3月の話ですが、「爆クラ!presents ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団 クラシック体感系~時間、音響、そして、宇宙を踊れ!~」というコンサートに行ってきました。
ジェフ・ミルズは世界的に有名なDJで、夫も私も大好きなのです。
しかもテクノとオーケストラの競演を生演奏で聴く機会なんてあまりないので(あるとしたらビョークのライブくらいなのでは)、このコンサートをそれはそれはもう楽しみにしてました。(ナイスな企画をありがとう爆クラ!プレゼンターの湯山玲子さん)
コンサートは2部構成で、1部はいろいろクラシックの有名曲の演奏、そして2部にジェフ・ミルズが満を持して登場という流れ。
で、期待どおり大変楽しかったのですが、1部で、かの有名なジョン・ケージの「4分33秒」オーケストラ版を聴くという非常に貴重な体験をしました。指揮者がタクトをあげると、舞台上の演奏家たちは微動だにせず、指揮者がペラッと楽譜をめくる音のみがたまに聞こえる、無音の4分33秒間。
客の咳の音とかがけっこう頻繁にしてたので、完全に無音の時間はあまり無かったのだけど、その場の聴客としての私の感想は「ジョン・ケージは二度としてくれるな」でした。
オーケストラをバックに生演奏の爆音で聴くジェフ・ミルズは最高でーしたー。
てんてれんてん てんてれんてん(「The Bells」のつもり)。
↓音量注意
爆クラ!