オーロラは見えなかったらしい(夫いわく「それどころじゃないって」)
前回
オーロラハンティング叶わず
アイスランドはオーロラが見えづらい!?
さて、アイスランドの夜のお楽しみはオーロラハンティング。
しかし、わたしは夕食を取ってシャワーを浴びたらもうフラフラで、もともとオーロラは見ても見なくてもどっちでもいいくらいだったので体力の限界でパス。
今夜は滝疲れ
夫はオーロラを楽しみにしていたようですが、アイスランドは基本的に曇りが多いらしく、この日も残念ながら「雲が多くオーロラは見られそうにない」とのことで中止。
結局次の日の夜も曇りで、ツアー中はオーロラハンティングに行けませんでした。
オーロラをいろんな国に観に行っているという他のツアー客から聞いた話では、オーロラを観るのが目的の旅ならアイスランド以外の極寒の国のほうが空がすっきりして、オーロラも見える確率が高いらしいです。
確かに意外と気温があったかいのよね〜アイスランド。
夫、狩られる
それでもしつこい夫は「ぼくは目がいいから見えるかもしれない」と一人で外に飛び出していきました。
わたしはうつらうつら寝ていましたが、数分後に夫が血相を変えて部屋に飛び込んできたのでびっくり。
ホテルの周辺をウロウロしていたら、突然犬に吠えられ追いかけられたそうな。
遠くに人影もあったのに誰も犬を止めてくれず、命からがらでホテルに逃げ込んだとのこと。
夫、いい年こいて本当に泣きそうでした
ホテルや牧場の番犬だったのか、はたまた地元民が散歩させていたのか……翌日ホテルの人に聞くのを忘れてしまって、結局謎のままです。
あとでホテルのレビューで「スタッフの飼っている可愛い犬がお出迎えしてくれました」みたいなコメントを見つけたので、もしかするとそのワンちゃんだったのかも……。
アイスランドの美しく雄大な自然をバックに犬に追いかけられている夫の絵面を想像すると笑えるのですが、夫は必死だったとのこと。
新婚旅行で夫の尻が噛まれなくてよかったです。
犬に追いかけられる直前の夫が撮影した断末魔のような星空(わけわからん)
夫は「犬は暗くてよく見えなかった、大きさは中くらいだった、バイオハザードのゾンビ犬みたいでめっちゃ怖かった」と言っていたので、もしかしたら犬種はアイスランド原産の牧羊犬種、アイスランドシープドッグだったのかもしれません。
かわいいじゃないか。
「オーロラオーロラ」と騒がしかった夫もショックだったのか、部屋に戻ったらさめざめと肩を震わせながらおとなしく寝てくれました。
そして明けて2日めの朝は、いよいよ青い氷の洞窟へ向かいます!
つづく!