ラッセルホブスのミニチョッパーを入手
夫がクレジットカードのポイント交換で、ラッセルホブスのミニチョッパーをもらってきました。(わたしは昨年に引き続き今年も「リファ(美顔ローラー)がほしい」と夫にリクエストしたんですが、また無視されました)。
お肉のミンチ用にミンサーかフードプロセッサーを買うかずっと迷っていたので嬉しいです。 わたしはステンレスが大好きなので、ラッセルホブスのデザインはツボです。
あっ、付属品を適当につっこんだまま写真撮ってしまった
一般的なフードプロセッサーと比べるとモーター部分が小さくコンパクトですが、まあそれなりに大きい。
とりあえずはしゃいだ勢いでいろいろ試してみたので、作ったごはんと共にご紹介。購入を考えている方のご参考になれば。ならないか。
肉をミンチにする
ラム肉でヒンカーリ
最近はスーパーでも生ラム肉を見かけるようになりましたが、ラムのひき肉はさすがに置いていないです。必要なときは包丁で叩いていましたが、いつか勢い余ってギャー! みたいなことになりそうな不安がありました。
ということで憧れのミンチ!!
固い筋を処理して切り分けた生ラム肉を8回転ほどブイーン。
思ったよりねっとり!!
粗みじんくらいにしたかったのでちょっとかけすぎましたが(夫が「ウヒョー」と余所見しながら調子に乗ってかけすぎた説)、すごく楽……そして安全……。
ラムひき肉でヒンカーリを作りました。
ヒンカーリは小麦粉で作った皮でお肉と玉ねぎとブイヨンといろいろスパイスを入れて練り合わせたものを包んで茹でて作る中央アジア料理です。大きな小籠包ってかんじで、かじると熱々スープがブシューッと出ておいしい。餃子より手軽に作れるので(ひだを作るのがわたしは不器用なので修行中ですが)、今度ちゃんと計量して作ってレシピ載せます〜。
鶏肉でローズマリーソーセージ
中途半端な量が余っていた鶏ももの一枚肉があったので、ローズマリーと塩コショウと一緒に20回ほど念入りにブイーン。
お肉の皮や脂肪などを処理しておけばカッターに皮や筋が引っかかったりすることもなく、よく練ったかんじのひき肉が作れました!
ラップでコロコロと巻いて両端を縛ったら、爪楊枝で2箇所ほど穴を開けて、レンジで2分チン。フライパンで転がして焼いたらできあがり。あっという間にできました。
いびつな肉団子と言うなかれ
欲張って大きく作ったら、レンジにかけている途中でラップが弾けて取れちゃいました。でも見た目はアレですが、味と食感は意外にぷりっとおいしいソーセージ!! 余ったお肉の活用メニューになりそうです。
こちらのレシピを参考にしました。
ほとんど手を汚さずにひき肉を練る料理が作れてしまった……!
そしていつでもひき肉を作れる環境って素晴らしい。
人参とりんご
人参ケーキ
可食部が130g程度の人参1本を5回ほどブイーン。一瞬で人参が細かいみじん切りになりました。速いね! いいね!
音はそれなりに大きい
人参ケーキを焼いてみました。
ふだんは人参をおろし器でおろして作るしっとりめのケーキ。生の人参をおろすのが億劫なのでミニチョッパーで作ってみましたが、ミニチョッパーだと人参の水分が全然出なかったので、普段の分量で作ったらケーキがしっとりではなくふわパサなかんじに。いつもは人参の水分を入れ過ぎないように気をつけているくらいだったのでなんとも。フープロじゃないからおろすのは難しそうですね。少し粉を減らして砂糖や油も全部ミニチョッパーにかけちゃってもいいのかなあ。でも手でおろしたほうがおいしいなあ……。
おろしりんご(おろせなかった)
続いてりんご1/2個をかけてみました。側面についた破片をヘラでちまちま中央に寄せながらチョッパーにかけてみましたが、何度やってもすりおろしにはならず細かいみじん切り、というかんじ。チョッパーだものね。
風邪引いているときにすりおろしりんごを頼んで、これが出てきたらちょっと悲しい
水分を加えてはどうかと豆乳も入れてまたブイーンとしつこくやってみましたが、「俺はフープロじゃない、チョッパーだ」とばかりにりんごの状態は変わらなかったです。バナナとか柔らかいものならまだいけそうだけど、ミニチョッパーでスムージーは作りづらそうです。
玉ねぎドレッシング
今度はドレッシング。小さめの玉ねぎ1個、醤油、お酢、オリーブオイル、顆粒かつおだし少々を適当にブイーン。
8回くらいかけました。おお……オイルも乳化してドレッシングが出来た。まだ玉ねぎの形が少〜し残ってるけれど、速い!
