荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

2017年のクリスマスケーキ〜いちごジュレとレアチーズ入りショートケーキ

今年のクリスマスは、かねての計画どおり夫と一緒にケーキを作りました。

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▼生地の大失敗などを経て……

わたしの設計ミスによりちょいと不格好な見た目ですが、味はおいしくできました〜。

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夫の「ゼリーかムースを挟んで」のリクエストにより、つぶつぶいちごのピューレで作ったジュレとレアチーズを挟んだカロリー満載なショートケーキです。今回も甘みはてんさい糖と蜂蜜でつけてみました。

断面はこんなかんじ。

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いちごの香りが凝縮されたジュレと、さっぱりなめらかレアチーズ、ミルク感のあるあっさりクリームにフレッシュないちご。それぞれ違う風味と食感で、飽きの来ない味になりました。

 

ケーキ作りは夫がほとんどがんばってくれて、スポンジを焼いたり、レアチーズを混ぜたり、デコレーションも夫。夫大活躍。ひいらぎピックはTOMIZで買いました。

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デコレーション用生クリームを泡立てすぎちゃったのはわたしです……申し訳ない

 

二人でワーワー言いながら作りましたが、とても楽しい思い出になりました。

 

以下、備忘録を兼ねてレシピと工程のメモ。2日にかけて作りました。

 

<1日め 夜>(日中来客があったので夜のみ作業)

いちごのピューレを作り、ジュレにして固める。 

甘さ控えめケーキのアクセントなので、ジュレは甘めにしてみました。

 

■つぶつぶいちごピューレのジュレ

いちご 140g(10粒くらい)

てんさい糖 70g(いちごの半分の重量)

レモン汁 小さじ1/2

ゼラチン 3g 

 

10gの冷たい水に3gの粉ゼラチンをふり入れてふやかしておく。いちごは小鍋に入れ、てんさい糖をまぶして1時間ほど置いておく。しかし、水分が全然出なかったので(てんさい糖の粒が大きいからか、原因は謎……)、弱火にかけて木べらでいちごを転がしながらてんさい糖を溶かしてみるとようやくいちごから水分が出てきたので30分放置。再び弱火にかけ温めて出てきたあくを取り、いちごが透き通ったら軽くミキサーにかける。果肉がほんの少し残る程度にして、つぶつぶ食感も残したかったので濾さずにそのまま。これでピューレの出来上がり。

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いちごのきれいな赤と、甘いにおいがたまらん

 

いちごピューレを小鍋に戻して温めながら水を加えて全体の量が120gくらいになったら(測る)、ふやかしておいたゼラチンを加えて手早く溶かす。15cm型(底が抜けるデコ型かセルクル)に入れて冷凍庫で固める。

 

<2日め>

15cmデコ型でスポンジ生地を焼く。凍ったジュレは型から外してまた冷凍しておく。

夫からは練習で作ったロールケーキの生地をリクエストされていましたが、ゼリーやムースの重みに耐えられる生地のほうが良いかと思い、しっかりめの生地に変更。

 

■ジェノワーズ(共立て) 15cm型

卵 100g

てんさい糖 60g

薄力粉(ドルチェ) 55g

無塩バター 13g

牛乳 10g

練習のときに23分で生焼けだったので180℃予熱、180℃で30分焼成の設定にしましたが、26分くらいでよかったかも。  

こちらのレシピを参考にしました。

わたしは横で湯煎の温度を測っていたくらいで、夫が全部作ってくれました。ちゃんと火も通ってふわふわなスポンジケーキに嬉しそうな夫。口溶けの良いスポンジになりました。

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この表面と側面の焼き目(茶色い部分)を剥がそうとしたところ、夫が「いやだ、せっかくこんなおいしそうな焼き目なのに!!」となぜか拒否。スライスするときも切ない顔をしていました。どうやら自分のスポンジケーキに情が湧いてしまったらしい。

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■レアチーズ

スポンジを冷ましているあいだ、レアチーズを作る準備。ジュレが甘めなので、レアチーズは甘さ控えめのさっぱり味にしてみました。

 

クリームチーズ 100g

無糖ヨーグルト 50g

はちみつ 13〜15g(最初10gだったのを途中でちょっと足した)

レモン汁 大さじ1 

粉ゼラチン 2g(8gの冷たい水でふやかし、湯煎する)

生クリーム 35%(泡立てたもの) 50ml

 

