メリーをつけてあげても邪魔そうに殴るだけだったので……
こっこ生後2ヶ月の思い出。
我が家ではこっこが生まれてからリビングにベビーベッドを置いていましたが、こっこはベッドよりもソファーで抱っこされているほうが好きなようで、全然ベッドで寝たがりませんでした。
新生児のうちはげっぷが出ないとか吐き戻しが心配で抱っこしていたものの、生後1ヶ月を過ぎると親としても「もう大丈夫じゃん……ベッドで寝なよ」という気持ちに。
しかも1日じゅう抱っこだと家事もできないし、こっこを抱っこの姿勢のままじゃ自分の体も休まらないしでどうしたものかなと思っていたところ、母2人から
「赤ちゃんはくるくる回るものをずっと眺めていてくれるから、メリーがいいよ!」と助言をもらいました。
そこでこっこには音楽が鳴って自動でくるくる回るメリーを買ってみたものの。
首も座ってないくせに凶暴な顔でメリーを殴り続けるこっこ
おとなしく眺めるどころか「おい、そいつを殴らせろ」とばかりに抱っこをアピールするので、まったく子守りになりませんでした。
なんでそんな遊び方をするのか悩んでいたら、こっこの手を持って夫が「こっこ、パンチだ!」とこっこを鍛えていたのが発覚。
すべて夫のせいでした。夫め。
ちなみに買ったメリーはcombiの見守りセンサーつきメリーでしたが、商品としてはなかなか面白いものでした。
赤ちゃんが眠りやすくなるように「心臓の鼓動の音」を流すモードがあって、つけるとドッドッドッ……と地獄の釜の蓋が動くような音が部屋中に響いたり。
ちょっとボルタンスキーの「最後の教室」という作品を彷彿としました。そういえばこっこがお腹にいるときの臨月あたりにボルタンスキーの展覧会も観に行ったなあ……
結局こっこには心臓の音もメロディもあまり興味が湧かなかったみたいで壊される前にきれいなうちに人に譲りましたが、譲った方から「メリーのおかげでよく寝てくれるようになりました!」とお礼のメールをいただいて……。
なぜにうちの子は寝てくれなかったんだろう……と切ない気分になりました。
(ちなみにメリーは効果なしでしたが、その後ハイローチェアを導入してけっこう楽になりました)
▼こっこ、1〜2ヶ月のころ
▼ハイローチェアについて。あと同じぶらさがり系のおもちゃなら、こちらで紹介したIKEAのベビージムはずっとお気に入りでした。なぜメリーはだめだったのか……