手でおろしたときは玉ねぎの水分が出てしまい、汁を切らないとドレッシングが「たまねぎ汁」っぽい味になっちゃう失敗を何度もしました。ミニチョッパーだと水分があまり出ないので、人参ケーキ用の人参とは逆で玉ねぎドレッシングはミニチョッパーで作った味のほうが好きかもしれない。汁を捨てなくて済むので野菜の栄養を使い切れる気がするし!
ドレッシングはかつおのたたきに。
最近、かつおのたたきをおかひじきと一緒に食べるのにハマっています。かつおの臭みも抑えられて、シャキシャキ食感でおいしい。玉ねぎドレッシングのほかにも、レモンとおろしにんにくと醤油と米油で作るドレッシングも合うんですよー。
お菓子作り
夫がミニチョッパーを使ってシュークリームの生地を作ってくれました。とても楽に出来たらしい!
離乳食作り(2020.6追記)
2019年に生まれた娘(7ヶ月)に、茹でたキャベツとにんじんと玉ねぎをミニチョッパーにかけて野菜スープを作ってみました。
ガラス容器とカッターは離乳食用に新たなものを使っています。
というのも夫が皮つきの鶏肉を挽こうとカッターを空回りさせまくってモーターだけ壊したので、1セット買い直しました。
スープは一瞬でドロドロになったものの、なんとなく食感がツブツブして喉にひっかかるような……。うーむ。(←冷凍して使うときに解凍したところ、ツブツブ感は気にならなくなりました!)
ちなみに茹でたモロヘイヤとか小松菜とか、そういうものを菜っぱだけで入れるとカッターが空回りというか切れなくて使えないです。
茹で汁を一緒に入れて回したらポタージュ状にはなります。
小松菜です。茹で汁を入れすぎて、やたら量が出来てしまった……
また離乳食に使ったら追記します〜。
フープロと迷っていたがどうだ
我が家でのミニチョッパーの主な用途は以上のようなかんじです。説明書のレシピを見ると、クリームの泡立てやクッキー生地なども練ることができるのだそう。便利だなあー。
ミニチョッパーのいいところ&気になるところ
ミニチョッパーのいいところ
・調理時間の短縮
・コンパクトなサイズで気軽に使える
・分解できて洗いやすい(食洗機もOK)
・匂いのつきにくいガラス製容器
ミニチョッパーの気になるところ
・野菜や果物はガラス容器の側面に飛んで(遠心力?)貼り付いてしまいやすいので、一度開けてスプーンやヘラで中央にちょいちょい寄せないといけないのが面倒
・ミンチ具合、刻み具合の加減の調整は修行が必要
・音はそれなりにうるさい
追記:ミニチョッパーの手入れ
ミニチョッパーのカッター部分について、amazonで「カッターの軸の内部に食材が入り込んで異臭がするようになった」というレビューがあるが気になったことはないか、というメールをいただいたので、ちょっと追記(2018年6月。使って半年経ちました)。
amazonの商品レビューのページはこちら↓
あくまでわたしの使い方の範囲なので一概には言えないですが、必ず食材を入れる前にカッターをセットすれば、軸の内部まで食材が入ることはほとんどありません。
とはいえ使っているうちに細かい香辛料などが入り込むこともあるかもしれないので、軸の内部を洗うケアはたま〜〜にしています。
手順は自己流ですが、鍋に粉石鹸と酵素系漂白剤とカッターを入れてお湯を沸かし(なんとなく汚れをふやかすイメージ)、軸の内部にお湯(汚れがついてそうなときは食器用洗剤もちょっと足す)を溜めながら竹串でバネを何度も押して洗い、バネを押しながらひっくり返して水を出し切る、ということを洗剤が出なくなるまで何度かお湯か水を入れて繰り返して、あとはしっかり乾燥させておわり。
