こっこは都電に乗りたい
先日、夫の初マイカーが納車されました。おめでとう夫。
夫いわく「目的はファミリーカーではあるけれど、ぼくらしいスタイリッシュさは忘れたくない」とのことで、なんかちょっとそういう車らしいです(わたしには違いがまるでわからん)。でもおむつパックを助手席に乗せたら全てぶち壊しですね。
納車日は最初の予定より1ヶ月ほど遅れたので、夫も「はやく乗りたいなあ」とクリスマスを待つ子の如くずっとやきもきしていました。
そうしてようやく来た車にこっこのベビーシートも用意して、さあドライブとしけこむかとみんなで車に乗り込みました……が、特に行くところがない笑!!
こっこにどこに行きたいか聞いても「ちんちん電車〜」しか言わないし。
都電で運転士さんにいただいた都電ステッカー↑はこっこの宝物(獲物をなぶってますが)
じゃあ車で行きたいところって何かあるかなーと考えたとき、思いついたのが小石川植物園!
広い
我が家からはバスでも1本でまあ行けるっちゃ行けるのですが、最寄りのバス停から1キロくらい歩かないといけないので面倒くさい……。電車で白山に行くのはさらに回り道で面倒くさい……。
近いのに遠い、それが小石川植物園。
そういうところこそ車の出番なのではないかと、さっそく出かけてみました。
白山のほうに出かけるのはこっこがお腹にいたときぶり。6ヶ月健診の帰りに白山神社であじさいを見て、白山名物の町中華「兆徳」で餃子を食べたのでした。
その日のなつかしの写真
そしてその2日後に切迫早産になって絶対安静になったんだよなあ。今思えば餃子食べたからこっこがフライングで出てこようとしたのだろうか……。
さて小石川植物園の前身は、江戸幕府により薬草栽培の目的で1684年に開園された小石川御薬園。日本で最初にできた植物園として、医学や学問の発展に貢献してきました。
こちらの敷地面積は16万m2(坪にして48000坪)と、とにかく広大なので密になることもないどころか気を抜くと遭難しそうな勢い。
植物園には専用の駐車場はないので近くのコインパーキングを利用しました。
園に入るとこっこはもう大喜びで「葉っぱァアアアア!」と木の周りを駆け回り、樹齢100年を越えてそうな大きな木の下で「どーん!」と背比べしてバンザイしたり、温室で食虫植物を眺めたり、絵本に出てくるフルーツの木を探したり、池で虫やメダカを眺めたり。
なんとも大興奮の時間を過ごしていました。
まさか小石川植物園が1歳児にここまでウケる場所だとは。
こんなに喜んでくれるとは、車買ってよかったなあと夫も嬉しそうでした。
こっこがあまりにも嬉しそうなので、わたしは「平日もがんばって来よう、バスで」とひそかに決意したのでした。
植物園に行った次の日の朝も、起きたとたんに「しょくぶつえん、きがどーんってしてたね。イルカさんいたねー、ぞうさんもいたね」と夢でも遊びに行ったのか、ずっとお話してくれたこっこ(でも植物園にイルカと象はいなかったはずよ)。また連れて行ってあげたいな。
ということで秋のお出かけやピクニックに小石川植物園おすすめです〜。
ただ蚊がけっこういたので、肌の露出が少ない服と虫除けも必須です。そしてトイレは温室のトイレがおすすめ。
そういえばドライブのおともに夫が「ドライブ用プレイリスト作ったよ」といそいそ準備していましたが、こっこの「とんとんとんとんひげじいさん、聞くね」の有無を言わさぬリクエストにより、車は走る童謡再生装置に……。
しばらくは車で流すのは「とんでったバナナ」とか「ブンバボーン」だな。
夫の目指すスタイリッシュなドライブはしばらくお預けですね。スタイリッシュなドライブってなんだ。
▼これを聴きながらドライブしたかった夫。Bruno Pernadasいいね。
▼浜離宮でコスモスも見せてあげたいな〜
▼体力おばけ1歳児を疲れさせる旅は続く
▼兆徳についてはこちら。よく出てきますねこの過去日記