荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

窓の冷え対策に断熱カーテンライナーをつける

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こうなる予感は薄々していた

 

冷え性対策の季節がきた

なりふり構っていられない冷え性対策の季節がやってきました。

いろいろやっているおかげで平熱は35℃台から36℃台になって人並みになったものの、指先が冷えやすいのでまだまだ冷え性のわたし。

気候の変化に体が慣れておらず、かといって暖房をつけるほどではない今の時期が室内での「末端の冷え」に悩まされがちです。 

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秋から冬に季節が変わるときの20℃前後の気温が一番苦手。夫は「床暖房入れれば」と言いますが、なんかまだくやしい

 

さてさて、我が家のインテリアですがテーマは北欧ならぬ「北極圏」。アイスランド旅行を経て、ちょっとずつですが家のものを「アイスランドで見た色」をイメージに揃えています。

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ダイヤモンドビーチのこの色合いが理想! ししゃもも締まる北の海

今年は夏前に「これぞ冬の海の色」というベッドカバーを見つけることができて、ダイヤモンドビーチの夢が見られそう♡と満足していたのですが

気が付きました。

 

北極圏の冬の海辺を寝室のインテリアのテーマにすると

秋冬は寒々しい……。

 

うちでは無印のシングルの脚付きマットレス2台にUSキングサイズのカバーと同じ色のキングサイズの枕を背当てに使っているので、せまい寝室は一面「冬の海の色」です(前回の日記のベッドサイドの写真と同じですが、寝室全体がこんなかんじ)。

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しかも夫が「海を極める」と言って別の部屋につけていた青いカーテンまでつけて、光が射すと海の底のように部屋じゅう真っ青。


夏は良かったのですが、最近はだいぶ体感温度が下がりそうな寝室になってしまいました。でもわたしたちはアイスランドから離れたくない。鼻水を垂らしてもアイスランドの海辺の夢を見たい。

 

断熱カーテンライナーを仕込む

せめてもの寝室の冷え対策に、こっそりレースカーテンの裏に「断熱カーテンライナー」を仕込んでみることにしました。

なんだかアイスランドの幻想的な景色から離れて生活感あふれる話へ。人生なんてこんなものだ……。

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パッケージのサーモグラフィーの図にのせられて買いました

 

窓の冷気対策として遮光・遮熱機能つきの特殊な繊維のレースカーテンをかけている部屋もあるのですが、値段のわりにいまいち効果を感じられず……。失敗してもいいやと今回はこのビニールにしました。 

断熱カーテンライナーだとお値段は特殊加工のレースカーテンのなんと1/5以下です。  

 

買ってみたのはこちら。

ニトムズ 冷気ストップライナー超透明2枚入り L 

ニトムズ 冷気ストップライナー超透明2枚入り

 

ライナーのほかにも断熱グッズはありますが、一人暮らし時代に使った”窓に直接貼るプチプチシート”は外が見えなくなるのと窓掃除ができなくなったのが不満で、マジックテーブで貼る”窓辺に置くパネル”はすぐ落ちて窓の下でゴミになっていた思い出があるのでパスしました。

 

ライナーの取り付け

さっそく取り付け。ライナーというかビニールシートをレースカーテンの裏に付属のS字フックでひっかけていきます。

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幅が特殊なサイズの窓にはカットして使いました。ビニールなのでスーッと切れて簡単

 

レースカーテンをめくるとこんなかんじ。「超透明タイプ」なので採光もほぼ変わらず、カーテンにぴったり隠れます。

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レースカーテンから透ける景色も邪魔しません

 

床に15cmほど垂れるようにすると隙間風が抑えられて保温効果が高まるそうですが、あんまりはみ出るのも嫌なので6cm程度に折りました。今度切ろう。

透明なシートが床に垂れているさまも、ダイヤモンドビーチの透明な流氷に見えてきたような。

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インテリアのコンセプトどおりよ

 

夫にシートをめくってみせたら「シートなんてださい、ぼくの美意識には耐えられない」とか言っていましたが、床スレスレや床につく長さのカーテンだとカーテンを閉じていればシートは見えません。

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それでも夫は不服そうだ

 

感じた保温効果

そうだそうだ、肝心の保温効果はいかほどか。

うちは窓が多い家で全室フローリング。部屋の温度が20℃前後くらいになると窓からの冷気で指先がかじかんで床も冷えやすく、実際の温度より「寒いなあ」と感じていました。

