その後も骨折部分からベッドにダイブしたりして、いちいち騒いでいました。たぶんおとなしくしていたらもっと早く治ったのでは……?
ということでこっこ4歳、初の骨折をしておりました。
ひじの不全骨折(ヒビ)が2ヶ所。ヒ〜。
しかも骨折のきっかけは公園の普通の砂地で走っていてコテンと転んだだけで、まさかそんなところで骨折!?と正直わたしもびっくり……(普段のほうが塀から飛び降りたり余程ケガしそうな危険な動きをしているのに……)。
こっこによると「肘をついて転んでしまった」ということで、お医者さんの見立ても最終的には「打ち所が本当に悪かったんですね」と、なんとも不幸な事故だったようです。
ちなみに肘の骨折は、幼児で一番多い骨折の部位とのこと。
みんな肘ついちゃうのね……。
それでもこっこが転んで地面に倒れた瞬間からは、今までのこっこで見たことがない「明らかに異常な泣き方」で、「痛くて立てない、動けないよ!」と彼女も相当痛かったと思います。こっこは泣き声がもともと大きく、それこそちょっと転んだくらいでも幼稚園の先生や習い事のコーチが「骨折った!?」と慌てたことがあるほどの大音量が普通なのですが、本当に本当に、今までのそれとは全く比べ物にならないレベルの泣き方でした。
たまたま誰もいない夕暮れの公園だったので、救急車を呼んだほうがいいのかとりあえずこっこを抱きかかえながら道に出ようとしたら運良くタクシーを拾えて、整形外科に駆け込むことができました。
病院ではレントゲンを撮って固定してもらうまで「痛い、さわらないで!」と泣き叫んで大変でしたが、固定をして腕を吊ってもらうとなんとか落ち着き、その後帰宅して夜ごはんも普通に食べて痛み止めを飲み、スースー眠ることができました。痛み止めってすごい。
そしてお医者さんからは「せめて固定が取れるまでは絶対おとなしくしていて」と言われたものの、骨折翌日からは目を離した隙にダッシュするわジャンプするわスライディングするわで大暴れし続けたこっこ。骨折したひじも何度か自らぶつけて悶絶する始末……。
診察の際に「すいません、ひじぶつけました」とお医者さんに報告したところ、「気をつけないと! おとなしくしてくださいね!」と夫とわたしが強めに注意を受けましたが(当たり前だ……)、ここは睡眠薬入りの吹き矢を処方してもらうために整形外科じゃなくて獣医にかかるべきだったのかもしれない。
そんなこんなでたまたま春休みだったタイミングも幸いして(幼稚園がある期間だったら、固定中は休ませるしかなかったと思います。暴れるから)、固定2週間、通院1ヶ月で整形外科通いから無事解放されました。整形外科ってなんであんな毎日混んでるんだろう。
昨年わたしが小指を折った際は4ヶ月間ずっと痛くて指も動かなかったので、子どもの回復力がうらやましいものだな。細胞の元気さの差を感じる。
こっこ自身は「こっちゃん、いつも体鍛えてカルシウムも摂ってるのに骨が折れるなんて……」とちょっとショックだったもよう。
骨折にいいと聞いて干しキクラゲやら干し椎茸と手羽中のスープやら鮭おにぎりやらを食べまくってコラーゲンとビタミンDをせっせと摂取しまくり、なんだかこの骨折期間中に背がグンと伸びたこっこ。
無事ひじもくっついてからはまた筋トレに励んでいます。
たまに↑の体勢から元に戻れなくなって「たすけて〜」と泣いてる脳筋こっこ先生
骨折はびっくりしたし痛かったけれど、タイミング的にはある意味ベストだったし、腕が使えないなかでも工夫して楽しむことを学んだり、心も体も成長したこっこ。
骨折り損ならぬ骨折り得だよ、がんばったね。
まあもちろん、2度とごめんだぜ……。
骨折当日は帰宅後、ママチャリを公園に置きっ放しだったので母に来てもらってタクシーでママチャリを回収しに行きました……(よりにもよって普段行かない遠い公園だった……)。そして夫は1年くらいかけたプロジェクトの打ち上げだったのをキャンセルして走って帰ってきてくれました。こっこの骨折、わたし自身もだいぶ動揺してしまい、ほんと2度とごめんだわ……
▼便利だった「腕スリング」。ボディバッグとかのベルトのあの黒い留め具(サイドリリースバックルと呼ぶらしい)でカチッと着脱できるので、三角巾のようにいちいち結ばなくてよくて着替えや洗濯が楽ちんでした。固定中は寝るときもずっと腕を吊っていないといけなかったので、メッシュで通気性が良い&首パッドつきというのもナイス。こっこも「三角巾より、スリングのほうが寝るとき首が痛くない〜」とのことでした
こっこ(身長103センチ、体重16キロ)はXS(中)サイズがぴったりでした
おすすめ!と叫びたいですが腕は折らないに越したことはない。