荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

(娘0ヶ月)プチ里帰りなし出産と退院後の日々

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夫の歌が気になって眠れなかった

 

新生活、スタートした途端にコケる

待ちに待った、こっことの家での新生活。

ランプシェードにぶつけられて泣いたこっこも落ち着き、それじゃあミルクをあげようねと粉ミルクを作りにキッチンへ行ったところ……

しまったーーー、ティファールを買い忘れていた!!!! 

すべて万全に用意していたつもりだったのに!!!

家にはお茶を煮出す用のいろんなお茶が染み付いたヤカンか、キャンプで揚げ物もしたミルクパンしかなくて、さすがにそれらの調理道具で新生児にミルクを作るのは憚られました。

夫が急いでドラッグストアへ走り、液体ミルクを買ってきてくれたのでなんとかおっぱいとミルクをあげました。

その後も夫が「ティファール買ってくる」と家を飛び出し、なぜか雪平鍋を買ってきたりしてバタバタしていたらいつのまにか夕方に。

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雪平鍋はしばらく調乳用に使いました(でも、使いづらかった)

 

ここで母が鍋いっぱいのお雑煮を作って持ってきてくれて、大変助かりました。

こっこも慣れない環境でよく泣くし、夫もわたしも汗びっちょりでもうボロボロ。

夫は「退院した日に、ビーフシチューを作ってあげるよ」と言ってたのですが、そんな余裕あるわけなかった笑。

退院後はバタバタするだろうな〜と思っていましたが、予想以上にバタバタしました。

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夫はちゃんと翌日に、おいしいビーフシチューを作ってくれました笑

 

里帰りなし出産の生活

わたしの場合、実家が近いので里帰りはせず、母に平日の日中は手伝いに来てもらう──ということで、里には帰らず里が来るというか。プチ里帰りなし出産をしました。

ただ母は体があまり丈夫ではないので、朝からお弁当を作って雨の日も風の日もうちに通ってくれるのは本当に大変だったと思います。

母の体を思うなら、普通に産後は実家に帰ったほうがよかったのかもしれません。

でもどうしてもわたしたちの家で夫と一緒にこっことの生活を始めたかったので、これはわたしのわがままでした。

結果として望みは叶ったのですが、

母→毎日の往復で疲れる

夫→仕事&通勤をしつつ、こっこの夜間授乳に対応して疲れる

わたし→気を使って家事をがんばって疲れる

と、全員が全員疲れることになりました。ツヤツヤしていたのはこっこだけでした。

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もちろんこっこも毎日おっぱい飲んだりうんちしたり忙しそうだったけども

 

夫の感想と里帰りなしのつらいところ 

そんなかんじで過ごしたプチ里帰りなし出産の産後。

夫に当時の感想を聞くと、「退院してすぐにこっこに関われたことは、そう思ってるのはぼくだけかもしれないけど”子育てに自分も参加している”と思えて本当に良かったし、こっこの成長を見守れたことが一番うれしかった!」と言ってくれているので、自分たちの家にこっこを迎えてスタートを切ったことは、やっぱりわたしたち家族にとってはベストな選択だったと思います。よかったよかった!

だけど、夫は授乳しているわたしと違ってドーピングホルモンが出ていないので、こっこの夜間授乳の寝不足の疲れがたぶんダイレクト。そのへんが男性はつらそうだなと思いました。夫もおっぱい出れば交代制で授乳もできるし便利なのに……。

夫も「夜はつらかったけどね……」とも言っていて、確かにこっこを抱っこした夫が即身仏みたいになっていることもありました。

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そんなことから、あまり夫に無理はさせたくないなとこちらも気を使ってしまい、小さい子がいながら出産する人だっているんだし、夫のこともカバーせねばと退院してすぐ家事をしたり、毎朝夫の出勤に合わせて早起きしたりして、わたしもちょっと頑張りすぎてしまいました。

こっこのお世話や家事をしない時間は搾乳したりしていたので、日中も横になることはせず1日の睡眠時間はトータルでも2時間くらいだったような。

もっと寝てればよかった……。

 

そうそう、あと我が家が失敗したのは夫の育休の取り方。

5日の育休のうち、1日は入院中に出生届を出しに行った日で消化。残る4日を、夫は「倍になるから」と気を使って午前休や午後休で週1〜2回振り分けてくれましたが 、それだと夫もわたしもバタバタしてしまい、逆に休めないし忙しくなってしまって。

お互い「丸1日休んだほうがよかったね〜」という結論になりました。

 

夫婦でがんばれてよかった

ということで振り返れば「ああすればよかった、こうすればよかった」という反省もありますが、夫はこっこを抱っこして寝かしつけるのが上手になって、本人も「抱っこあやし係とミルク係はぼくだからね!」と自信をつけていました。

夜、夫がこっこの沐浴をしてくれて、おっぱいのあと夫がこっこをあやしてくれる時間がわたしも唯一無心でどっぷり眠れる時間でした。

 

出産はどうしても母子中心のイベントになりがちですが、わたしはそこにちゃんと夫もいて、できるだけ母子と同じペースで父子の絆も築いていってもらいたいと思っていました。

だから夫の対・こっこの得意技をすぐ見つけられて、夫が「自分も子育てに参加している」という気持ちになってくれていたのはやっぱり里帰りなし出産をしたおかげ。

いま、パパのお膝によじよじ登ってパパにくっつくのが大好きなこっこを見ていると、あのときみんなで頑張った甲斐は大いにあったのではないかなと、夫としみじみ話しています。

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大好きなパパにアッパーを入れる新生児こっこ

 

里帰りなし出産、してよかった!

