荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

(娘5歳0ヶ月)こっこ、筑波山に初登頂する

こっこのバースデー月というのに、悲しいかなブログを1回も更新できなかった11月。

何をしていたかというと、もうずっとこっこの誕生日を祝い続けておりました。

たまたま祝日や幼稚園の休みも重なり、水族館に泊まりに行ったり、夫妹夫婦とホームパーティーをしたり、レストランでパーティーしたり、お友達とキッザニアに行ってお誕生日を祝ってもらったり、その合間に幼稚園の遠足があったり園でも誕生会をしてもらったり、本当にもうイベント続きで祝祭でした……。

 

娘の成長と祝祭の詳細はまた後日書くとしまして、

 

そんなバースデー月間を締めくくる最後のイベントが、筑波山登山!

女体山の山頂877メートルにて、さすがの高さに緊張気味のこっこと満足げな夫

 

この祝祭月間のあいだ、わたしはたまたま仕事の〆切とPTA活動の繁忙期もかぶってしまってわりとボロボロになっており、夫が

「つまちゃん大変だったから、つまちゃんの慰労も兼ねて筑波山登らない?

と言ってくれたときには

「夫さんよ、”慰労”って言葉の意味知ってっか──?」

と正直思ったのですが、紅葉の美しい季節で大変リフレッシュした時間を過ごしました(全身筋肉痛にはなった)。

ちょいちょいまたあとで絵を書き足す予定ですが、ひとまず駆け足で登山の様子を記録したいと思います(11月中に更新したかった!いま30日の23時半!!)

 

5歳児と行く筑波山・女体山「おたつ石コース〜白雲橋コース」

途中途中でいちいち歌い踊る余裕しゃくしゃくのこっこ

 

そもそも筑波山って山のてっぺんが1つじゃなくて「男体山」と「女体山」の2つがある双耳峰の山であることすら今回初めて知りました。

そんな登山初心者のわたしたちが挑戦したのは、比較的ゆるやかな道の多い女体山を『つつじヶ丘駐車場』から出発して『おたつ石コース』から登り始め、途中で『白雲橋コース』と合流して山頂を目指すルート。

当日朝寝坊したので下山は無理せずロープウェイにしました。

筑波山登山コース | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ

 

小学生の頃に筑波山に登ったことのある夫いわく、「筑波山は岩がゴロゴロして楽しい山だなと思った記憶がある」とのこと。

それもそのはず筑波山は”斑レイ岩”という風化に強い質の岩からなる奇岩・巨岩が名物。

『おたつ岩コース〜白雲橋コース』は、そんな奇岩や巨岩をくぐったり、岩をよじ登りながら全身を使って山登りができて、こっこも「とても楽しかった! また登りたい!」と大満足の大冒険となりました。

なんなら体力が余っていたせいで「男体山にも今日登りたい! わたしは登れる!!」と言って帰りに大泣き。早起きして下山もすればよかったか。

 

タイムとしては途中でお弁当休憩を挟みながらのんびり歩き、山頂寸前にてトイレ探し事件もあったので

12:10 出発

14:42 山頂にゴール、記念写真!

となりました。トイレを探さなければ14:30くらいにゴールだったかな。

こっこのマイペースな性格(いい岩を見つけるといちいち登って歌い踊る)もありまして、本来はもっと早く登頂できるコースのはず……。

 

幼児(年中さん)と登るにはちょうどいい登山路でしたが、しかし意外にキツかったり怖い場所もあり、やはり山はナメちゃいかんなとは思います。

 

そんなわけであまり写真を撮る余裕がありませんでしたが、コースをちょっとご紹介。

まずは駐車場を出発するといきなりわりと急&長い階段。いちいち道をそれて石に登るこっこ。ふだん幼稚園に通うときもいちいち縁石とかに登るので時間がかかる女。

すぐにこのような大きな岩がゴロゴロと転がる道になります。石に登りたい系女子は大満足。

こっこの身長は107cmくらいなので、ちょっとした階段も子どもにとっては全身でよじ登らないといけません。軍手必須でした!

ひょいひょい登っていくこっこ。

 

おたつ岩コースを抜けて白雲橋コースに入ると、さらに急な岩場を登らないといけない場所も。

さすがに落ちたらケガをするであろう岩場。こっこも一生懸命集中して登っていました。

山は雲ひとつない青空の下、色とりどりの紅葉がきれいでしたが、

こっこのサポートをしていた夫は「紅葉見てないよ。ぼくずっと、こっこのお尻見てた気がするわ」とのこと。

そうなるよね。

 

奇岩もたくさん。

 

さてわたしたちが登った日は平日の空いていたタイミングだったので、こっこの登りが遅くて他の登山客の方々に待っていただく場面もそこまで多くはありませんでした。

すれ違う方々に「がんばれー!」「もう少しだよー」「てっぺんまでもうちょっとあるよー」など声をかけていただいて、こっこも「がんばりまっス!!」「情報ありがとう!」など叫んで応え、山で出会う人たちとのコミュニケーションも楽しかったようです。

 

頂上はちょっと怖かったけど笑、

家族3人でがんばって登って見下ろした景色は格別。最高の思い出になりました!

こっこはまだまだ山で遊んでいたかったようですが、飲み水やこっこの多めの着替え、携帯トイレ(非常用ポンチョ&広口携帯トイレが便利)などなどでなんだかんだ荷物も多くなるので、今回はこれが限界だったかな。帰り、こっこの使った携帯トイレが地味に重かった……笑。

 

次回男体山チャレンジに向けて、トレーニングを積んでいきたいです!

 

余談・県道42号線怖い

あと今回東京から車で筑波山に向かうにあたって、カーナビに従って「県道42号線〜風返峠」のルートを通ったのですが、この道が狭いわ左右に側溝あるわ、舗装の滑り止め?でガタガタしっぱなしだわ、ヘアピンカーブばっかりだわ傾斜きついわで恐ろしい道でした。

調べてみたら「県道」ならぬ「険道」としてわりと名の知れた道だったらしく。

むかし新潟でも「国道」ならぬ「酷道」に迷い込んでひどい目に遇いましたが、カーナビはこういう道に案内するの本当にやめてほしい。

夫は「対向車が来なくてよかった。来てたらもうなすすべがなかった。もし来てたら? そうなったらどうしようもない。後ろに下がることもできないし。ぼかァ何もできないよね」とのことで、筑波山再訪の際は、この道は絶対避けたいところです。