荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

町屋駅前のホルモンもんじゃ

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くちびるが……

荒川区といえばもんじゃ焼き!!

もんじゃ焼きの歴史は、荒川区の駄菓子屋さんから始まったとされています。
しかし、荒川もんじゃはお店が区内各所に点在しているので、月島のように観光地としてアピールするのは難しそうですが、地元民が愛する個性豊かなお店を巡ってみるのも面白いです。

数ある荒川区のおいしいお店のなかから今回ご紹介するのは、町屋駅前にある「立花(たちばな)」という老舗のもんじゃ焼きやさん。
こちらのお店の「ホルモンもんじゃ」が絶品で大好き!
肉好きにはたまらない、こてっちゃん的なモツが入ったもんじゃです。

鉄板に広げたもんじゃに火が通るにつれて、キャベツがホルモンの甘辛いタレに絡み、ぷりっとしたホルモンのコクとダシをトローリとした生地が包んで、なんとも言えないやみつきになる美味しさ。これがお酒に合う!!! 
ハガシですくったトロトロのもんじゃを口に入れ、ビールやサワーで流し込む……。
火傷で唇の皮が剥けますが、あーもう生きててよかった、という瞬間です。

荒川もんじゃの特徴は、焼く前にソースや醤油を駆使して自分で味付けをすること。加減を慣れないうちはしょっぱくしすぎたり、薄かったり、なかなか難しいです。
その点ホルモンもんじゃはある程度味がついているので、初心者向けメニューかと思います。わたしは醤油をほんの少々かけるのが好み。
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慣れたと思って油断するとかけすぎる

あと、荒川もんじゃは土手を作らず広げて焼くのも特徴。不器用で大雑把なわたしたち夫婦にはちょうどいいです。
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荒川区に引っ越してくる前はもんじゃを1回も食べたことがなかったので、もんじゃの焼き方はこちらのお店の先代の女将さんと、同じく町屋駅前にある「浜作」というお店の女将さんと、千住に住んでいた友人に教えてもらったのでした。

いまは自分の好きなように焼いていて、猫舌の夫が熱々のもんじゃにがっついてアゴに長めのキャベツを引っ付かせて火傷して以来、我が家では生地を流す前に具を細かく刻むことにしています。

焼き方については、荒川区のこちらのサイトがわかりやすいです。

▼荒川流もんじゃ焼きの作り方
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/unet/issue/0604/howto.html

現在お店は先代の女将さんの息子さんが大将になって奥さまと営んでいます。店内はいつもJUJUが流れている気がしていたのでJUJUを見るたび「あ、立花行きたい」と思っていたけど、最近は違う音楽が流れているかもしれない。

お店の看板メニューであるホルモンもんじゃの他にも種類は豊富で、下町っ子が大好きな「明太子もちチーズもんじゃ」、変わり種の「塩もんじゃ」が人気だそう。わたしは「ベビースターチーズもんじゃ」も好き!
お店には肉や海鮮の鉄板焼きや煮込みなどなど、お酒が進むメニューもたくさんあって、鉄板焼きメインで食べて飲んでいるお客さんもいます。お店の名前を冠したお好み焼きもフッワフワでおいしい。
ハラミの鉄板焼き(おいしい)を頼んで、つけ合わせの玉ねぎをちょっと残しておいて、刻んでホルモンもんじゃに混ぜ込んで食べてみたり、トッピングを増やしてみたり、行くたびにいろいろ試して「今回の収穫と次回の課題」みたいなものが夫婦で出来るので、もんじゃはおしゃべりも弾んで楽しいごはん。

荒川区のもんじゃ焼きやさんは下町のこじんまりしたお店が多いので、混んでいるタイミングでは満席だったり、すいているタイミングでは入るのにドキドキしたりしますが、焼き方がわからなければ教えてもらえるし、シンプルな食べものなのにお店によって味が違って、なんとも奥深くておいしい下町グルメです!

立花
◯荒川区町屋1丁目2−3
◯(地下鉄町屋駅の場合)出口1から尾竹橋通りに出て、三井住友銀行とみどりビル(現在は工事中)の間の通りを入った通りの真ん中くらい。駅からは歩いて2分くらい。