 

母に感謝!!

退院後の生活は、夫も頑張ってくれていたけれど母の協力なしでは乗り切れなかったと思います。

夫も同意見で、今も「つまちゃん、もっとご実家に頼っていいんだよ」とか言ってきます……。

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夫母は夫が「ぼくがいないときに母とつまちゃんが2人、っていうのがなんかイヤ〜」と言うので、お手伝いの代わりにひたすらお菓子を差し入れてくれました

 

久しぶりに食べる母お手製弁当も嬉しかったし、洗濯物を畳んでくれるのも助かったし、わたしがシャワーを浴びているときにこっこを見ていてくれたおかげで縫合の傷をよく洗ったり、おっぱいをマッサージすることができて、体の回復も進みました。

精神面でも、こっこの吐き戻しや授乳量に「どうしよう」と悩んだときに

「わたしはつましか育てたことがないもの。こっこちゃんのことはつまがおかあさんなんだから、つまが一番ちゃんとわかってるよ。まず自分が思ったようにしなさい」と見守ってくれて、その言葉にとても励まされ勇気づけられました。

いまも「これでいいのだろうか」と思うことはたくさんありますが、「つまがおかあさんなんだから」という母の言葉のおかげで「そうだ、わたしがおかあさんなんだから(なんとかなるさ)」と、あまり悩まず突き進めている気がします。

だけどそんな母に対し、わたしはある日、こっこの沐浴を終えてバスローブにパジャマ用の黒レギンスを履いた自分の姿が老プロレスラーみたいだったので、母の前でバスローブを脱ぎ捨てながら「ラッシャー木村!」と叫んだところ母が笑いすぎて「心臓が痛い」と死にそうになってしまい、あやうく母をしょうもない理由で失いかけました。

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なんでそんなことしたんでしょうね

 

こっこの吐き戻しに悩まされる

さてさて、もしこれさえなければもうちょっと産後楽だったんじゃないか……笑、というのが、こっこの吐き戻し問題。

 

 

生まれた直後は「ミルクを吐いて飲めない」と、経過観察でGCUに一泊したこともあったこっこ。

それからも入院中からこっこの「ゲップがうまくできないのと吐き戻しが多い」問題に悩まされていましたが、退院後に家へ戻ってきてからは吐き戻しの回数がますます増えました。

吐かなくてもミルクを飲んだあとは「うーん」としばらく苦しそうに唸っていて、だけどどんなに体勢を変えてもゲップは全然出なくて。

苦しそうなこっこは、見ているこちらもつらかったですし、匂いのする胃液まじりの吐き戻しをしたときは病気かと思って心配でたまらなかったです(小児科の先生いわく「機嫌良さそうでその後おっぱいを飲むなら問題ない」でしたが)。

また、「自分が目を離した隙にミルクを吐いて、喉に詰まらせて窒息したらどうしよう?」とこれまた心配で心配でたまらなくて。

少しでも消化を促すために授乳後は縦抱っこをして見張っていたので、頻回授乳&縦だっこでほぼ1日じゅうこっこが腕のなかにいたような気がします。その生活はこっこの首が座ったくらいまでは続いていたような。

そしてベビーベッドに寝せるとこっこの顔が見えないのが不安で「吐き戻しに気づかないかも」と仮眠さえ取れなくなってしまって。

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病院だとこっこのコットに何かあれば警報が鳴る装置がついていたので寝れるときは寝れた……

 

結局寝室のわたしのベッドの隣に置いたベビーベッドをリビングに移動して、こっこをわたしたちのベッドの真ん中に寝せることにしました。

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作ってよかったトッポンチーノ

 

これだと夜こっこが唸ったときにすぐ顔が見えるので、わたしも安心して寝ることができました。

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最終的にゲップは生後5週くらいでようやくたまに出るようになってきたかな、というくらいでしたが、まあ結局首が座って「ゲフッ」と自分で勝手に出すようになるまでは、こちらが何をしてもゲップは出ませんでした。

代わりに大きな音でオナラをしていたので、オナラで全部出していたのか……?

 

あとこっこはお腹にいるときからしょっちゅうしゃっくりもしていたので、横隔膜とかが弱いのかな〜と夫と話していましたが、原因は不明です。

吐き戻しは生後1ヶ月が終わる頃にようやく収まってきました。

でもこの頃はそんなこと知るよしもないので、とにかく「小さなこっこを死なせないようにする」ことに必死な毎日でした。

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新生児のお世話は大変だったけど楽しかったし、かけがえのない時間です

 

ということで産後の思い出の次回は、ベビーベッドの話を含め「買ってよかったベビーグッズアワード」 を記録したいと思います。

 

つづく。  

 

▼この頃に書いた日記。これが精一杯でした笑。

▼こっこ0〜4ヶ月の思い出