる」というRSウイルスにも多分かかったことがなく3歳まできてしまい、あまり病気の経験がないのでちょっとそれは心配でした。

コロナ禍じゃなくとも幼稚園入園まで家庭保育だと病気にかかる機会ってそもそもなかった……。

 

そんな親の心配と裏腹に、入園後のこっこは帰宅すると公園でお友達と遊び→習い事に週4行き(運動系の習い事を本人の希望で週2に増やした)→図書館に寄って帰宅というハードな生活を送っていて、たまに目の下にクマを作りながらも「ぜんぜん疲れてないな……まだ遊ぶ……遊びが足りない」と獲物を求めて彷徨う獣のように荒川区を徘徊している様は元気を通り越して狂気でしかありませんでした。

目の下にクマを作って遊ぶこっこの姿は、「積極的疲労回復」と意味不明なことを言いながら目の下にクマ作って遊ぶ夫の姿と重なります

 

しかしそういえば幼稚園のお友達が今日はいないな……あれ、あの子もだ……と周りが静かにバタバタと倒れていくなか、とうとう!!! こっこも!!!

 

鼻水が止まらない!!

 

熱は出ないので幼稚園や習い事を休むほどではないものの、とにかく鼻水がズルズル。透明でねばっこい鼻水なので、喉にも通るとゴホゴホむせてしまい、夜中や朝方に映画「エクソシスト」のように突然飛び起きることまであって苦しそう。

寝不足で体力や免疫力が下がっても大変だし、小児科で薬をもらいました。

 

注意としては、眠くなる作用がある薬とのことで。

「眠くなる副作用があるなら、これでようやくこっこも安静にしてくれるだろう」と期待しましたが、薬に打ち勝ってちっとも寝ないこっこ。

 

いっそ睡眠薬入りの吹き矢とかを処方してもらえないかと悩みました。

日中はまあ元気なこっこですが、やはり寝不足で体力がどんどん落ちているのか、薬を飲んでいても鼻水はひどくなる一方。

ひとまずお医者さんに「奥の方に鼻水が溜まっちゃってるから、お母さんがこまめに吸引したほうがいいよ」とアドバイスを受けました。

こっこは初めて軽い鼻風邪を引いたのが2歳すぎだったのもあり、すぐ自分で鼻をかめたので、鼻水吸引器は使ったことがありませんでした。

今回の鼻水も大丈夫かなーと思っていましたが、奥の方のネバネバ鼻水は自分でかんで取りきるのが難しいとのこと。そうなのかー。

 

鼻水吸引器には手動のもの(スポイトや真空ポンプ式)、口で吸うストローっぽいもの、電動のものがありますが、こっこの場合は手前の鼻水は自分でかめるので、「奥のねばっこい鼻水が確実に取れるやつ」となるとお高い電動の吸引機”メルシーポット”しか選択肢がありませんでした。

まさかの3歳にして鼻吸引器デビューか……

 

ちなみにノズルは別売りの「ボンジュール」という長いノズルのほうが「奥まで取れるよ」とこっこは気に入っています。

自分でかむよりはやっぱりすっきりするみたいです。それにしてもメルシーとボンジュールか。なぜ。

 

ほかにお友達のお母さんにも「ヴェポラップを足の裏に塗って寝ると効くよ」と聞いてやってみたり、掛け布団を折って上半身に少し傾斜がつくようにして寝かせたりして、なんとか夜中に咳き込むことによる寝不足は解消されたようです。

 

子どもが苦しそうにしているのは見ているこちらもつらい。

でもこうして免疫をつけていくのね、がんばれこっこ。

 

まあ、コロナ禍世代は除菌や自粛生活で免疫力や体力が低いというけれど、昭和生まれのわたしの子どもの頃よりゃこっこのほうがよっぽど元気だよ。

 

追記:

そしてこの日記を下書きにしていた2週間後、とうとうこっこも鼻水・咳・腹痛・熱で幼稚園を欠席しました。

寝てろと言っているのに、「おとなしい遊びならよい」と勝手に絵の具で遊び出すこっこ

 

復帰後は本人も「今日は体調が万全じゃないから無理しないでおくよ」と言いながら登園して、結局全力で遊んで汗ビッチョリで帰ってきてまたくしゃみしている……。

この繰り返しか……。

 

▼一服盛りがち

▼狂気のこっこは足にガラスが刺さってても遊んでいた