クリームチーズから材料を順番にボウルに加えていって、その都度混ぜ混ぜ。

んが、ふやかしたゼラチンを湯煎して溶かすのをすっかり忘れてそのままボウルに放り込んでしまい、慌ててボウルをぬるめで湯煎して泡立てて粒状になったゼラチンを溶かし、液がユルユルになってしまったので氷水を当てて冷やしながら電動ホイッパーで泡だて。生クリームを加え、なんとかなめらかなレアチーズになりました。

  

わたしの設計図ではこのあとデコ型にスライスしたスポンジとジュレを入れてレアチーズも流し込む予定でしたが、サイドに流れちゃいそうだったので、レアチーズもジュレと同様、レアチーズだけ型に入れて固めることに。固まったあと型から出して、凍ったジュレと重ねて接着。 スポンジにシロップを打ちながら、設計図どおりに逆さに組み立てすることにしました。 

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しかし……。

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なんと組み立てる途中で型より高くなってしまいました。ひー。

最後にひっくり返す作戦はやめて、結局スポンジ+クリーム&いちご層を一番下にして、完成の順番どおりに重ねて作りました。

型にピッチリ入れながら組み立てたらもうちょっと側面とかも落ち着くと思っていたので残念。

いやー、よくよく考えたらいろいろ挟むのと側面に貼るいちごの高さでデコ型より全然高くなるのに、そこまで考えが至らなかった。こういうのは試してみないとわからないですね。

でもケーキを組み立てた直後はジュレとレアチーズがびろーんとはみ出てしまってましたが、冷蔵庫に入れていたら、翌日には馴染んでおさまってました。スポンジに接着されたのだろうか、不思議。

 

■シロップ

小鍋に水、てんさい糖、ブランデーを入れて溶かす。これは目分量……。

 

■クリーム(挟む用とデコレーション用) 

レアチーズの酸味があるので、水切りヨーグルトは入れず甘さ控えめ(というか全然甘くない)クリームに。そのぶんミルク味強め。

<挟む用>

生クリーム35% 150ml レアチーズに使った残り

ブランデー 小さじ1/2

てんさい糖 小さじ1

スライスしたいちご 

 

<デコレーション用>

生クリーム47% 150ml→200ml

ブランデー 小さじ1/2

てんさい糖 小さじ1弱

飾り用いちご

 

生クリームは、デコレーション用がレアチーズの残りの35%150ml、挟む用を47%150mlにするつもりで間違えました……! しかもただでさえボソボソになりやすい47%をボケーッと泡立てすぎてボソッとさせちゃったのはわたしの失敗です。夫ががんばっていたのに申し訳ない。

40%前後の生クリームが一番デコレーションしやすいらしいので、35%と47%を混ぜて使ったほうがよかったかもしれないなあ。

 

あと、デコレーションは150mlの生クリームで充分だと薄く塗っておいたら、夫がいつのまにか生クリームを増量させて分厚く塗っていました。カロリーがー!!

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飾りはアラザンとか粉糖とかフランボワーズもあったのに、夫が「シンプルがいい」と言ってクリームを絞って作りました。わたしが作ったケーキよりかわいくてくやしい笑。

これにてデコレーションも完了。夫婦合作のクリスマスケーキの完成!!

 

ケーキに挟むジュレとレアチーズの分量は机上の計算だったのでドキドキでしたが、実際作ったらけっこうぴったりに出来てわたしはもしかしたらケーキ作りのセンスがあるのかもしれない、などと思いました。いっぱい失敗したけど。はっはっはっ。

 

■次回への課題

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・一番下の生クリーム+いちご層の側面に飾ったいちごが、ナイフを入れたらだるま落としで飛んでった笑。ジュレとムースが重たいので、なんとなくそうなる気もしていた。側面いちごがしたいなら、ムース部分に入れるべきかも。

・ケーキ側面のはみだしワイルドさについては、大きいケーキを組み立ててすぐ食べる場合はスクエア型で作ってはじっこを切り落として作るほうがきれいでいいかもしれない。

  

今度は同じような構成で1人用サイズのケーキを作りたいです。生地はロールケーキ用の天板で焼いて、セルクルで抜いて組み立てるのはどうかなあ。ちょうど親戚から食べきれないくらいのフルーツをもらったので、やりたいことがいろいろ浮かんできました。

ああ、でもますます太るなこりゃ……。

 

▼パンやケーキ作りの記録