荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

アイスランドで新婚旅行した人あるあるオブスローンズ最終章

あるある

 

わたしたちが新婚旅行で訪れたアイスランドは、ダイナミックで美しい大自然の風景から映画やドラマのロケ地に使われることが多い国。

(旅行記はこちら→ 旅行絵日記-アイスランド新婚旅行の思い出 

SF映画やファンタジー映画に使われるのも納得のロケーション!

 

有名なところでは映画『インセプション』や『インターステラー』、そして海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』もそのひとつ。

夫婦で『ゲーム・オブ・スローンズ』にハマったのは、やっぱり楽しかった新婚旅行の思い出と重なるからでしょうか……笑。

旅の思い出を『ゲーム・オブ・スローンズ』の凄惨な戦闘シーンに重ねながらニコニコと見守るのは、アイスランドに旅行に行った人あるあるなんじゃないかと思います。 

 

さて、とうとう最終シーズンの放送を終えた『ゲーム・オブ・スローンズ』。

新婚旅行を思い出しながら全話微笑ましく観ておりましたが、

 

ここからネタバレ!!

まだ観ていない方、GOTを観ていない方は

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ゲーム・オブ・スローンズ最終章(シーズン8)を観て 

あわわわわ、裸一貫からがんばってきたデナーリスが……!

なんていうか、最終シーズンは終始息が詰まるような見ていられない展開でした。

でも玉座を巡る戦い的には大団円なのかなあ。大団円なのに後味が悪い。さすがゲーム・オブ・スローンズ。

個々のキャラクターについての感想と共に、ほとばしる感情を記録したいと思います。

 

ジョンかわいそう

まず、大団円風エンディングの裏で割りを食った感があるのがジョン・スノウ。 

ジョンにはなんだかんだイライラさせられたこともありましたが、出生からして彼自身が知らぬところで複雑化していた運命を背負わされて、なんというか彼はいつも自分が望む前にいろんなものを周りに押し付けられて、しかもすぐに答えを迫られて不憫な人生だったような。 

いろいろなことがありすぎて……

 

でも意外と惚れっぽいところがあるので、『落とし子』『(元)北の王』『王殺し』『最後のターガリエン』などの重たい十字架のような肩書を捨て、北の果ての自由な大地でただの『ジョン』となる彼の人生が少しでも幸せであるといいなあと思います。ナイツウォッチの仕事はもういいよ!

 

サーセイもかわいそうだった

そして個人的にお気に入りだったサーセイですが、あのドヤ顔には何か作戦があるのと思ったら何もなかった笑!!

街がドラゴンで燃やし尽くされているときに、ぽんぽんとポップコーンのように上がっていた小さな緑のワイルドファイアが彼女たち王都側の切り札だったんでしょうか。

「死にたくない」と取り乱してあたふたした最期は、彼女は王の器ではなかった、という意味ではぴったりだったかもしれない。

amazonのレビューでサーセイにはもっと苦しんで欲しかった、という声も見ましたが、彼女の「死にたくない」は自分が死にたくないというより「お腹の子どもを守りたい」一心だったと思うので、充分絶望的で苦しい最期だったと思います。ジェイミーと抱き合っていたのはちょっと少女漫画みたいでしたけど。

 

あと最終シーズンでずっと気になっていたのはサーセイが予言者に言われた「お前は弟に殺される」だったんですが……(だからサーセイはジェイミーか、ジェイミーの顔をしたアリアに討たれると思っていました)。

もしかしてティリオンが逃げ道を確保して、ジェイミーが連れて行って、そこが崩れて。

サーセイひとりで別のところをフラフラ逃げていたら意外と助かったとか、そういう話ではないですよね、ははは笑。

ラニスター姉弟は自己中心的な愛から自分を切り離せない、基本は甘ちゃんな姉弟でした。そしてティリオンもやっぱり姉兄に対する愛を捨てることは出来なかった。

 

でも、最終的に鉄の玉座を巡る戦いは、庶民出身のヴァリスや虐げられる立場だったティリオンが描いた夢物語のような結末を迎えたから(民主国家と選挙制)、ティリオンの何度も裏切られ投獄されても彼が抱き続けていた、人間に対する情が勝利したのかな……。

