荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

荒川区絵本「あらペンのおねがい」で食品ロスを考える

今日はこっこのお気に入り絵本をご紹介したいと思います。

タイトルは「あらペンのおねがい」

図書館で借りました〜

 

なんとこちら、子どもたちに食べ物の大切さや食品ロスについて興味を持ってもらうべく、荒川区が区在住の絵本作家・松田奈那子さんと区内の保育士さんと制作した絵本なのだそう。

ということで発行も「荒川区環境清掃部清掃リサイクル推進課」となっています。

印刷も荒川区の会社さん!

物語の内容は、幼稚園児の男の子がペンギンのぬいぐるみのあらペンくんの背中に乗って地球を飛び回り、人間の環境破壊によって苦しむ動物たちと出会う、というもの。

刊行は昨年の春ですが、今年の2月からこちらの絵本のパネル展が尾久図書館で催されていて、ポスターを見たこっこが「おもしろそう〜」と夫を誘って出かけて、ニコニコ顔で本も借りてきました!(パネル展、会期が今日までだった! 日記を書くのが出遅れた!)

尾久図書館→宮前公園→梅の湯というデートコースを楽しんできた夫とこっこ。あらペン塗り絵をおみやげにくれました

こっこはあらペンくんのことをすっかり大好きになり、何度も読み返しては

「ママ、ごみをたくさん出しすぎると動物さんたちが苦しくなっちゃうんだよ」

「こっちゃん、地球と動物を守りたいなあ!」

などとお友達の話をするように、地球や動物や環境についていっちょまえに教えてくれるようになりました。

絵がすっごくかわいい……

さんざん離乳食を人の顔に毒霧のように噴射してきたり、今もごはんを残してすぐ「おやつ食べたぁい」とか言ってくるくせに、正直どの口が食品ロスとか言うのだろうか……と親としてはいろいろ思うところもありますが、

どの口が……

まあそれは成長途中の幼児ということで大目に見てやろう(そしてこっこが残した食べ物はごみではなく夫の脂肪になっている我が家のSDGs)。

しょうがないよね……

もちろん何気ない行動の一つ一つでバタフライエフェクトじゃないですが思わぬ大きな影響があったり、「まあいいか」を積み重ねることで自分や周りの首を絞めたり……。

子どもでも自分の行動とそれが与える影響に責任を持つということをこっこにも教えていきたいなと考えていたので、「あらペンのおねがい」は「環境問題」を通して子どものモラルを育ててくれる素晴らしい内容なのではないかな、と思います。

 

▼夢中で読んでいるこっこ。何回も繰り返し読んでいるので、夫もわたしもたぶん暗記した……笑

こっこの朗読を聞いているうちに、最近は目先の生活に追われて「環境問題? 知らんがな、それより今日の睡眠不足をどうにかしたいわい」といろいろ無関心になっていた自分自身を反省……。

まあこっこと博物館で地球の歴史なんかを眺めていると、いずれ人類は滅ぶと考えたほうが自然なくらい宇宙が謎すぎてあれなんですけど……。

 

食品ロスについて意識するのはもちろんのこと、それ以外のキッチン用品や収納は今あるものを使い回したり、2年使っていないものは人に譲ったりして(1年使ってないもの……はまだ持っていたい笑)、ごみを出さない=必要以上のものを持たない、そんな生活も心がけていきたいです。こっこのおもちゃは増えちゃいがちですが。

 

とか言いつつ、こっこの入園グッズの名前書き用の「なまえペン」、書き味を比較しようとこんなに買っちゃったわい……。

いや、全部使い切りますよ!!!

 

残念ながら「あらペンのおねがい」は書店などでは販売されておらず、区内の5歳児さんに配布されただけなようで。

区外から読む場合は荒川区の図書館から取り寄せとか、そんなかんじになるのかしら。うちもよく荒川区の図書館にない本を荒川区の図書館に頼んで取り寄せてもらっています。

 

うちはどっちかというともう買いたいくらい気に入っている絵本なので、区が販売してくれる日を待っています。

それかふるさと納税の返礼品とかにしてくれたらいいのになあ〜〜。

 

選挙よりもまずあらペンを重版してほしいわ荒川区!!!

 

▼こちらで朗読の動画が観られます!