ぶきっちょと乱暴者に、掃除後のエアコンの風は冷たかった
夫とエアコン掃除に挑戦しました。
今の家には住んでまだ1年。越してくるときに業者さんのクリーニングが入っているということで、エアコンクリーニングをどうしようか〜と夫と話していた矢先、スーパーでエアコン用洗剤が安くしていたのを見てこれは天啓だなと、ものの試しに自分たちで掃除してみることにしました。
もし失敗して壊れても、前の家主さんの残していった古い型のエアコンなのであきらめもつくし。
掃除はしてみて大正解でした。
エアコンを使っているときに、気になるにおいとかは無かったはずなのですが、中がだいぶカビやススで黒く汚れていて、ゲンナリしました。
フィンやフィルターの汚れはそこまでだったんですが、吹き出し口とシロッコファンにカビが……。
でも今回エアコンの内側を初めて見て、なるほどこうなってるのかーとだいぶ勉強になりました。
汚れやすい場所もわかったので、今後エアコンを買うときは「この部品が取れて、すぐ掃除できるやつがいい」とか、具体的なイメージを持って買いに行けそうです。
エアコンの掃除方法については、youtubeなどで検索して、掃除の仕方を調べました。
以下、掃除の思い出。
用意するもの
・マスク(絶対いる!)
・ゴム手袋(エアコンに手をつっこんだりするので)
・ゴミ袋
・養生テープ(布ガムテープでいけました)
・住居用洗剤
・エアコン用洗剤
・除菌スプレー(あれば仕上げに)
・雑巾
・霧吹きボトル(水用)
・ぼろ布と割り箸
・ハンディ掃除機(ふつうの掃除機でもいけます)
・汚れてもいい服装(黒くなった汚水がかかったりするので)
今回の掃除用に買い足したものはエアコン用洗剤くらいです。
市販のエアコン用洗剤は、洗剤成分が残って逆に錆びつくとか、ほこりがエアコンの排水パイプに詰まるとか、商品レビューを見ると賛否両論のアイテムではあるのですが、とりあえずやってみてから考えようと。
所要時間は1台につき1時間くらい。リビングと寝室のエアコンをお掃除。夫と手分けしたので、わりとすぐ終わりました。
掃除の手順
(1)養生
まず、電源プラグを抜き、ゴミ袋で水滴が落ちないように養生します。
高圧洗浄機を使うような本格的な掃除だと、ゴミ袋にホースを通してバケツに排水するらしいです。ゴミ袋をしっかり留めたつもりでも隙間から漏れたりしたので、床にもタオルを。
(2)外側を拭き掃除
ふだんの掃除では、テーブルも窓も台所も床もJ.R.Watkinsのオールパーパスクリーナーを使っているので、エアコンもこれで。大容量で便利です。あと掃除が大嫌いなわたしにとっては、使ったら楽しくなる洗剤が必須! それに床用とか食卓用とかたくさん洗剤を持っていた頃より節約にもなっているような。
(3)部品の掃除
カバーを開け、フィンについているフィルターと送風口の風を送る部品? を外す。フィルターは軽く掃除機でほこりを取って、なぞの部品と一緒にお風呂場で洗い、陰干し。
この名前がわからない部品がカビてて、すごく汚かった!!
(4)フィンの掃除
ハンディ掃除機でフィンのほこり落としをしてから、エアコン用洗剤(「エアコン洗浄プラス」)でフィンをスプレー。
(5)シロッコファンの掃除
送風口の奥にあるシロッコファンにオールパーパスクリーナーをかけて、垂れる汚水まじりの洗剤を雑巾で拭きつつ、割り箸に巻いた布やメラミンスポンジでファンを掃除します。
シロッコファンは取り外せないので、手を突っ込まないといけない。この作業が一番大変。夫は腕に伝った汚水まみれに……。
夫は手が大きいのでわたしがやると言ったのに「ぼくもやりたい!」とうるさいのでやってもらいましたが、この部分は手が小さい人のほうがうまく掃除できる気がします。
これさえ終われば、エアコン掃除のヤマは越えたようなもの! ここが汚いと、カビ臭さの原因になるそうです。
(6)洗剤の拭き取り
霧吹きを使って水で念入りに洗剤を流したあと、シロッコファンをはじめ内部をしっかり拭きます。
(7)除菌スプレー&送風運転でしっかり乾燥
カビ予防に除菌スプレーをシュッとしてから、乾かしたフィルターや部品等を元に戻し、しばらく送風運転。
(8)仕上げの拭き掃除
送風運転により、汚れた水の拭き残しの水滴がまた出てくるので、頃合いを見て運転を止め、電源プラグを抜いて内側をさっと拭き掃除。
おわり!!
風量が増した気がする!
エアコンは1年でけっこう汚れるということが身にしみてわかりました……。何事もやってみるものです。
エアコンをあまり使わなくても、こまめにフィルターや吹き出し口の掃除をしようと思いました。
そして手が届かない部分を考えると、分解して掃除してくれるプロのクリーニングも必要だなと、高いクリーニング代へのあきらめもちょっとつきました……。
▼その他お風呂掃除の話など。