荒川区に住んでます-うちの夫観察絵日記-

荒川区在住30代夫婦の日常。三度の飯と夫が大好きな妻による、夫観察絵日記ブログです。

ハーブが心を豊かにするから

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ハーブのほかはアジサイの鉢植えもたくさん花が取れてコスパ良かった。あっ、コスパって言っちゃった

ローズマリーは、結婚前に買った小さな苗を増やしながらほぼ放任で育てています。虫もつきにくいし、水やりを多少忘れても元気で丈夫だし、たまに風に乗っていい香りもするし、かわいいお花が咲くとバルコニーの景色もなんだかイングリッシュガーデンになって、素晴らしいハーブ。

このお花がまるで「海のしずく」みたいということから、ローズマリーの学名はラテン語で「ros=しずく mari=海」と名付けられたそう。大変すばらしい
 
ローズマリーといえば、ちょっと前に面白いニュースがありました。
イタリアにあるアッチャロリという町は、人口2000人という小さな町にも関わらず、100歳以上の住人が約300人もいるらしいです。そんな彼らの生活を調査・研究した結果、長寿の人たちが毎日食べている共通の食べものとして導き出された食材の一つが、なんとローズマリー!
なんでも、ローズマリーには認知機能の改善や細胞の老化を防ぐ効果があるのだとか。
 
こうして長寿の秘訣のハーブとして、脳の活性化や抗酸化作用に注目が集まるローズマリーですが、実は血行促進作用もあって、冷え性&低血圧&肩こりに効果があるみたいなのです。そりゃあわたしにぴったりだわ!
 
ということでローズマリーの剪定ついでに、夫とローズマリーのシロップを作って、おやつにしました。

うしろの茶色いのがシロップです
 
よく洗った生のローズマリー5本くらいと、水200ccとてんさい糖170gで煮詰めて、レモン汁小さじ1くらいを入れ、これを濾しながら煮沸消毒した瓶に入れて出来上がり。水やお茶で割って飲みます。
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やっぱりシロップは甘いな〜と、こちらにさらに刻みしょうがを加えて「ローズマリージンジャーシロップ」にしてみたら、キリッとして飲みやすくなりました。ということで、2本め以降は煮詰めるときに刻みしょうがを小さじ1、漉したあとに小さじ1弱を加えています。生姜を入れすぎるとローズマリーが隠れちゃうので、生姜の量はお好みで〜。(加熱した生姜で体を温める作用アップ、生の生姜で免疫力アップを期待)見た目が焼肉のタレみたいになりますが……。
 
肝心のお味は、「ハーブの甘苦い味を想像していたのに、さっぱりして元気が出る! ローズマリーの香りがさわやかだね」と夫も気に入った様子。
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とはいえ高血圧の人はローズマリーを摂取しすぎちゃいけないみたいなので、高血圧気味の夫はおかわり禁止にしました。あと、婦人科系の器官を刺激する成分があるので、妊娠中の人は控えたほうが良いみたいです。
 

炭酸水で割るローズマリーソーダもおいしかったですが、冷たいよもぎ茶で割って「ローズマリージンジャーよもぎティー」にしても飲みやすかったです。
あったかいお茶で割るなら、先日の日記にも書いたマサラチャイやミルクティーのお砂糖代わりにシロップを入れても、ミルクのコクとローズマリーの爽やかな香りがマッチして、なんとも幸せな味でした……。

ほかにもお風呂にも入れたいし、ローズマリーを使ったケーキも作ってみたい。
たくさんあっても全然困らないわ、ということで、ローズマリーはちょうど9月〜10月あたりが挿し木で増やせる時期なので、水苔で挿し床を作りました。


バーミキュライトではなく水苔の挿し床で初挑戦。根っこでるといいなあ。水苔じゃだめかなあ(追記:だめになっちゃいました)

後ろの瓶で根っこボーボーなのはペパーミント。先週、適当に摘んでテーブルの花瓶に挿して、口さみしいときにムシャムシャ食べていたのですが、いつのまにか根っこがすごいことに。こちらの植え替えもしてあげないと。

コスパの良いハーブを活用していきたいです。

 

▼わさわさバルコニー

▼ローズマリーはバスブーケにしたりオーブン焼きにしたり