



あれが数秒前の自分の姿だったと思うと、愕然としました
空焚きしたステンレスのヤカン。
すぐにメラミンスポンジで磨いたのですが、鈍色っぽく変色してしまっていました。
これも味ってことでいいや、とそのままだったのですが、たまたま夫婦で出かけた雑貨屋さんに同じヤカンが売っていて、そのあまりのぴかぴかさに我が家のヤカンを省みてショック。
焦げ取りには重曹ということで、ヤカンが入るサイズの大きな鍋にお湯を沸かし、重曹を入れてしばらくヤカンを漬けてからメラミンスポンジでかるーく拭ったら、買った当初のようなぴかぴかな状態に戻りました! よかった〜。
それにしても重曹はすごい!
友人に勧められても「興味ないしぃ」とか言ってたのですが、ある日なんとなく100均で買ってみたら、鍋の焦げ取りや茶渋取りはもちろん、ふきんを煮洗いするときや、そして洗顔にも使える!
聞きしに勝る使い勝手の良さだったので、今ではすっかり重曹ファンに。食用にもできるタイプを大袋で買ってます。恥ずかしながら食用の「ベーキングソーダ」と掃除に使える「重曹」は成分が違うものだと思っていました。アルミの調理道具の手入れにも使えたらいいのにー(変色してしまう……)。
掃除用に小分けしたぶんは、夫が以前に「缶がかわいかったから」と衝動買いしてきた派手なクッキー缶に。
毎晩寝る前にコンロや五徳を重曹で掃除するのが日課ですが、本当は掃除なんかしたくない。はやく寝たい。
でも、この青いクッキー缶を見ると「だめだ、掃除しよう」と自分を奮い立たせることができます。
その理由がこちらの写真。タイトルは「怠惰の悪魔」。
キリスト教の「七つの大罪」における「怠惰」の見本画のような夫。
一昨年の写真ですが、青い缶を見るたびこの夫の姿を思い出し、「ちゃんとしなきゃな……」と気が引き締まるのです。
クッキー缶を抱えてクッキーを食べている人も、ヤカンに自分を映して遊んでいる人と同じくらいばかみたいに見える。
この写真をブログに載せたことを知られたら夫に怒られそう。でも、だらしなさの境地でわたしはすごくお気に入りの写真なのです……。