植物も人も……
1mくらいに伸びていたユーカリポポラスの鉢植えが、今年の冬は全ての葉っぱがカリッカリのパリッパリになってしまいました。風が吹くたびに「カラカラ」と悲しい音。
考えられる原因は
・冷たい風や室外機の風にあおられてしまった
・冬の水やりを控えめにしすぎた
あたりかなあ。
ユーカリは水やりのタイミングが我が家にある他のどの木よりも難しいです。「乾燥気味に育てる」と育て方で見たので冬は水やりを控えめにしているつもりでしたが、放っておきすぎたみたいで。わたしはどうやら「控えめ」の適量をはかるのが苦手なようです……。
夫のごはんも「控えめ」を心がけたつもりでも量が適量じゃないから夫が逆に食べすぎるし。夫は食に対して理性がない男なので、わたしがきちんとしないといけないのだけど、困った困った。
ひとまずユーカリは3月頃に枯れた枝葉を全部取って、土母をドバドバあげて水やりしながら様子見していましたが、今月に入った途端にパッと見は完全に枯れている枝にも少しずつ赤い新芽が生えてきました。こりゃダメだろうな、と思っていた細い枝にも芽吹きが。よかった!
しば漬けみたい。またフワフワした姿を見せてくれー
さて、全然気にかけなくても丈夫に育ってくれているのはローズマリーとディルとミントの、我が家のハーブ3強。
最終的に1年を通してディルが一番強い
ローズマリーは今たくさんお花も咲いてきれいですが、食い意地の張った夫がさっそく「ハーブを使った料理が食べたい!」と摘んできていろいろ作ってくれたので記録。
スプリングラムと新じゃがのローズマリー焼き。
3月から5月くらいにかけて出荷される”スプリングラム”はニュージーランドで春にあたる9〜11月生まれのおいしいラムだそうな。二重の意味で春だったのね。
新じゃがとラム肉とにんにく(瓶の底などを押しつけて割ったもの)とキノコを耐熱皿に入れて、たっぷりのオリーブオイルとローズマリーと塩コショウをかけ、230℃に予熱したオーブンで35分焼いてできあがり!
じっくりローストされたお肉の美味しさはさることながら、お肉とにんにくの旨味が溶け込んだオイルをたっぷり吸った新じゃががうまーーーい!!!
皮はパリッと、中はホクホク。やめられない止まらないでした。
もうひとつはクスクスもどきのラム入りトマトソース。
トマトの酸味と羊のコクがたまらん
まずスープ鍋に油を引き、玉ねぎとクミンとフェヌグリーク(あれば)を焦げないようにじっくり炒め、切ったラム肉(ステーキ用など厚みのあるもの)とにんじん、ピーマンときざみにんにく、バターひとかけを加えてさらに炒め、水を入れて固形ブイヨン(コンソメではなくブイヨン!)を加えて煮込む。
具材が柔らかくなったら、スープ1カップを別の小鍋に取っておく。※具は入れない
ミックスビーンズ(あれば)、トマト缶、乾燥ディルを加えて蓋をせず煮込み、塩コショウで味を整える。
スープを煮込んでいるあいだにスパゲッティの乾麺100gほどを砕いて粒状にする。先ほど分けておいたスープに水1カップ半を加え、ミント(あれば)を入れて沸騰させる。沸騰したらミントを取り除き、砕いた麺を入れて、火を消して蓋をして6分(パスタの種類によって置き時間は要調整。うちは普通に茹でるときは8分が指定のパスタ)。
こんなかんじに炊きあがります。
鍋にひっつく
これにスープをかけてディルを飾ったらできあがり〜。パスタだとモチモチすぎてくっついちゃいますが、味はおいしいです!
(でもクスクスがあるならクスクスを炊いたほうが楽です)
こちらは大好きな羊料理ビストロ「ひつじや」のクスクスを家にあったもので目指してみました。ひつじやのクスクスといぶしスペアリブと「羊のレアステーキ」が夫婦で大好物。レアステーキは絶対おかわりするので、1人でMサイズ(大皿)食べてしまいます……。あとワインに合うハルーミチーズもあるし、超おすすめ店です!
荒川区からなら最寄りは神田店か日比谷店かなあ。ワイン飲み過ぎちゃう
こうやっていつもやりすぎてしまうから、「控えめ」は本当に向いていないんだと思う。
▼ハーブごはん