荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

アイスランド新婚旅行の思い出(10)アイスランド音楽を楽しみつつゲイシール間欠泉へ

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そして次の目的地へ!

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途中から間欠泉より鼻水のほうが気になった

 

前回 

ツアー客集団失踪事件

ヒゲ兄ちゃん落ち込む

ツアーバスの集合場所を間違えた荒川夫婦。「お願い、待っていて……!」と二人で全速力で1キロ走り、バクバクする肺と心臓を押さえながら息を切らして駐車場に駆け込みました……!

しかし、バスの前にはぼんやり虚空を見つめているヒゲ兄ちゃんが佇んでいるだけで、あとは韓国人の子連れファミリー、一番前の席に座っていた香港からの一人旅の人が1人と、待っていてくれるどころかツアー客はほとんど誰も集まっていませんでした……。

 

その後、集合場所の間違いに気づいた客たちが何人か必死の形相で走って来たものの全員は集まらず、結局ヒゲ兄ちゃんがツアー客を探しに行って(というか放心して突っ立っている兄ちゃんを見かねたツアー客が「呼びに行ったほうがいいんじゃないの」と言った)、全員がバスに集合したのは集合時間の30分後。

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ここでヒゲ兄ちゃんが実は若いのだと気づいた

 

最後まで場所を勘違いしていたアメリカ人が「ここの駐車場に集合なんて言ってた? 声が小さいから、前の席の人と喋ってるんだと思って聞いてなかったよ〜」と言っていて、英語がネイティブな人たちほどヒゲ兄ちゃんの言葉に全く耳を傾けていなかったという結果に……。

 

ということでツアー開始早々に起きた「ツアー客集団失踪事件」は決して兄ちゃんのせいだけではないですが、それでも兄ちゃんも思うところがあったのか、その後はツアー客に話しかけるときの声を少しだけ張るようになってくれました笑。

ただその後もトイレに寄っていた一人旅のシンガポール人男性がまだ戻っていないのに、兄ちゃんは確認もせず「よし、全員揃ったね」と言って車を発進させてツアー客たちに「「1人いないって!!」」と止められたので、やはり彼はダメガイドでした……。

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予想通りだった

 

アイスランドサウンドでドライブ

ここで「アイスランドの音楽かけて」のリクエストによりドライブに音楽がつきました。ヒゲ兄ちゃんはアンビエントが好きみたいで、「Stafrænn Hakon」や「Ólafur Arnalds」などの素敵なプレイリストをかけてくれました。

アンビエントは「朝に弱いんだ」とか言ってるドライバーの車で聴くには不安なジャンルですが笑、最高!


Ólafur Arnalds - Hands, be still (Official Audio)

 

わたしのなかでアイスランドといえばアンビエントやポスト・ロックのアーティストが主流のイメージでしたが、最終日の氷河トレッキングのガイドさんおすすめアイスランドサウンドは「Of Monsters and Men」という男女ツインボーカルのインディーフォークバンドでした。フジロックで来日もした有名なバンドですが、知らなかったのでハマりました!


Of Monsters and Men - Crystals (Official Video)

 

荒涼とした溶岩の大地を延々と眺めながらの静かなÓlafur Arnaldsも、氷河をスーパージープで駆け抜けながらのエネルギッシュなOf Monsters and Menも、ツアー中はアイスランドのアーティストの曲をアイスランドの風景のなか聴くという最っ高の贅沢を味わえました。

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車窓から。景色は延々とこんなかんじ

 

赤く燃えるマグマや幾億年もの時間を内側に秘めて静かに佇むアイスランドの自然を見ていると、アイスランドのアーティストの音楽性や感受性がどのように育まれてきたのか、少しだけ触れることができたような気がします。 

観光名所じゃなくてただの道沿いの景色を思い出すだけでも胸がいっぱいになります。

 

ゲイシール間欠泉へ

続いて到着した観光名所はゴールデンサークルのひとつ、ゲイシール間欠泉。アイスランドでも最大規模の間欠泉です。

集合時間と場所を丁寧に確認しあって車を降りると、さっそく濃い硫黄の匂い。

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足元には温泉の小川が流れていました。

静かにもくもくと湯気が立ち始めて……

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ドーン!! 

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うぉーっ!

 

轟音を立てて数分起きに噴き上がる温泉の大迫力を楽しむことができました。

温泉は80〜100℃の熱湯なので柵がめぐらしてありますが、少しぬるい水しぶきならぬ湯しぶきを浴びることができます。

まるで地球の鼓動のような噴煙、その大いなる地球のリズムになぜか夫の鼻水がリンクしたようで、湯柱が上がるたびに夫は「あぷぁー」と叫びながら鼻水を出していました。 

 

まだまだ観光はつづく。