「ほら、だから地元の神社で挙式にしてよかったでしょう。忘れ物してもすぐ取りにいけるからね」by夫
前回までの結婚式準備編はこちら。
前日の入念な準備からの
式の前日にしたことは、まずお互いの両親に渡す手紙を書くことと、神社に納める初穂料の準備(のし書き)、あとお花やレストランなどなど予約の最終確認。全員の衣装も神社の控室に無事到着したのを確認し、神社に夫とお参りに行っておとなしく過ごしました。あと神前式の流れや玉串奉奠の作法をyoutubeを見て復習。
一番大事なことは、あらかじめ神社からいただいていた「誓いの言葉」に挙式の日付と新郎新婦の名前を記入すること。
これは式が始まる前に結婚指輪と一緒にお清めしていただいて、式の間は夫が懐に入れ「誓詞奏上」で夫が神様に読み上げるための大事なものです。
そして迎えた式当日の朝。
「誓いの言葉」を家に忘れた夫。着替え途中でしたが、走って取りに帰りました。
このときほど「地元の氏神さまでの挙式にしてよかった」と思ったことはありません。
結婚指輪はわたしが二人分管理していたのですが、「誓いの言葉」の管理は夫に任せていたので失敗しました。
「夫の持ち物チェックも妻の仕事だな……」と、わたしも妻としての決意を新たにしました。
夫は「みんなそんなに怒らないでよ、取りに行けたんだから。地元の神社の挙式にしてよかったね! おめでたい日に怒っちゃだめ!」と言ってました。夫め。
式当日の持ち物
着替え一式のほかに結婚式当日に持っていったものは、
・ストロー(メイク後、飲み物を飲むときに口紅が落ちてしまうので)
・控室に用意するペットボトルのお茶、軽くつまめるもの、お菓子
夫家族は朝の新幹線で来るので、念のためコンビニでおにぎりやサンドイッチなど軽食を買って、ヘアメイク業者さんたち用にもお茶やお菓子を多めに用意。あと神社にもお菓子。これらはうちの両親に用意してもらいました。
控室には神社が用意してくださった桜茶もあって、嬉しかったなあ。
部屋もあったかくしていただいて、神社にはとてもお世話になりました。
持っていけばよかったな、と後悔したものは
・ガッツリ落ちるメイク落とし
・スキンケア用品一式
・メイク道具
・ターバンとタオル
リハーサルメイクをした際に自分でメイクを直す練習もできたので、一応会食のときのメイクは自分でするつもりで最低限のメイク道具とクレンジングシートは持っていましたが、挙式が終わって着替えたあとにメイクさんにサービスでヘアメイクを直していただいたくことに。
しかし、婚礼化粧を殆ど落とさず上から塗り重ねるようなメイクだったので、ヘアメイクが服と会食会場の雰囲気に合わなくて、夫や家族たちにも「凄い顔色」と言われたので会食での写真は封印することに……。
きっとスポットライトがあるような大きな披露宴会場ならちょうど良かったのかも
神社の控室の洗面所を借りてメイク落としと洗顔でメイクを全部落として、髪も濡らして整えて、全部自分で手早く直すという選択肢があってもよかったかなと、ちょっと後悔。変に遠慮しないでちゃんと自己主張すればよかったな。
ちなみにベースの水化粧はシートじゃなかなか落ちないので、クレンジングオイルかコールドクリームが良いと思います。結婚式ってやり直せないから、万が一に備えてなんでも入念に準備したほうがいいですね!
まぁ、この厚化粧がのちのちまた面白いことを起こしてくれたので、良しとします。
ということで当日の持ち物はこんなかんじでした。
こうして、夫の悲鳴と妻の怒号で荒川夫婦の結婚式の日の幕が開けたのであった。しかし、「夫・誓いの言葉忘れ事件」はまだ序の口だったのである……。
つづきます。