夫の部屋を物置にして、わたしが書庫部屋として乗っ取りました
いまの家に引っ越してきて1年もとうに過ぎ、ようやく本棚などに耐震防災グッズをいろいろ取り付けてみました。ついでに蔵書も整理。
リビングなどに置いた背の低い本棚はさておき、書庫部屋(夫のクローゼット部屋)の本棚は高さが200cm以上あるみたいなので、もしものときにちょっと危ない。
本当は引っ越し前に本を整理して、背の低いかわいい本棚を書庫部屋用にも買うつもりだったのですが、夫が「そんなこと言っていたら一生片付かないよ!」と勝手に背の高い本棚を買ってしまってガッカリ……いや、いまだに棚から溢れた本がダンボールや紙袋に入れっぱなしで雪崩を起こしていたので夫は正しかった。
床に散らかすわりに読書は好きなので、本の整理はなかなかできません。
本を買いすぎて家が傾いた(物理的に)祖父ほどじゃないですが、けっこうなんでも取っておいてしまって、たいして面白くなかった本でも「いつか必要になるかも?」「いつか子どもが読むかも」「いつか孫が」「200年後の未来人が」など言い訳を重ねていましたが、「大事」か「大事じゃない」かで整理したら、なんとかだいぶ減らせました。
↑そういう夫の蔵書も「大学時代に受けた簿記3級の過去問題集(ぼろぼろ)」とか、絶対いらないでしょってものが多かった笑
ということで、本棚を整理しつつ耐震グッズの取り付け。
夫が出かけているときに思い立ったので、1人でやりました。こういう片付けって、夫がいないほうがはかどるし……。
天井にはアイリスオーヤマ製のつっぱり棒(家具転倒防止伸縮棒)を設置。ドーンとしてかわいくないけれど、安全には代えられないので仕方ないです。
しっかり取り付けられたら、棒は引っ張っても全然動かないです。動くようだとゆるいのかも
きゅきゅっと回してつっぱらせるだけなので簡単に取り付けできました。
棚の下には「ふんばる君(家具転倒防止安全板)」を挟み込みました。
切るときはハサミより定規+カッター(硬いので刃を出しすぎないように注意)のほうが楽でした!
ふんばる君はこんなかんじ。全然目立たないのに、棚をしっかり抑えてくれてます。 ふんばる君には感動
本棚の本を全部抜いて、なんとか1人で棚を持ち上げて設置出来ましたが、棚自体が重かったのでけっこう腰がつらくて、これは2人でやるべき作業だったかもしれない……。
つっぱり棒とふんばる君のダブル体制で耐震効果のほどはまだわかりませんが、つっかかって本棚に思い切り体当たりしてしまったときに棚がびくともしなくて驚いたので(今まではぶつかったら少し揺れてました)、あるとないとでは全然違う気がします!!
すごく大きな地震だと棚も倒れてくるかもしれないですが、今回設置した耐震グッズのおかげで部屋を出て逃げるまでの時間は充分稼げそうです。
うーん、超達成感。
▼防災のためにも掃除は大事……でも苦手です