いつもは台所の流しでガシガシ洗っています
そのときにバネから出てきた水のにおいや汚れをチェックしていますが、「食材が詰まっている」「異臭がする」と感じたことは今のところないです。1度だけ、黒胡椒のほんの小さいかけらが1片出てきたくらい。
フープロやジューサーのほうがおすすめの場合
生野菜(キャベツとか)のみじん切りやすりおろしが主目的だったり、刻み具合にこだわりがある場合は、ミニチョッパーよりカッターのサイズやオプションが豊富なスピードカッターやフープロを選んだほうがよい気がします。
もちろん野菜の種類や分量にもよりますが、ミニチョッパーはカッターが小さいぶん前述のとおり野菜が側面に飛んでしまって、よくカットできている部分とカットできていない部分に差が開きやすいです(りんごの写真がわかりやすいかも)。全部均等にしようと長めにチョッパーにかけると、「思ったよりペースト状になってしまった部分が……」みたいなことになるのではないかと。
そしてスムージーやジュース作りがメイン、という場合はブレンダーとかジューサーを買うほうがよいかも。スロージューサーも今は8000円台のものがあるので、うちも今度試しに買ってみようかなとちょっと考えています。
これが気になります↓ でもお手入れ面倒がって挫折しそう
少量のお肉を挽くならミニチョッパーは便利!
少量のお肉のミンチやつみれが目的の場合はミニチョッパーは手軽ですごく良いです。ミンサーはいかんせん手入れが大変そうだし、1回に挽く量が少ない我が家向きではありません。ミニチョッパーは粗挽きは出来ませんが(3回くらいで止めれば出来るのかな)、そのあたりは今後いろんなお肉の挽き具合を修行したいです。 たとえば少し冷凍して半解凍の状態でかけるとミンサーで挽いたようなひき肉になるとか。今度試したら写真追加しておきます。
鶏ももやむねの1枚肉を適当な大きさにキッチンバサミで切ってミニチョッパーに入れ、ざくざく切ったれんこんと椎茸と卵と調味料も一緒にいれてブイーン!! と作るつみれ鍋やつくねの登場回数が増えました
ブレンダーとの住み分け
我が家には2015年に買って以来ほぼ毎日使っている、同じラッセルホブスのミニブレンダー(グラインダーつき)があります。写真で後ろのほうに見切れていたやつです。
すごくおすすめなのですが、廃番の予感
用途は
・グラインダーでコーヒー豆を挽く
・スムージーやポタージュ作り
です。
こちらのブレンダーはミンチやみじん切りなどは出来ないので、ミニチョッパーが仲間入りしたことでお互いの出来ないことを補うかんじになりました。
ほかの調理道具に大きめのすり鉢とハンドミキサーがあるので、お芋を練るときはすり鉢、生クリームの泡立てにはハンドミキサーという使い分けになりそうです。みじん切りは包丁でチマチマ切るのがけっこう好きです。
フードプロセッサーが欲しくて長らく迷いましたが、うちはブレンダーがあるのでミニチョッパーで充分でした。もしブレンダーを持っていなかったら……わざわざミニチョッパーじゃなくてフードプロセッサーとハンドブレンダー(バーミックスとか)を買うかなあ。
でも、すごく嬉しいんですミニチョッパー……。
5000〜6000円くらいまで価格が下がっているので、カードのポイントを使うより買ったほうが安かったのでは!!
ということで、我が家のライフスタイルと台所の面積にはミニチョッパーは合っていました。台所ライフがすごく便利になって嬉しいです。ありがとう夫。
↓昨年のポイント交換は圧力鍋でした。そろそろ1年経ちますが活躍してます。
調理器具が増えると、なんとなくレパートリーも増えて食卓が充実しますね!