 

このシートをつけてからは家がビニールハウス状態になるのか、同じ20℃でも冷気が減ったおかげでずいぶん暖かく感じます。

夫も「確かに朝、部屋の冷えが和らいでいる気がする。これから本格的に寒い季節になったらどうなるかわからないけどね」とのこと。

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日中の日差しのポカポカも断熱カーテンライナーによって出来た空気の層でキープできているので、室内の観葉植物にも優しいかも。

あと加湿器の効きも良くなった気がするので、よりあったかく感じられるかな。20℃前後のときって湿度でだいぶ体感温度が左右されますよね。

 

ということで今くらいの「暖房をつけるほどでもないけど寒くなってきた」、寒さに体が慣れていない季節にぴったりです。安いし!! 

まぁオシャレではないですが、なりふり構っていられないから良しとする。

 

白いタイプはとても白い

調子に乗ってリビングや別の部屋にも断熱シートをつけました。

寝室は透明タイプにしましたが、いつもレースカーテンを閉め切っている書斎は他社のものに。幅150cmサイズでは透明タイプがなかったので、白いタイプにしてみました。

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MEIWAの断熱カーテンライナー。けっこう白い!!

 

こちらだと採光はしますが、窓の外の景色が見えないくらい白いです。うちの床は暗い色なので、床に垂らした部分も目立つ目立つ。カーテンや家具で隠せなかったり、外の景色を見たい場合は透明タイプが良さそう。

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外が見えないけど、外からも見えない

 

こっちのメーカーのものだとUVカット、抗菌効果を謳っているのが嬉しい。

MEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) 150cm×225cm 2枚セット ホワイト 

MEIWA 断熱カーテンライナー (採光タイプ) ホワイト

 

使い始めはビニール臭、掃除に気を使う面も

なんだかamazonの回し者のように絶賛していますが、使い始めの2、3日は濃ゆいビニールの匂いが部屋に漂うので、苦手な人はつらいかもしれません。

 

6枚追加したときは帰宅した夫が「なんか妙な匂いしない?」と気にしていました。ニトムズよりMEIWAのほうが匂いが強い気がする。

寝室に2枚つけたとき(ニトムズ)は、夫はわたしが言うまで数日全く気が付きませんでした。夫がカーテン側に寝ているのに。

できればつけた日は半日くらい窓を開けておくのが良さそう。

 

そして買う前に一番気になったのは帯電してすぐ汚れてしまうんじゃないかということ。

空気に舞っているような細かいホコリはやっぱりついてしまいます。あとロボットクリーナーがひっかかる。

たいした手間ではないですが、掃除の際はハンディクイックルでさっと撫でてシートのホコリを取り、床はシートを洗濯バサミで留めて掃除という工程が増えました。

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今のところそれできれいになっていますが、じゅうたん敷きの家とかだとどうなのかなあ

 

これからの汚れ具合や結露についてはまた気がつくことがあれば追記します。夏は暑さを和らげてくれるそうですが、どうしようかな……。

 

ひとまず最近の20〜21℃の寒さをブランケットにくるまること無しで乗り越えられているので、総じて買ってよかったです。これで北極圏インテリアでの冬も乗り越えられそう!

 

追記

10月末から使用して1ヶ月経ちました(現在12月)。いまのところ結露や劣化はないです。

11月の光熱費の請求書がきたので、ライナーの効果を光熱費の比較で出してみます。我が家では毎年11月〜2月頃の光熱費が一番高くなります。

東京の11月の平均気温は2015年と2018年(今年)が約14℃、2016、2017年が約11℃なので今年と気候が近いのは2015年。

2015年11月は光熱費に13000円かかっていましたが、今年はなんとなんと、10000円で済みました〜。

2016〜2017年の11月のガス・電気代もだいたい12000円なので、近年で一番光熱費のかからない11月となりました。生活スタイルは変わっていないです。

これをライナーのおかげと信じれば、もとは取れました笑!

あとニトムズのほうは匂いはないですが、MEIWAのほうは顔を近づけるとまだちょっとビニール臭い。

(追記おわり)

 

次回からはビニール臭にまみれた日常を忘れて美しいアイスランド旅行記に戻ります。

 

▼アイスランド旅行記

 ▼冷え性対策の軌跡