荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

年越しとお雑煮コレクション

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何の感慨もない新年

 

夫が無心でアイスキャンディーの棒で遊んでいる姿を「我が夫ながらすっごくバカみたいな顔でバカみたいな時間を過ごしているな」とボーッと眺めていたら、いつのまにか新年を迎えていました。

遅ればせながら、2018年もよろしくお願いいたします。

この絵日記に訪れてくださるみなさまにとっても、素敵な1年になりますように!

 

さて、我が家の年越しごはんは夫の得意料理・鴨鍋でした。

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鴨肉と鴨つみれがたっぷり入って、コクと甘みのある脂がスープにしっかり溶け出した鴨鍋。夫と夫家族は岡山に住んでいた頃に鴨鍋に出会い、鴨好きになったとのこと。わたしは鴨ってあまり馴染みがありませんでしたが、夫と出会ってからは鴨を食べることが増えました。

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黙々と台所に向かう姿を見て、「本人がなんか鴨っぽい人だなあ」と思ったことを覚えています

 

夫いわく、デパートとかに入っている「鳥芳」というお店の鴨がおすすめとのこと。確かに鴨独特のクセはあるものの、鴨を食べ慣れてないわたしでもそのクセを「旨味」と感じておいしく食べることができます。つみれも絶品。あと「鴨肉に火を通しすぎないこと」がおいしく食べるコツだとか。それにしても鴨はやっぱりダシが本当においしいですね。〆はおそばで、残らずいただきました。

 

そして迎えた新年は、挙式した神社で初詣をして、待ちに待ったお雑煮!

その前に、新しいお箸をおろしました。もうすぐ夫とのお付き合い記念日が5周年を迎えるので、ちょいと奮発。

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年末に夫とお箸&お椀探しの旅にでて、マルナオという新潟県三条市のお箸メーカーの夫婦箸セットにしました

 

こちらのお箸は「八角箸」というかたち。わたしは箸使いがヘッタクソなので、ふだんは「けずり箸」のような少し表面がボコボコしたかたちの滑りづらいお箸を使うことが多いです。でもどうしても可愛い模様が気になってこちらの八角箸を手にとってみたところ……。見た目はツルッと滑りそうなのに手にぴたっと馴染んでとっても使いやすい! また、バランスが取りやすい適度な重さがあるので、箸使いに自信がない人にこそおすすめかもしれない。

 

夫と一緒に暮らし始める前くらいに買った愛用の「けずり箸」のセットはこちら……。食洗機で洗っちゃだめなのに億劫がって食洗機に放り込んでしまうので、色抜けが激しいです。ドヒィー。

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おろしたて時の面影はないです

 

お手入れは細かい目のサンドペーパーで優しく削って、オリーブオイルを布につけてすりこみます。一晩乾かしたら、さらに2回くらい同じ手入れをします。が、色が戻っても何回か洗ったらまたすぐ白くなっちゃうのよねえー……。

しかも削る力加減が難しく、削りすぎてどんどん細くなってしまいました。ということで新しいお箸は修理のアフターサービスがあるメーカーから選びました。

とはいえもちろん思い出深い古いお箸もこのまますり減って無くなるまで使い、新しいお箸ともども大事にしたいと思います。

そうだ、今週のお題「2018年の抱負」は「お箸を食洗機にかけない」にしよう。

 

話はお雑煮に戻りまして。

昨年末もお雑煮について日記で書きましたが、お雑煮大好きです。お正月は「お雑煮をいっぱい食べる日」!こちらが我が実家の豚肉と根菜たっぷりお雑煮。(母に作ってもらい、鍋ごと持って帰った)

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南部藩士だった先祖ゆかりのお雑煮と書きましたが、全国的にもお雑煮に豚って珍しいなあと不思議に思っていたら、父によると元々は鶏のお雑煮だったものの、一瞬でみんなお肉を食べてしまうので豚も追加して入れるようになり、「なんかもう初めから豚だけでいいじゃん!」というお雑煮になったそうで、南部藩士の雑煮ではなくただのデ部藩士の雑煮だったみたいです。

 

そしてこちらが夫の家のお雑煮。

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夫が「おばあちゃんの味」を思い出しながら、初めて作ってくれました。昆布、かつおだし、薄口醤油、酒、みりんで味付け。具は夫家のアレンジで鶏胸肉が入り、愛知の伝統野菜・もち菜の代わりに小松菜で。濃いめに取ったかつおだしと仕上げにかけるかつお節がお餅に絡み、一口すするとかつお節のイノシン酸の滋味が体にじわっと染み渡って元気が出る味、そしてお餅+小松菜の組み合わせがすごくおいしい!! 

夫も「我ながら完璧におばあちゃんの味を再現したわ」とのこと。具がシンプルだからすぐ作れるし、あっさりしているので朝ごはんにもぴったり。これは良いわー。

 

夫実家とわたし実家のそれぞれ個性の違うお雑煮を楽しんだ本年。どちらも旬の根菜と旬の葉物野菜を楽しめるお雑煮なので、合わせてひとつのお雑煮を創作するのではなく、今後も両方食べたいです。 来年も楽しみだ!

 

そして昨年の日記のコメントでいただいた「鶏とごぼうのお雑煮(つゆもち)」もようやく試せました。

お酒で鶏とごぼうを炒めるときに、きんぴらを作るときのクセで無意識にお鍋に油をちょっと垂らしてしまい、教えていただいたものとは別モノになっちゃった感はあるんですが……。

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お醤油仕立てのお汁に煮たお餅がとろけてごぼうと絡むと、おいしいー! 一瞬で平らげてしまいました……!

お雑煮人生がさらに豊かになりました。ありがとうございました♡ (あん餅のお雑煮にもいつか挑戦したい……)