愛の分類で言うとエロース(性愛)、フィリア(隣人愛)、ストルゲー (家族愛) で大騒ぎのキャラクターたちのなかで、ティリオンは恋人を殺し友を殺し父を殺し、3種の愛を殺したことでアガペー(自己犠牲的な愛)の域に近づいたのか、とかそういうことなのか。わからん。

 

デナーリスもかわいそうだった……

そのティリオンと対極とも言える立場に位置し、裏切りを許せず孤独になり自分を追い詰めていって討たれたデナーリス。

夫もわたしも一番ショックだったのはデナーリスの最期でした。

彼女は自分の血筋に対して狂信的だったゆえ道を誤ったかんじはありますが、やはりゲーム・オブ・スローンズお得意の「愛」を軸に動きすぎて自滅するパターンでしたね……。

話数が少ないせいか唐突な展開にも見えましたが、どうしてそんなにやりすぎちゃったんだー。

デナーリスといえば、カール・ドロゴを呼ぶときの「わたしのお星さまお月さま」という愛称が、ドロゴのいかつい顔に似合わず可愛くて好きでした。

デナーリス自身は王都侵攻と引き換えに蛮族に体を差し出した、と屈辱だったかもしれないけれど、それでも彼女の人生にも幸せな時間があったと思いたい。

冷たい孤独のなかで死んだのではなく、シーズン2で黒魔術師の「不死者の館」で見たような、かわいい息子を抱いたドロゴの姿の夢を最期に見てくれていたらいいな……と願います。

それにしてもシーズン2のあの場面、「冬来る」で雪だと思っていたけれど、まさか灰だったとはなー!

 

あとはみんな基本的にいい人揃いだったモーモント家が全滅したのが惜しい。ジョンとデナーリスについてはきっと、草葉の陰で泣いていますよモーモント家は!

 

スターク家女性陣はうまくまとまった

最終シーズンまで観終えて改めて思ったのが、ゲーム・オブ・スローンズはいろいろな登場人物が出てきましたが、やはり軸はスターク家の成長譚だったのかな……ということ。

アリアもサンサもブランも、それぞれの道を進みました。

アリアは父の処刑を見た日から名を捨て復讐のために別の次元で生きてきたのが、サンダーによって復讐から解放されたことで、まるで憑き物が落ちたかのように生身の体に戻ってきた様子に見えました。そしてシーズン1で剣の稽古を始めたときのような晴れ晴れとした顔で新たな船出へ。

ずっと北を出たがっていたサンサが北を守る立場についたのは、シーズン前半で退場したスターク家の人々が見たらすっごく驚くんじゃないでしょうか。

ブランはもっと活躍するかと思ったら、本当に傍観者だったのでちょっと肩透かしでした。うーん。しょうがないのか。

シーズン1でまさに「愛のためだ」とジェイミーにブランが突き落とされたことから物語は動き出し、そして物語の終止符となったブラン。

個人として幸福になることも死ぬこともできないブランがゲーム・オブ・スローンズでは一番の犠牲者だったのかな。

 

ダヴォスに尽きる 

最後にあともう1人、我が家のお気に入りキャラクターだった玉ねぎダヴォス。

ナイツキングが攻めてきた戦いで死んじゃうんだろうな〜と思っていたダヴォスが元気そうに生き残っているのが、デナーリスの死で空虚になっていたわたしたちにとっては唯一の救いでした笑。

一番の謎だった光の王の存在も、ダヴォスが「光の王って結局なんなのかよくわからないな!」的なことを言って大ざっぱに伏線回収したような。

主君が変わっても、息子を失った戦いを敵方で指揮していた人間が同僚になっても、魔女がなんか凄いことをしても、光の王がよくわからなくてもわりとそのまま状況を受け入れて立ち止まらない臨機応変さ、愛や情に流されない仕事人としての強さが彼が生き残った秘訣なんでしょうか……笑。

玉ねぎたくさん食べて、頭も体も血行が良いんでしょうね。だから人生をサクサク進めることができるのだ。

つまりゲーム・オブ・スローンズは「玉ねぎは寿命を延ばす」という教訓の物語だったのかもしれない。

 

ドラマも終わったし、あとは原作が本当に完結するのかを楽しみにしたいと思います。また小説を読み直そうかな!

 

▼アイスランドにはまた行きたい