想像の世界くらい荒川区から出てもいいのよ
アクセス便利な我らが荒川区は、住んでいるだけでいろんな電車(地下鉄、都電、舎人ライナー、京成線、そしてJR在来線と線路の向こうに新幹線)を見ることができます。
こっこも「鉄オタのお子さまたちの聖地」とも呼ばれる日暮里駅の下御隠殿橋(トレインミュージアム)や西日暮里の諏訪神社などなどのトレインビュースポットで電車を眺めるのが大好き。
ひとつも電車が通っていない写真しか撮れなかったとき、わたしは一眼レフを売ろうかと思った
デビルマンみたいになったこっこは撮れた
都電も大好きだし、早くから電車に興味を持つのはやはり都会っ子だなあ〜という気がします。
お花見の季節。都電は風情がありますなあ
さて1歳9ヶ月になった最近は「しゅっぱつしんこー!」と電車ごっこをするようになりました。
しかし行き先が「日暮里」とか「町屋」とか、知っている駅名を言っているにしろ……なんかもっと「動物の国〜」「グレートバリアリーフ〜」みたいなバーンと思い切った行き先はないのか。
しかも「日暮里で何するの?」と聞いたら「スーパーで野菜買うね」と、とてもローカルにまとまっている1歳。
それでいいのかこっこ。
いや、それでいいのだこっこ。
でも日暮里から町屋に行くなら、あいだの新三河島も忘れてはいけないよ(京成線)。
さて、ここから1歳10ヶ月の話に飛びます。
新幹線も大好きなこっこを喜ばせたくて、上野駅で新幹線を見てきました。
駅の中央改札のみどりの窓口で入場券を買って、エレベーターで一気に地下へ〜。
間近に見る新幹線のピカピカな車両に、こっこは「わあ、新幹線のお顔!」と大興奮。おかあさんといっしょで観て以来お気に入りの「新幹線でゴー!ゴ・ゴー!」の歌をずっと新幹線に向かって歌っていました。
最初はちょっと怯えていましたが、とても嬉しそうでこちらも嬉しかった。
こっことわたしの2人で行きましたが、新幹線のホームはホームドアなどはないので、さすがにちと怖くてこっこの手をずっと握りしめていました。そのせいで肝心の写真が撮れなくて。今度は3人で行きたい!!
みどりの窓口では子ども用に上野駅の記念きっぷをもらえるとネットで見て、こっこにも子ども用の入場券を買おうとしたところ、駅員さんに「幼児のお子さんは入場券は大丈夫ですよ、どうぞ〜」と、こちらの記念きっぷをいただきました。やったー。
3種類のきっぷからこっこが選びました
ホームで新幹線を見ているあいだじゅう、このきっぷを握りしめて絵と新幹線を見比べては「ねえ、おんなじだね!」とはしゃいでいたこっこ。
家に帰ってからもきっぷを振り振り、ずっと夫に一所懸命おみやげ話をしていました。
夫は「すごく楽しそうね……ぼくも行きたかった」と寂しそうでした。ここまでこっこが喜ぶとは思わなかったんだよ、ごめんよ。
中央改札のみどりの窓口近くには広いベビー休憩室もあるし、ちょっとホームの喧騒は子どもの耳にはあまり良くなさそうですが(ブレーキ音やアナウンスの音がけっこう大きめ)、大変楽しい時間を過ごしました。
かろうじて撮れた1枚。平日だったせいかガラガラでした
新幹線を見て以来、1日1回は思い出したように「今度、さんにんでしんかんせん乗ろうね!」と話しかけてくれるこっこ。
新幹線に乗りたいね〜。そして新潟あたりの温泉に行っておいしいお米食べて上げ膳据え膳で布団も敷いてもらって寝たい。
▼諏訪神社のトレインビュースポットはこちらの日記に出てきた紫陽花がきれいな階段のあたり。
▼初見殺しの日記にも出てきた、夫とお付き合いしている頃からお気に入りの場所です
▼用もないのに都電に乗ることもしばしば。都電のおもいで広場が再開したらこっこを連れて行ってあげたいなー